Kanazawa Jazz Days

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ジャズを中心としたレコード/CD、登山/渓流釣り/ランニング、金沢の日々の暮らし

Woody Shaw, Louis Hayes: The Tour Volume One (1976) 速度感溢れるソロが延々続く逸品そしてショウの子息のこと

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JOE氏のブログで知って軽く昂奮、した割には手配は最近。気が多く、あれこれ聴いていて忘れた。2枚のうち、一枚が届いた。

 以前アップしたのはショウとヘイズの相当コンボ、1977年の欧州ツアー。今回、同じHigh Noteからリリースされたのは、1976年のツアー。サックスだけ変わっていて、何とジュニア・クック。ちょっと想像がつかなかった。

聴くと、内容は期待以上の涙モノ。速度感溢れるソロが延々続く素晴らしい演奏。緊張感が全く途切れない。「恐れていた」ジュニア・クックもバンドに煽られて頑張っているじゃないか。とにかくヘイズのパルス状のドラムが手綱を緩めない。マシューズのピアノも滑るようにドライヴする。これは聴くしかない逸品。録音もまあまあ、1970年代の未発表としては、良い。

 

ところでクレジットで面白いことに気がついた。音源のプロデュースはウッディ・ショウ3世、そうコロンビアのアルバムWoody IIIで祝福されたショウの息子。35年くらい前の話。

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このショウの息子は、その後、母親に連れられて、デクスター・ゴードンのもとへ去る。1980年代のショウの悲劇の一発目。探すとウッディ・ショウ3世のサイトがあって、実父ショウ、義父ゴードンと紹介。今は、ウッディ・ショウ協会をやっていて、音源管理をしているみたい。サイトには未発表音源のダウンロード販売もアップされている(あらら)。

その昔(ホームページ全盛期)にウッディ・ショウ愛に溢れるサイトがあって、全盛期(コロンビア時代)のショウと、その後の落魄について泣かせる記事があった。上のアルバムWoody IIIを見て、今この子はどうしているのか、と。

今は40歳前後で、親父の偉業を称え、その音源プロデュースを生業としているようだ。

ザ・ツアーvol.1 1976 シュトゥットガルト [日本語帯・英文解説対訳付] [輸入CD]

ザ・ツアーvol.1 1976 シュトゥットガルト [日本語帯・英文解説対訳付] [輸入CD]

 

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Woody Shaw, Louis Hayes: The Tour Volume One (1976, HighNote)
1. The Moontrane 11:48
2. Obsequious 11:50
3. Book's Bossa 11:27
4. Ichi-Ban 9:59
5. Sun Bath 8:50
6. Invitation 10:22
Companies, etc.
Woody Shaw(tp, flh), Louis Hayes(ds), Junior Cook(ts), Ronnie Mathews(p), Stafford James (b),
Recorded live at the Liederhalle Mozartsaal, Stuttgart on March 22, 1976.