Kanazawa Jazz Days

Kanazawa Jazz Days

ジャズを中心としたレコード/CD、登山/渓流釣り/ランニング、金沢の日々の暮らし

Paul Bley & Niels-Henning ?rsted Pedersen(1973) 冬めがけて早足の雨降りの朝に聴いたDuo


Paul Bley & Niels-Henning Ørsted Pedersen(Steeple chase)
A-1. Meeting (Paul Bley)
A-2. Mating of Urgency (Paul Bley)
A-3. Carla (Paul Bley)
A-4. Olhos de Gato (Carla Bley)   
B-1. Paradise Island (Paul Bley)
B-2. Upstairs (Paul Bley)   
B-3. Later (Paul Bley)
B-4. Summer (Paul Bley)
B-5. Gesture Without Plot (Annette Peacock)
Paul Bley(p), Niels-Henning Ørsted Pedersen(b)
1973年録音

今朝の金澤は昨日に続いて雨。素敵な感じで薄い雲が張り詰められていて、少し天蓋がのぞきそうな感じが蚊帳のなかにいるような感じ。だから今朝も空をみたくて歩いて出勤した。気持ちよし。

冬が近づくと気分がよくなる。夏は、暑さが苦手だし、夜が明けると寝ていることができないから。今、日々、よく眠れるようになる感じが気持ち良い。昨夜もよく眠り、薄明るくなる頃に目覚めた。

昨夜は沢山届いたクラシックのCDを聴いていたので、今朝はジャズ。Jazz会でかけなかったDuoのLPを棚から取り出した。Paul Bley(p)とNiels-Henning Ørsted Pedersen(b)のDuoで、昨日のChet Bakerと同じSteeple Chase(デンマーク)の産。このレーベルは欧州の割には、比較的米レーベルに近い演奏の雰囲気を持っていて、ほんの少し欧州の香りが振りかけてあるような感じ。だから米ジャズのカラーが比較的濃い。ベースのNiels-Henning Ørsted Pedersenもそんなレーベル色によくあったデンマークの人で、Paul Bleyよりは余程しっかりジャズの味を出すのである。

昨日の記事に書いたのだけど、Paul Bleyは「ハズレ」のアルバムを随分買った。例外はこの Niels-Henning Ørsted PedersenとのDuo。Pedersenがセッションの底が抜けないように、しっかりジャズのビートを打っているのである。だからBleyがふわふわしても、それなりに聴かせているし、なんとなくイイ線に押さえ込んでいるのではないか。

このアルバムは、やはり欧州レーベルなので録音の良さもあり、Bleyのひんやりとしたピアノを良くとらえているし、Pedersenもベースの響きも丁度良し。小難しいコトを表現したがる割には気持ち良いオトが少ないBleyにしては、ジャズとして案外聴かせる盤になっている。だから気に留めているのである。タマに聴くと、いいよ。

このアルバムについていた解説でもそうだし(日本盤なのです)、巷のガイドでもPaul Bleyというとエロチックなピアノというけど、あまりそうは感じない。しかしながら心根がちょっとヤラシイ。LPの曲構成なんだけど、A面の最後が前の前のパートナー(Carla Bley)の曲が、B面の最後が前のパートナー(Annette Peacock)の曲。どんな含意なんやろね。1970年代はじめの空気なのだろうね。

最近はクラシックのLP/CDを怒涛にように入手し聴いているのだけど、同時にジャズのLPも沢山増えていて、ジャズもちゃんと聴かないとなあ、と思う今日この頃なのであります。