Kanazawa Jazz Days

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Kanazawa Jazz Days

ジャズを中心としたレコード/CD、登山/渓流釣り/ランニング、金沢の日々の暮らし

田中啓文: 聴いたら危険! ジャズ入門 (2012, アスキー新書) 音源評サイトを追記

田中啓文さんの音源評サイト(実にコレが面白いし、役に立つ?)をtwitterで保存したが駄目ですね。アーカイヴ的には頼りにならない。探すのに、随分と時間がかかってしまった。ということで、ここにメモを貼っておくことにする。 探すのに、随分時間がかかってしまった。

 

 [2017-02-01記事] 読んだらもっと危険

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 大阪への出張途中で読んだ。この1年くらいFree系の奏者はマメにフォローし、30年以上の空白を埋めつつあるような感覚だった。しかし、それが大いなる誤解だということが分かった。

 実に面白い本で嗜好も、ノイズ系を除き、かなりフィットする絶好のガイド本。惹句が「聴いたら危険! 」なんだけど、いやいや「読んだらもっと危険」。要チェックの頁に折り目をつけたら、随分、本が厚くなってしまった。やれやれ。

 

[2017-01-28記事] 買ったら危険

  初見の本ではない。多分、空港とか駅の新書コーナーで見たような気がする。申し訳ないのだけど、ボクは田中啓文という作家は知らない。間違いなく、タイトルを見て、カインド・オブ・ブルー、ポートレート・イン・ジャズ、ブルー・トレインかなんかが散りばめてあって、20ページに一カ所「ジャズの豆知識」が書いてある、本じゃないか、と思ったに違いない。手にも取っていない。

 SNSでのやりとりで、この作者が結構嗜好が似ている作家だと知って、この本を注文してみた。なんと嗜好が似ている、なんてことはなくて、遙かに過激で、ほぼほぼ「フリー・ジャズ」の奏者・ディスク紹介本。それも、死者中心ではなく(死者も混じっているが)、現役中心の紹介で実に面白い。ああ、早く気がつけばよかった。記憶力の減退もあって、なかなか新しい奏者を憶えることができないので助かる。ちゃんと分かるようなタイトル付けが必要じゃないかなあ。

 著者も同世代(ボクより少し若い)で何となく通底するものがあって、楽しい。彼が高校生のとき聴いた山下洋輔Hot menu、ボクは大学1年だったのだ。1979年。

 だけど入門書と間違えて買った人、多かろうと思うが大丈夫だろうか。心配になってしまう。一番目に紹介されるのがペーター・ブレッツマンだからねえ。あり得ない!

 三十数年前、ジャズを聴きはじめたボクが買った本が、こんな偏った本じゃなくて良かった、と思った。あれ、褒めてんだか、貶してるんだか、すみません。続編で、もっと網羅的なものお願いします。勿論、フリー・インプロヴァイズッド系で。