Kanazawa Jazz Days

Kanazawa Jazz Days

ジャズを中心としたレコード/CD、登山/渓流釣り/ランニング、金沢の日々の暮らし

Gary Peacock: Just So Happens (1994) 元祖尖ったベーシストなんだけど徒然に


Just So Happens (post cards)
Gary Peacock (b) & Bill Frisell (g)
1994年録音 米amazonで試聴可

youtu.be

itun.es

時期とかメンバーとのみると,なんとなく独ECMっぽいジャズなのだが,米post cardsから出ていた.どんなレーベルか来歴は知らないのだが,ポツポツ品のいいアルバムを出していたような記憶がある.Alan PasquaのMilagroは大愛聽盤.90年代のSpeak like a childというような編曲がよかった.という訳で,要は post cardsに好感を持っている.だから迷わず手にしたのは随分前だなあ.

このCDは1994年のもの.Bill Frisellがとてもとても好きだった頃(2000年前後かなあ)に買った.どっちがリーダ,という感じの演奏でなく,ゆったりとしたduologueが続く.Gary Peacockのベースのよさ(テクニックでなく,ベースそのものを味わうような)を存分に聞けるし,Bill Frisell の穏やかな狂気が顔を覗かせる.

最近のBill Frisellは狂気から覚めて,ひたすら米白人の底におりていくような牧歌的な音楽をゆったりやっている.だけど,このCDの按配くらいが僕にはちょう どいい.昨年1月,CambridgeのRegatta Barで23時からのラストセットを聞いていたら,疲れもあって本当に眠たかった...


Bill Frisellははだんだん関心から離れているのだが,Gary Peacockが気になりだした.Keith JarrettとのTales Of Anotherは大好きだしね,このあいだDisk Unionに行ったら,とにかく眼に入る.菊池とのPoesy, Eastward, 銀界,Art LandeとやったECM盤.1時間もいないのに,ものすごくアプローチされた感じ.Eastwardだけ買ったけど.その昔,随分Eastwardは探したのだけど,随分,買いやすくなったものだ.




Gary Peacock"East Ward"
Gary Peacock(b), Masabumi Kikuchi(p), Hiroshi Murakami(ds)
1970年録音

まだしっかり聴いていないが,1970年でこの内容ということは日本のジャズの水準侮り難し,と理解している.欧州とあわせ,米国お手本スタイルから同時代的に脱出していうように感じる.アタマからの揺れるようなヘンなスイング感に魅了される.