Kanazawa Jazz Days

Kanazawa Jazz Days

ジャズを中心としたレコード/CD、登山/渓流釣り/ランニング、金沢の日々の暮らし

(ECM1031) Terje Rypdal: What Comes After(1973) 麻薬性のある音

 実は1週間以上、ターンテーブルの上に載っているような気がする。麻薬性が強くて、何回も聴きたくなるのだけど、終わってから文章にする気にならなかった。

 リピダルは村井さんのディスク紹介本で知ったOdysseyが聴きはじめ。ロックに近いディストーションの効いた音なのだけど、トロンボーンを含めた、ミニマル的なビートが効いた、不思議なトリップ感がある、そんな感じ。これは、そのような後年のリピダルと前作のマクラフリン・ホランド的(マイルスバンドのビート)リピダルの中間的な感じ。電気ベースのビートで始まるのだけど、静謐な音もあり、って感じ。バーレ・フィリップスのベースが独特の味わいを加えていて、ジャズともロックとも云えない、ジャンルや境界を超えた、不思議な音を奏で続けている。今のECMに足りないのは、こんな感じだよな、って思う。

youtu.be

関連記事:

 

--------------------------------------------------

[ECM1031]Terje Rypdal: What Comes After(1973)
A1. Bend It (Terje Rypdal) 9:52
A2. Yearning (Terje Rypdal) 3:21
A3. Icing (Jon Christensen, Terje Rypdal) 7:48
B1. What Comes After (Terje Rypdal) 10:59
B2. Sejours (Barre Phillips) 3:51
B3. Back Of J. (Barre Phillips) 4:17
Terje Rypdal(g,fl), Barre Phillips (b, Piccolo-b), Sveinung Hovensjo(el-b), Erik Niord Larsen(oboe, English-horn), Jon Christensen(ds,org)
Design, Photograph[Cover Photo]: Frieder Grindler
Engineer: Jan Erik Kongshaug
Producer: Manfred Eicher
Released:1974
Recorded on August 7 and 8, 1973 at Arne Bendiksen Studio, Oslo.

ジャケットにLC番号が入っているので、後年のもの