Kanazawa Jazz Days

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ジャズを中心としたレコード/CD、登山/渓流釣り/ランニング、金沢の日々の暮らし

Chico Freeman:Beyond The Rain (1977) 昨夜は一降り今朝は曇り

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昨夜は一降りのなか,霧のような雨の中を気持ち良く帰った.今朝は曇りなのでなんだかはっきりしない天気だけど,まあ金沢らしいので良し,としよう.ということで,今朝はChico FreemanのLPをかける.

学生時代に一生懸命聴いたChico FreemanのBeyond The Rain .所謂シカゴのAACM派とか,ロフトジャズ云々の解説記事をみた記憶があるが,良く覚えていない.この一枚が今でも未だに愛聽盤.この頃のアグレッシブな雰囲気を心に仕舞って抑えたトーンで吹いているのだが,秘めたる感性が全体のトーンを支配し,時代の空気をたっぷり感じさせる.そんな感じのアルバムは,そう多くない.

2曲目のBeyond the Rainで短いFreeなヴァースを聴かせた後,3曲目が高らかに始まる.ベースが唸りドライブしていく段では空気が一変し,ギアチェンジの愉しみ.うーん,痺れる.これでA面終わり.B面はMy One and Only Loveで違和感なく始まる,のは格好がいい.それにしても最後まで聴かせた.無駄がないなあ.終わって嘆息,のアルバム.気持ち良かった.

それにしても,髪型がキースジャレット,ハービーハンコックからチコまでお揃いのアフロヘアーなのは笑える.

このアルバムで好きになったのはラテン風(なのかな)ピアノが巧いHitton Ruizwikiで確認したら残念なことに2006年に亡くなっていた.なんと1月に訪れたNew OrleansのBourbon Streetで倒れていたとのこと....この人のアルバムPiano man(1975, Steeple Chase)はラテンピアノの香でドライブする好盤.

Chico FreemanはIndia Navigationレーベルから出ているThe outside withinが好み.Cecil McBeeのベースがイイ.それにしても,最近もCDを出しているけど,全く印象に残らない.残念.

最後に,この頃Contemporaryレーベル(Art PepperのMeets the rhythm sectionのコンテンポラリー)は存命で,父Lester Koenigに加え息子John KoenigがProduceに加わっている.その後,Fantasyに売られている.John Koenigはいつ手を引いたのかな,なんて余計な事も考えていた.

追記:Wikiによると,Lester Koenigはまさに1977年に逝去され,JohnのContemporaryは7年間は存続したとのこと.そういえば,このあとLPジャケットがカラフル・POPになって違和感があったなあ.

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Chico Freeman:Beyond The Rain (Contemporary)
1. Two Over One
2. Beyond the Rain
3. Excerpts
4. My One and Only Love
5. Pepe's Samba
Chico Freeman(ts), Hilton Ruiz(p), Junieeh Booth(b),  Elvin Jones(ds), Jumma Santos(per)
1977年録音

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