Kanazawa Jazz Days

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ジャズを中心としたレコード/CD、登山/渓流釣り/ランニング、金沢の日々の暮らし

(ECM2512) Theo Bleckmann: Elegy (2016) 久しぶりの金沢で、初期のPMGを彷彿とさせる

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 久しぶりの金沢で音楽を聴いている。いつの間にか梅雨に入ったのか、雨。こんな朝はECMを聴く気分、になる。ハワイから帰ってきたら、届いていたCDを聴く。

 

妙に、琴線に引っかかるのだ

Theo Bleckmann - Elegy - あうとわ~ど・ばうんど

これを読んで、ハワイに行く前に注文していたもの。

聴いてみると、やはり惹く、ものがある。何だろう。

ボクの場合は、彼のvoiceの質も勿論あるが、むしろ初期のPat Metheny Group、そうナナ・ヴァスコンセロスが入っていた頃を彷彿とさせるグループとしての緩いグルーヴ、低温の高揚感、そのあたりが妙に懐かしい。初期のPMGを聴きたくなった。ベン・モンダーやシェイ・マエストロも、まさにそんな雰囲気作りの真ん中に入っている感じ。

(追記:工藤さんの下記ブログもそこを言及していますね。)

だから器楽間(voiceも含め)のインタープレイ的なものよりはグループ表現に持って行かれる感じ。 

残念だったのは、米アヴァター・フェイバーの録音にもかかわらず、(多分)後付けの残響で音の鮮度が少なからず失われていること。Nonesuchとか、最近、気に入っているポール・ブレイのBSRリマスターのような、カラっとした音響空間のほうが、より清澄に彼らの音がきこえたと思う。voiceを中心とした絶妙の定位感なのに残念。

Elegy

Elegy

 

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(ECM2512) Theo Bleckmann: Elegy (2016)
1. Semblance (Theo Bleckmann) 1:31
2. Comedy Tonight (Stephen Sondheim) 4:16
3. Fields (Theo Bleckmann) 5:07
4. The Mission (Theo Bleckmann) 7:44
5. Littlefields (Theo Bleckmann) 1:58
6. Elegy (Theo Bleckmann) 6:44
7. To Be Shown To Monks At A Certain Temple (Theo Bleckmann, Words by Chiao Jan, Translated by J.P.Seaton, Sam Hamill) 4:32
8. Cortège (Theo Bleckmann) 2:04
9. Elegy, Var. (Theo Bleckmann) 0:57
10. Take My Life (Theo Bleckmann) 5:27
11. Wither (Theo Bleckmann) 5:33
12. Alate (Theo Bleckmann) 1:07
Theo Bleckmann(voice), Shai Maestro(p), Ben Monder(g), Chris Tordini(b), John Hollenbeck(ds)
Design: Sascha Kleis
Photograph: Caterina di Perri
Engineer: James A. Farber
Assistant engineer: Akihiro Nishimura
Producer: Manfred Eicher
Released: 27 Jan 2017
Recorded on January 2016, at Avatar Atudios, New York