Kanazawa Jazz Days

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ジャズを中心としたレコード/CD、登山/渓流釣り/ランニング、金沢の日々の暮らし

Ran Blake: Plays Solo Piano (1965) ESPのアルバムって

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ニューヨークで$15のレコード。ESP初期のモノラルプレス。入手したときは小躍りしたが、その後は放置。いかんなあ。

ESPのアルバムって、(ボクだけじゃないと思うが)基本、サックスがウギャーとか咆哮するレーベルのイメージ。こんな美しいピアノ・ソロがあるとは思わなかった。驚き(ESPには未聴在庫のボブ・ジェイムスがある、聴かなきゃ)。

ビル・エヴァンスに続くピアノ奏者って、ザイトリンとかフリードマンを思い浮かべる。特にザイトリンの60年代のアルバムは、その後の飛翔を予感させるような素晴らしさ。しかし、その後は割と安定飛行で、その後、キース・ジャレットの影に隠れた奏者のような、(本当は凄かったのかもしれないが、という意味で)残念な印象。

ボクはラン・ブレイクはノーマークだったのだけど、最近、その良さ、ある意味で現代的なピアノに惹かれはじめていた。今もその鋭角的な打鍵の良さを維持していて、(とても良い意味で)変わらない魅力を保っているように感じる。
多すぎない音数で強い打鍵が放つ閃光のような響き、過剰な残響を付加することなしに、ピアノが持つ深淵な空間を叩き出す。余分な残響の付加も一切無く、静寂を織り込んでいく、美しい。Green Dolphin Street もLonely Womanも、漆黒の輝きを与えられている。いや、すばらしいなあ。

 

Ran Blake Plays Solo Piano

Ran Blake Plays Solo Piano

 

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Ran Blake: Plays Solo Piano (1965, ESP Disk)
A1. Vanguard 3:30
A2. Stratusphunk 3:50
A3. Sleepy Time Gal 4:45
A4. Green Dolphin Street 2:45
A5. Eric 3:20
A6. There'll Be Some Changes Made 1:45
B1. Good Mornin Heartache 3:30
B2. Sister Tee 4:50
B3. Lonely Woman 5:00
B4. Birmingham, U.S.A. 4:25
Ran Blake(p)
Engineer: Art Crist
Recorded at Bell Sound Studios, May, 1965.

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