Kanazawa Jazz Days

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ジャズを中心としたレコード/CD、登山/渓流釣り/ランニング、金沢の日々の暮らし

Chick Corea in 1970-1971 トリオからサークルの時期

数日前、チック・コリアのThe sunを聴いて、サークルとの関係性について思いつきを書いたが、収録時期をみてみると、違うことが分かった。コリアはブレイとともに初期ECMの重要なpieceなのでメモ。

印象は印象なので訂正はしないが、1971年と思っていたコリアのサークルでの収録が1970年、それもThe Sunの前にある。

時系列で並べると以下の通り。The sunは単なるセッションのようだ。

またトリオ(コリア、ホランド、アルトシュル)からサークル(+ブラックストン)への段階的拡張かと思ったが、併走的のようにも思える。The Song Of Singingから、A.R.C.への質的な変換(より抽象性が高まる)は、ブラックストンとの共演からもたらされたのではないか、と、ふと感じた。この時点では、ブラックストンの方が「よりECMに親和的」な音を出していた、のである。

サークルの音源は3社から。ブルーノート(The Song Of Singingから時間的に近い、最も初期の音、1970年代末になってカスクーナが発掘)、CBSソニー(ドイツのライヴと最後のセッションのテープ買い)、ECM(両社の音源の中間、テープ買い)。

1970年

トリオ The Song Of Singing/ Circulus (Side A): April 7-8, 1970 
サークル Circulus(side-B-D): August 21, 1970
セッション The Sun: September 14, 1970
サークル Circle-1 Live In German Concert: November 28, 1970

1971年
トリオ A.R.C.: Jan. 11, 12 and 13, 1971
サークル Circle Paris - Concert: February 21, 1971
ソロ Piano Improvisations Vol. 1,2 : April 21 and 22, 1971
サークル Circle 2 Gathering: May 17, 1971

1972年のコリアとブラックストンはそれぞれ名作を。ホランドとアルトシュルはブラックストンと共演。

Return To Forever: February 2 & 3, 1972
Anthony Braxton – Town Hall 1972: May 22 1972