Kanazawa Jazz Days

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(ECM 1072) Gary Burton: Dreams So Real - Music Of Carla Bley (1975) 今の音、昔の音

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 今の音、昔の音が入り乱れたアルバム。全体的にはその後のパット・メセニー・グループやバートン自身のアルバムの音の比率が高い。1960年代を引きずるジャズ・ロック的は味は、大分減ってきた。彼らがすすめていたジャズ・ロックを今聴くと、ちょっと耐えられないくらい古くさく、劣化しているように感じる。所謂フュージョンの源流であろうが、消化・昇華されない音、に留まったからだと思う。

 このアルバムでも、Freeの味(オーネット風)が入ったり、ジャズ・ロックの味が入ったりするが、やや抑え気味に耽美的な音を奏でるときが一番美味しい。カーラの曲が持つそのような側面が、ヴィブラフォンやギターの金属的な音と上手く整合している。いいなあと思う演奏と、そうでもないものが混じるが、まあまあかなあというアルバム。今だと耽美一色なので、逆にカーラの曲、バートンの演奏の様々な側面を聴くことができる、という意味では悪くない。

 ブログの引っ越しで、体裁が崩れたりしているが、再びECMを聴きはじめようかと思っている。やはりHatenaのほうが、アーカイヴ性が高いのでいい。録音技師、スタジオ、レイアウト、プロデューサなんかをタグにすると、いいかも、とかね。

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(ECM 1072) Gary Burton: Dreams So Real - Music Of Carla Bley (1975)
A1. Dreams So Real 6:21
A2. Ictus / Syndrome 10:24
A3. Jesus Maria 3:46
B1. Vox Humana 7:01
B2. Doctor 4:12
B3. Intermission Music 6:30
Composer: Carla Bley
Gary Burton (vib), Pat Metheny(12 strings g), Mick Goodrick(g), Steve Swallow (b), Bob Moses(ds)
Layout: Dieter Bonhorst
Photograph [Cover Photo] : Rainer Kiedrowski
Photograph[Photos] : Roberto Massotti
Engineer: Martin Wieland
Producer: Manfred Eicher
Recorded Dec. 75 at Studio Bauer

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