Kanazawa Jazz Days

Kanazawa Jazz Days

ジャズを中心としたレコード/CD、登山/渓流釣り/ランニング、金沢の日々の暮らし

Guitar Solos 3 (1979) 飯島晃のソロ音源4分40秒

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 仕事の多寡によるのか、気温の高低によるのか、あるいは湿度なのか、環境が変わると(なのかもわからないが)、聴いて愉しい音が変わってくる。先週末は時間に余裕があったので、米国で買い求めたLPレコード中心に聴いてみたが、どうも愉しくない。詰まらない時間になってしまい、困った。

ECMも少し違うような気がしている。しかし方向は正しい。となると乾いたようなimprovised musicではないかと憂鬱になった。

このアルバムはそんな思案をしている頃に届いた。improvised musicのギター・ソロ集。フレッド・フリスのコーディネート。聴いていて気がついたのは、自分のなかの基準がベイリーになっていて、そことの距離感で好き嫌いを判定していること。カイザー、ロウが良くて、チャドバーンがその次くらいか、ってのがそんな感じなので、まだ聴く期に至っていないなあ、が結論。ベイリーを聴けば良いのだから。

実は購入目的が飯島晃のソロ。残された音源が少なすぎる、のだ。コンボ・ラキアス(合計3CD)以外にあるのだろうか、高柳共演盤以外(誰か教えてください)。で、飯島晃の4:40は好みにピタっと嵌まった。コンボ・ラキアスのギターを抜き出した清澄な音空間に、僅かに歪みを与えたような、水墨画の仙人が釣竿さげているような微かな世界。その音に意識を集中する。飯島晃の音、ソロと出会えた悦びが溢れた。雑音に溢れた音盤の極く片隅、最後の曲4:40だった。

しばらく、ベイリーとコンボ・ラキアスを聴くことにしよう。

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Guitar Solos 3 (1979, Rift)
A1. Henry Kaiser Robert Louis Stevenson 3:32
A2. Henry Kaiser Dien Da 3:24
A3. Chip Handy Foreign Music 3:25
A4. Chip Handy Little Missy 1:55
A5. Chip Handy Total Babes 1:57
A6. Peter Cusack Whistling With Guitar Accompaniment 7:20
A7. Keith Rowe For A 7:20
B1. Fred Frith Alienated Industrial Seagulls Etc. 3:49
B2. Fred Frith Song Of River Nights 1:40
B3. Fred Frith Should Old Arthur 1:20
B4. Eugene Chadbourne Memories Of Hanover Lodge 4:10
B5. Eugene Chadbourne Memories Of Wildey Road 4:06
B6. Davey Williams Ezekiel 6:12
B7. Akira Iijima Coming No. 4 4:40

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