Kanazawa Jazz Days

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ジャズを中心としたレコード/CD、登山/渓流釣り/ランニング、金沢の日々の暮らし

Derek Bailey: To Play/The Blemish Sessions (2003) 際立つ弦の音の美しさ

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「話題の本」のなかで出てきたアルバム。デヴィッド・シルヴィアンの"Blemish"でのベイリーのテイクを別途アルバムにしたもの。

100年のジャズを聴く

100年のジャズを聴く

 

デヴィッド・シルヴィアンの"Brilliant Trees"は好みだったりするので、"Blemish"と一緒に注文。"Blemish"はまだ聴いていない。

 このアルバムのベイリーは、すこぶる好み。弦の音の美しさが際立っている、ように思える。同時期のバラード集と同じような音響で、美しい即興音楽。音の硬度がひりひりとした快感を呼ぶ。

別にフリージャズやインプロヴァイズド・ミュージックが聴きたい訳ではなく、思いがけないような「ある種の美」とか「ある種のグルーヴ」を感じることができる、から聴くのだ。そして、その認知過程で聴き手の内面に生じる作用、が楽しいのだ。

聴きながら、思い出したのはメシアンの鳥のカタログ、思いがけない形での美しさ、というか。

弦のゆさぶりの速さとその変化、ギターの胴での共鳴の多様さ、矢継ぎ早に出る音への認知の遅れがもたらす干渉縞、そんなものを味わう時間は豊か、だと思う。

 

Blemish

Blemish

 
To Play: the Blemish Sessions

To Play: the Blemish Sessions

 

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Derek Bailey: To Play/The Blemish Sessions (2003, Samadhisound)
1. Play 1 6:15
2. Play 2 4:29
3. Play 3 6:12
4. Play 4 3:27
5. Play 5 4:45
6. Play 6 3:11
7. Play 7 6:41
8. Play 8 8:27
Derek Bailey(g)
Design, Artwork by Chris Bigg
Photography by Jake Walters
Producer, Mixed by, Art Direction: David Sylvian
Recorded byToby Hrycek-Robinson
Recorded at The Moat, 2003.
Mixed at Samadhisound, 2006.