Kanazawa Jazz Days

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ジャズを中心としたレコード/CD、登山/渓流釣り/ランニング、金沢の日々の暮らし

Martha Argerich: Ravel- Gaspard De La Nuit, Sonatine, etc (1974) まだまだMcIntoshのこと


Martha Argerich: Ravel- Gaspard De La Nuit,  Sonatine, etc(DG)
 1974年録音 

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今日は雨.梅雨入りしたあとの薄暗い空のなかに様々な雲の透かし絵のような文様が浮かんだり,流れたりすることを眺めながら過ごす時間が好きだ.だから全く鬱陶しい気持ちにはならなくて,あれこれ考えたり,ぼおっとしたり,意味もなくそわそわしたりしている.ボクが好きな雨の日なのだから.そんな日もあれば,昨日の朝は晴れていて,7kmばかり犀川沿いを走った.犀奥にみえる加越国境の山稜には白い夏雲が頼りなく沸いていて,夏の始まりを少し感じさせた.犀川におりるとき通るのは長良坂.坂半ばのお地蔵様には手向ける方がおられ,額紫陽花や菊が供えられていた.線香の匂いが坂に満ちていた.晴れれば,そんな朝が楽しい.

そんな些細なことに胸ときめいたり,先日やってきたMcIntoshとの付き合いに胸焦がしたりしている.頂戴したメインアンプとプリアンプの接続ケーブルの痛みが強く,なんかガリ音が出る.モノには金をあまり使わないのだけど,BELDEN  8412なるケーブルを注文.翌日には届いた.これを使って少しヘンなガリ音はなくなった.まあ,それでもプリアンプ起因のようなヘンな雑音は残っていてるのだが,とりあえず良しかなあ,とハードルの低さには自分でも驚いてしまう.音そのものは気持ちい感じなのだから.


BELDEN  8412(送料込みで5200円)

昨日はLPレコード:The Duke plays Ellingtonを聴いていた,今日はディジタル音源だけど,古い録音.知人から紹介されたMartha Argerich演奏のRavel集. Gaspard De La Nuit,  Sonatineなどなど1974年の演奏.右手が紡ぐ粒状の音の外形が綺麗に浮かび上がる.音そのものが気持ちにしっくりくる.

ボクはクラシックについては語る言葉がないのだけど,作曲の妙なのか演奏の妙なのか,ボク的に定かではないある種のオーラを感じさせる音の連鎖.光と翳が細かく畳み込まれていくような粒状の音.かなり参ってしまった,のだ.そういう訳で,胸が痛くなるような演奏,というモノがあることを知ってしまった,ここ1週間なのである. これがMartha Argerichの演奏に対する恋情なのか?,ボクには全くわからなくて不思議な気持ちになっているのである.