Kanazawa Jazz Days

Kanazawa Jazz Days

ジャズを中心としたレコード/CD、登山/渓流釣り/ランニング、金沢の日々の暮らし

Herbie Hancock:Flood(1975) 70年代ジャズの熱気と洗練


Herbie Hancock:Flood(Columbia)
   1. Introduction / Maiden Voyage   
   2. Actual Proof   
   3. Spank-A-Lee
   4. Watermelon Man        
   5. Butterfly
   6. Chameleon
   7. Hang Up Your Hang Ups
Herbie Hancock (keys), Bennie Maupin (reeds,fl), Paul Jackson (b) Mike Clark (ds)
Bill Summers (perc), Blackbird McKnight (g)
1975年6月28日 渋谷公会堂でのライブ

このFloodの冒頭はファンクではじまるかと思いきや,ピアノの処女航海ソロからスタート.とてもゆったりと美しい.その流れから一転,Actual Proofでベースがグルーブする流れが格好いいし,気持ちいい.ジャズの気持ちよさは,このギヤチェンジ,シフトダウンの瞬間じゃないかな.

60年代のBlue Noteもいいけど,ね. 冷静に考えるとハービーの僕的一番はコレ.これが当初,「洪水」という邦題の日本盤しか出ていないことを考えると,当時の日本の熱気が凄いのじゃないかと思ったりする.Miles DavisのAgharta(アガルタの凱歌)やPangea(パンゲアの刻印)も.これらのCBSソニー作品はLPジャケットからぶっ飛びなのです.この頃は,かのTBMやフォノグラムのEast Windとか日本のジャズレーベルの質も高いしね.僕はちょっと後の世代ですが. ほんとうに1975年にジャズを聴いていなかったことがとても残念.

例によって,米アマゾンで試聴できます.それにしても,かつてのLP2枚組(¥4500くらいだったかな)が,電子配信のMP3で$6.93とは驚く.リアル店舗がなくなる筈だ.
http://www.amazon.com/Flood/dp/B001FKTDA2/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=dmusic&qid=1270554621&sr=8-1