Kanazawa Jazz Days

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ジャズを中心としたレコード/CD、登山/渓流釣り/ランニング、金沢の日々の暮らし

本田竹曠, Mama T. : Misty (1971) 細かなことを圧倒する「何か」

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 まだパリ協定前の横田基地でのライヴ。ベトナム戦争の戦況はテト攻勢以降、思わしくなく、泥沼化していた頃だ。そんな基地でのライヴの臨場感、は日本のソレではない。録音はさほど良くないが、そんな細かなことを圧倒する「何か」がある。本田竹曠以前の古い世代(日野皓正が一番若い)のジャズ奏者は「キャンプ巡り」をして稼いだ話があるが、これが最後の時期ではなかろうか。

 歌い手は無名のジャズ・ブルース歌手。なかなかの迫力。それを支える本田竹曠のピアノは強靱ではあるが、響きは美しく、なかなか聴かせる。それにしても基地のクラブでのライブ録音を出した、トリオレコードも凄いな、と思う。脱帽。

 

ミスティ

ミスティ

 

 

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本田竹曠, Mama T. : Misty(1971, Trio records)
A1. Misty (E.Garner-J.Burke) 4:15
A2. Bridge over troubled water (P.Garnerr) 3:56
A3. But not for me (G.Gershwin-I.Gershwin) 3:00
A4. Bell (B.Tyree) 4:20
B1. Stormy Monday (T.B.Walker-A.Walker) 6:17
B2. I Love you more today than yesterday (P.Upton) 5:30
B3. For Once In My Life (R.Miller-O.Murden) 5:25
Mama T.(vo), 本田竹曠(p), 鈴木良雄(b), James Cheek (ds)
1971年12月 横田基地のクラブで録音

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