Kanazawa Jazz Days

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ジャズを中心としたレコード/CD、登山/渓流釣り/ランニング、金沢の日々の暮らし

Miles Davis & Bill Laswell: Panthalassa (1998) 昨日がマイルスの命日だったのか

Miles Davis & Bill Laswell: Panthalassa (1998, Columbia)
   -- The Music Of Miles Davis 1969-1974
   1. In A Silent Way / Shhh / Peaceful / It's About Time
   2. Black Satin / What If / Agharta Preude Dub
   3. Rated X / Billy Preston
   4. He Loved Him Madly

 昨日がマイルスの命日だったのか。知らなかった。気にもしていなかったのだけど。知らずに連日マイルスのことを書いている因縁に驚いてしまった。(武満徹の「怪談」を聴いて、少し臆病になっているので、つい因縁とか...)

 因縁ついでにもう一枚、好きなアルバムを紹介したい。これは、1998年に、すなわちマイルスの死後、ビル・ラザウェルが電化時代のマイルスの音源をremixしたもの。In a silent wayからOn the cornerやGet up with itあたりまでの、比較的キツイ曲を再構成している。ワーナーに移るまでのマイルスのアルバムは、テオ・マセロが構成していたのは良く知られる話し。要はテオ・マセロの代わりにビル・ラザウェルが構成しただけの話し。だから、マイルスの音楽であることは、何にも損なわれていない。ビル・ラズウェルが如何にマイルスをリスペクトしているか、よく分かる仕上がりになっている。

 もう一つ。電化マイルスはリズムの強烈さが強調されることが多いのだけど、マイルスのトランペットの魅力を改めて際だたせているのだ。オリジナルのLPレコードを聴くと、混沌とした音場のパーツのような感じ。特にOn the cornerなんかそう。このremix盤 Panthalassaの魅力は、音の整理が随分出来ていて、リズムの線とか、楽器のソロとかが綺麗に浮き上がっていること。過激な印象は抑えられて、むしろグルーヴが見えるような感じ。

マイルス週のようになったのだけど、まあこんな週もあってもいいかな。

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風のようになった音楽だからBGMのように聴いてください。