Kanazawa Jazz Days

Kanazawa Jazz Days

ジャズを中心としたレコード/CD、登山/渓流釣り/ランニング、金沢の日々の暮らし

浅川マキ:東京挽歌・アーメンジロー(1967)寺山修司以前のシングル盤

 遅ればせながらのファンで、浅川マキのLPレコードを随分と買った。1970年代のものは簡単に揃って、1980年代後半以降のものは難しい。要は、あまり流通していない様子。また、このデビューシングル、寺山修司との出会い前、もなかなか出ない1枚。コレクターでもないのだけど、やはり欲しくなってオークションで落とした。

 面白いのは、B面のアーメンジロー。浅川マキの作詞。完全に歌謡曲の世界の中にいるのだけど、歌詞は後年のものと同じ空気で溢れている。独りぼっち、港、不幸な生い立ち、船乗り、死。なんともやるせない空気。彼女の「芸風」が最初から確たるモノであった、ということを知らしめる一枚、のようだ。聴いてみても、まったく違和感はなかった。面白い。