Kanazawa Jazz Days

Kanazawa Jazz Days

ジャズを中心としたレコード/CD、登山/渓流釣り/ランニング、金沢の日々の暮らし

白山連峰・別山(2339m):快感追求で選んだコースだけど,独り登る山でブナに迎えられ,雲を朋に


チブリ尾根の避難小屋のうえには,夏の表情を残した雲が広がっていた.もう夏休み気分はお仕舞いにしなきゃいけないのだけどね.

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急に思い立って,白山の南方の稜線にある別山(2399m)に登った.

沢山歩きたかったし,沢山登りたかった.そんな時もあるもんだ.ボクの気分なんて,畢竟,脳内化学変化の累算に過ぎない訳だから,気分を変えたければ身体活動で直接的な化学反応を惹起すればよいと思っている.他人からはストイックとか,M的とか云われるのだが,そんなことはない.とても快楽的,享楽的なのである.快感に資する脳内物質が分泌されているコトを,はっきりと感じるのだから.遊びで長距離を走るときもそう.大船から小田原まで海岸沿いに走ったときも,もう酒匂川を渡って小田原城下にはいると気持ちよくてメロメロなのだ.独りで登る登山も,独りだからそこまで追い込むことが出来るのだ.南竜分岐からの小走りでの下りでメロメロ.だから,今宵はまだハイ.

そんなボクには正しい動機で,日帰りで相応(というか,よりきつい負荷)の場所を選ぶと,今回のルートが想起できた.別当出合からの白山は,登り・下りともに1400mくらいだから,だいたい丁度かな,という感じ.

市ノ瀬(標高800mくらい)==チブリ尾根==>別山(2399m)===>南竜ヶ馬場(2000mくらい)==>南竜分岐==砂防新道==>別当出合(標高1300mくらい):標高差累計は登り1900m,下り1500m

(ちなみに,ガイドブックは逆ルートで一泊)

登山記録は以下の通り:

6:30 市ノ瀬,9:30 チブリ尾根の避難小屋,10:30 別山着,11:00 別山発 13:00 南竜分岐 14:10 別当出合

休憩を含めて7時間40分の軽快な登山だった.

もう少しトレーニングをして,日帰りの白山・別山縦走もいいなあ,と思った.(馬鹿だけどね)

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動機はともかく,思った以上に素晴らしい登山となった.チブリ尾根がすっかり気に入ってしまった.森林限界まで広がるブナの森,しっかり固めてあるが必要以上に手が入っていない登山道,尾根上部に広がる池塘,とりわけ登山者が極端に少ないことが嬉しかった.尾根上で出会ったのは10人足らず.大渋滞の砂防新道とは大違い.それなりに厳しい登りではあるのだけど,不思議なブナの匂いに魅了されながらの登りは楽しかった.お香のような匂いまでしたのだけど,なんだろうな?

チブリ尾根尾根上部からは雲が沸き,ボクの上や下の雲を朋友とし,その表情をみながらの歩きはとても楽しかった.あとは写真を貼り付けておくのでどうぞ:

ブナの森に日が差し始めた朝

ボクの上にも下にも雲があり,時々刻々変わる表情を眺め続けた