Kanazawa Jazz Days

Kanazawa Jazz Days

ジャズを中心としたレコード/CD、登山/渓流釣り/ランニング、金沢の日々の暮らし

菊地雅章の客演アルバム: 渡辺貞夫、ギル・エヴァンスそしてポール・モチアン

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(Gil Evans: Live at the Public theater vol.1)

 

 好天の夏風邪。安静にせねばならないことで、この時間を使って、懸案だった菊地雅章ディスコグラフィーの整理を行っている。

 

 今度は客演編。驚いたのは初期の渡辺貞夫の怒濤のリリース。ボッサ・ノヴァ・ブームに乗って1966年から1968年にかけて、凄まじい数のアルバムが出ている。その数は10枚を超える。演奏も案外面白いだろうな、って思うのだけど、今のところ手は出していない。ドラムが富樫雅彦、これも興味を引くのだけど。これをまとめるにあたって、渡辺貞夫の公式サイトを参考にしたのだけど、よく出来ていて、記録的な価値が大きい。それにしても、ほぼ半世紀に渡って活動を続けるエネルギーは凄い。

 ボクにとって思い出深いのは、ギル・エヴァンスのパブリック・シアターでのライヴ。ギルの数多いアルバムの中でも名盤中の名盤に菊地雅章が出ている。またこの時期(1970年代後半)は、彼にとっての高揚期に違いなく、渡米後数年で、隠遁したマイルスのセッション(コリエルとは演っているが、マイルスはトラックに入っていない)に参加したと云われる時期だ。

 その高揚感をもってススト(1981)を完成させたのだろうが、その後の低調な時代が長い。客演アルバムも1981年から1997年の間、空いている。本当だろうか。リーダ作は1989年あたりから復活しているのだけど。

 晩年に入って素晴らしいのは、モチアンとの数々のアルバム。確かにジャズの先端に彼も座っていたのだなあ、と分かるような若手とのセッション。まだまだ、あのレーベルにはテープがあるのではないだろうか。

 

現時点で把握しているアルバムは以下の通り。誤記、追加情報があればコメント、あるいはTwitterのメッセージへ (お願いします)。

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1. 穐吉敏子& Charlie Mariano: East & west (1963)
2. 銀巴里セッション (1963) LP
3. 渡辺貞夫: Jazz & bossa (1966)
4. 渡辺貞夫: Bossa nova '67 (1967)
5. 渡辺貞夫: My romance (1967)
6. 渡辺貞夫: Jazz samba (1967)
7. 渡辺貞夫: Bossa beat collection (1967)
8. 渡辺貞夫&Charlie Mariano: Nabesada & Charlie (1967)
9. 渡辺貞夫&Charlie Mariano: Iberian waltz (1967)
10. 渡辺貞夫: Bossa nova concert (1967)
11. 渡辺貞夫: The girl from Ipanema(1967)
12. 渡辺貞夫: Music Break (1967)
13. Swing journal all stars(1967-68)
14. 渡辺貞夫&Charlie Mariano: We got a new bag (1968)
15. Eddie Daniels, 日野皓正: This is new (1968)
16. 前田憲男: Exciting jazz spirit (1968)
17. 日野皓正: Feelin' good (1968)
18. 渡辺貞夫: Song book (1969) LP
19. Sensational Jazz '70: Vol. 1/2 (1970)
20. 渡辺貞夫: Paysages (1971) LP
21. Mal Waldron: Mal Live 4 to 1 at S.J jazz workshop (1971) LP
22. 富樫雅彦: Song for myself (1974) LP
23. 峰厚介: Out of chaos (1974) CD
24. 大野俊三: Something's comming(1975) CD
25. Gil Evans: Live at the Royal festival hall (1978)
26. The Rest Of Gil Evans live at the Royal festival hall London 1978 (1978) LP
27. ジョージ大塚: Maracaibo cornpone (1978) LP
28. Al Foster: Mixed roots (1978)
29. Steve Grossman: Perspective (1979)
30. Gil Evans: Live at the Public theater vol.1 (1980) LP
31. Gil Evans: Live at the Public theater vol.2 (1980) LP
32. 日野皓正: Daydream (1980)
33. 日野皓正: Double raibow (1981) LP
34. MATO: Tribe / Drifting (1996) 12inch
35. 日野皓正: Off the coast (1997) CD
36. Paul Motian Trio 2000 + One (1997) CD
37. Helen Merrill: You and the Night and the Music (1998)
38. Paul Motian Trio 2000 + One – On Broadway Vol.4 (2005) CD
39. Paul Motian Trio 2000 + Two – On Broadway Vol. 5 (2005) CD
40. Paul Motian Trio 2000 + Two – Live At The Village Vanguard Vol 1 (2006) CD
41. Paul Motian Trio 2000 + Two – Live At The Village Vanguard Vol II (2006) CD
42. Paul Motian Trio 2000 + Two – Live At The Village Vanguard Volume III (2006) CD

末尾のCD,LPは保有情