Kanazawa Jazz Days

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ジャズを中心としたレコード/CD、登山/渓流釣り/ランニング、金沢の日々の暮らし

Lyubov Bruk & Mark Taimanov: Great Pianist of the 20th Century vol.15 テキトウな買い物で手にしたが


Lyubov Bruk & Mark Taimanov: Great Pianist of the 20th Century vol.15

Disc: 1   Rachmaninoff 集
1. Suite No. 1 For Two Pianos In G Minor, Op. 5: 1. Barcarole
2. Suite No. 1 For Two Pianos In G Minor, Op. 5: 2. And Night, And Love
3. Suite No. 1 For Two Pianos In G Minor, Op. 5: 3. Tears
4. Suite No. 1 For Two Pianos In G Minor, Op. 5: 4. Russian Easter
5. Suit No. 2 For Two Pianos, Op. 23 'Silhouettes': 1. Le Savant
6. Suit No. 2 For Two Pianos, Op. 23 'Silhouettes': 2. La Coquette
7. Suit No. 2 For Two Pianos, Op. 23 'Silhouettes': 3. Polichinelle
8. Suit No. 2 For Two Pianos, Op. 23 'Silhouettes': 4. Le Reveur
9. Suit No. 2 For Two Pianos, Op. 23 'Silhouettes': 5. La Danseuse
 10. Suite No. 1 For Two Pianos, Op. 15: 1. Romance
 11. Suite No. 1 For Two Pianos, Op. 15: 2. Valse
 12. Suite No. 1 For Two Pianos, Op. 15: 3. Polonaise
 13. Suite No. 2 For Two Pianos, Op. 17: 1. Prelude
 14. Suite No. 2 For Two Pianos, Op. 17: 2. Valse
 15. Suite No. 2 For Two Pianos, Op. 17: 3. Romance
 16. Suite No. 2 For Two Pianos, Op. 17: 4. Tarantella
 17. Duettino Concertante
Disc: 2
1. Concerto For Two Pianos In D Minor: 1. Allegro Ma Non Troppo (Poulenc)
2. Concerto For Two Pianos In D Minor: 2. Larghetto
3. Concerto For Two Pianos In D Minor: 3. Finale
4. Scaramouche, Suite For Two Pianos, Op. 165b: 1. Vif (Milhaud)
5. Scaramouche, Suite For Two Pianos, Op. 165b: 2. Modere
6. Scaramouche, Suite For Two Pianos, Op. 165b: 3. Brazileira
7. Sonata For Two Pianos: 1. Prologue (Poulenc)
8. Sonata For Two Pianos: 2. Allegro Molto
9. Sonata For Two Pianos: 3. Andante Lirico
 10. Sonata For Two Pianos: 4. Epilogue
 11. Rondo For Two Pianos In C, Op. 73 (Chopin)
 12. Concerto For Two Pianos In E Flat, KV 365: 1. Allegro (Mozart)
 13. Concerto For Two Pianos In E Flat, KV 365: 2. Andante
 14. Concerto For Two Pianos In E Flat, KV 365: 3. Rondo. Allegro

1959-1968年に録音

相変わらずクラシック、特にピアノ曲は聴き続けている。ジャズを聴き始めた30年前と同じような静かな熱狂のような感覚が楽しい。加齢にともなう記憶力の低下がこれほど哀しい、とは思わなかったけど。演奏者名や曲名がなかなか覚えられない。ジャズは主に米系の演奏者だから覚えやすいしね。特にロシア系の演奏者は覚えられない。

そもそもクラシックに関する知識なんかないので、教えて貰ったり、本を読んだり、趣味のあいそうなブログ記事を読んだり、そして無暗矢鱈に店で買いあさったりしてカンをつけているところ。だから記憶力の低下には手を焼いている。

これは11月はじめの御茶の水ディスクユニオンでの購入品なのだけど、ようやく聴きはじめたもの。11月に入ってから金澤をあけることが多く,なかなか音楽を聴く時間も集中的にとれていない。この偉大な20世紀のピアニストシリーズはとても素晴らしくて、複数のレーベルにまたがる名演,それも入手困難なテイクを多く含んでいるので、とてもお買い得なオムニバス。そんな訳で、御茶ノ水にでかけたらいつも何枚か購入している。そのなかで何枚かは当たっていて、気持ちの良い出会いがいつもある。そんな期待で、Lyubov Bruk & Mark Taimanovというピアノデュオを聴いてみた。勿論,どんな人達だか分からない。どこの国?いつごろの人?という状態。一枚目はラフマニノフのデュオ曲集。二枚目はプーランクやミヨーなども入っていて、聴いてみたくなったので手にしたのだ。

ジャズではピアノデュオは余興的な演奏が多くて、煩い割に音は退屈。30年前に大阪でみたチック・コリアハービー・ハンコックのテデュオをみて思ったし、その後も考えは変わっていない。クラシックでも避けていたのだけど、幾つか聴く機会があって考えが変わった。作曲行為がしっかり入っているので、音の組み立てが精緻で聴いていて面白い。音の色が増えて、彩度があがる感じで楽しい録音が多い。そんな訳で躊躇なく手にした。

ちなみに調べてみるとLyubov Bruk(1926-1996) & Mark Taimanov(1926-)はソヴィエトの夫婦デュオ。1970年代はじめに離婚?でデュオも解散とのこと。旦那のMark Taimanovはチェスプレイヤーとして著名みたいで、wikiの記載もそちらが中心。ふーん。旧ソヴィエトでの活動が中心だったみたいでamazon.comにも、このCDしか掲載されていない。

聴いてみると一枚目のラフマニノフのデュオ曲集にいきなり掴まれてしまった。ゲンリヒ・ネイガウスのスクリャービンやプロコフィエフの曲と同じく,陰翳を強く感じさせられると弱いのだ。ロシアのピアニストや曲に弱いことが、とてもはっきりしてきた。こんな曲を聴いていると、どこまでも沈殿しそうになってしまう。

http://www.youtube.com/watch?v=_fda-h65ueI&feature=related

二枚目のプーランクの協奏曲も粒度の高い綺麗な音がどんどん流れていく。気持ちがよい。ミヨーのピアノ曲も含めて、先入観のせいか、なんかフランスの現代曲には聴こえないのだけど。だけど、その冷たい温度感が気持ちにぴったりきている。天気の良い朝なので、走ろうと思っていたのだけど、なかなか家を出られなくなってしまった。嬉しい困った状態。

それでも、そろそろ走らなきゃ。