Kanazawa Jazz Days

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ジャズを中心としたレコード/CD、登山/渓流釣り/ランニング、金沢の日々の暮らし

Cecil McBee: Mutima (1974) マクビーを聴け、という自作自演の楽しいアルバム

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いつだったかレコード屋で見かけて購入した一枚。何となく米盤が欲しい一枚だけど、安価だったので日本盤で。まあ、いいかな、とも思う。こんなアルバムまで日本盤でフォローされていた時代が、今となっては懐かしい。

「ロフト・ジャズ運動(?)」の後、India Navigationに吹き込まれた黒人奏者達のフリー(っぽい)ジャズをリアルタイムに聴いていたのは1970年代末。トリヴァーとかカウエルのStrata-Eastはその前の時期か。気になって何枚かレコードは入手したが、まだ良く聴いていない。マクビーのアルバムがあることは知らなかったが、これは入手して正解。面白い。

今にして聴けば、フリージャズ的と云うよりは当時の黒人音楽の空気のほうを強く感じる。だからファンク以前、ハービー・ハンコックのワーナー時代のアルバムと地続きなんだな、と思った。だから面白い。とにかく、マクビーが弾きまくる、弓も引きまくる、そんな濃厚な録音が続く。最後の曲では、電気ベースでグルーヴしてみせる。

ピアノのグンブスは、その後、ウッディ・ショウのバンドに出てくる奏者で好み。あまり前に出た出番はないのだけど、B面で聴かせるソロはいい。ホーン陣も脇役。マクビーを聴け、という自作自演の楽しいアルバムなのだ。

もう少しStrata-EastとIndia Navigationを聴こう。好物だなあ。まだ読んでいないガイド・ブックも読まなきゃ。

ガイドブックはコレ:

インディペンデント・ブラック・ジャズ・オブ・アメリカ

インディペンデント・ブラック・ジャズ・オブ・アメリカ

 
Mutima

Mutima

 

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Cecil McBee: Mutima (1974, Strata-East)
A1. From Within(Cecil McBee)11:21
A2. Voice Of The 7th Angel(Cecil McBee) 2:02
A3. Life Waves(Cecil McBee)9:13
B1. Mutima(Cecil McBee) 13:41
B2. A Feeling(Cecil McBee) 2:38
B3. Tulsa Black(Cecil McBee)6:10
Cecil McBee (b), Onaje Allen Gumbs(p), Jimmy Hopps, Allen Nelson(ds), Lawrence Killian, Michael Carvin, Jaboli Billy Hart(perc)
Allen Braufman(as), George Adams(ts, ss), Tex Allen(tp), Tex Allen(flh), Art Webb(fl),
Dee Dee Bridgewater(vo)
Recorded 5/8/74 at Minot Studios, White Plains, N.Y.

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