Kanazawa Jazz Days

Kanazawa Jazz Days

ジャズを中心としたレコード/CD、登山/渓流釣り/ランニング、金沢の日々の暮らし

米国・Boston「Looney Tunes」: バークリー音楽院裏の中古レコード屋のこと


看板がシンプルでいい.「レコード,新品,中古,珍品,買い,売り....」

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昨日はディスクユニオンの中古CDについて買いたので,その続きということで.

国内外にかかわらず出かけたときは本屋(新刊,古書問わず)とかレコード屋(死語だけど,CD屋という語彙がピンとこない)に入って時間を過ごすことが好きだ.あんまり気乗りしない米国出張の楽しみもやっぱり本屋とかレコード屋なのだけど,近年はネットショップの影響か随分減ってきているような気がする.米国の本屋といえばYou've Got Mailなんて映画があったけど,大型店ともども絶滅過程なんでしょうね.

先般行ってきたAnaheimは砂漠のような街なので論外としても,米国ではどんな街でもいい感じの中古レコード店と行き当たることが多い.とても楽しい.昨年の夏の米国は大好きなBostonだったので,食べることも楽しく,呑むことも楽しく,知った店を訪ねるのも楽しかった.2000年の所謂ITバブルの頃,前後数年,仕事で毎月のように行っていたから街のツボを少々知っているのだ.

ボクがBostonで出かける中古レコード屋,その名はLooney Tunes.バッグス・バニー(Bugs Bunny)が出てくる懐かしいアニメと同じ名だが,店の面構えは70年代Electric Milesが目線を切っている強面(懐かしいポスター).昨年6月,何年か振りに出かけた.Coplay Placeの先,Boylston streetに面しており,かの有名なバークリー音楽大学横に薄汚い(ゴメン)店を構えており,見逃しやすい.中古LP,CDを在庫で,どちらかというとLP主体.だから本当にCDじゃなくて「中古レコード屋」.
 
 


中古CDはだいたい$7.99/枚(.99って何だ?),Woody Shawのレア盤(2枚組)のみ$19.99.(アマゾンでは6000円を超えていた).日本でも手に入るのだろうが,あまりみかけない,ぐぐっと引きが あるものを中心に購入した.なんとなく,こんな感じのCDがころがっている店って嬉しいなあ.日本とCDの傾向が違うので,その空気が面白いし楽しめる.

(1)Cameron Brown "Here and now (Omni tone, 2003)"
透明なこえでマイナな雰囲気をかもしだすシェイラジョーダンとの共演.
(2) Cornell Dupree "Unclefunky (KOKO,1992)"
Cornel Dupree(g), Will Lee(b), Richard Tee(pf), Steve Greenfield(sax), Eric Parker(drs) NYCのライブ.
(3)Woody Shaw "Concert Ensemble"と"The Iron Men"の70年代Muse盤2枚のカップリング(2枚).もう期待に違わずのストレートなラッパに時間を忘れる.
(4)Eric Kloss "Sky Shadows (prestige,1968)"と"In the land of giants (prestige,1969)"のカップリング(1枚).その昔,嫁さんに射殺されたEddie Jeffersonという歌手の歌伴(Muse盤のライブ)が良かった,案外好きなアルト.期待の出来.
(5)Geri Allen "The life of a song (TELARC,2004)"
Geri Allen (p), Dave Holland (b), Jack DeJohnette (ds)
きらっと光る才のある硬質ピアノだけど,買ったわりに今まであまり聞き込む盤がない(なぜだろう).というわけで,期待買い.
(6)Hal Galper "Live at Port Townsend '91 (Double time records, 1991)"
これも期待買い.ちょっと音数の多いひとでしたが,日野皓正をサイドにした70年代のEnja盤がそこそこ良かったので,もう一枚.演奏写真は70年代から相変わらずのアフロヘア+口ひげ.音数を減らした落ち着いた曲を狙ったのは,もうスカスカ.やっぱり音数でしか勝負できないようで,アップテ ンポのうるさい曲だけライブでも受けていた.


来年はなんとかNYCに行って,中古レコード屋巡りをしたいなあ,と思う今日この頃なのです.