Kanazawa Jazz Days

Kanazawa Jazz Days

ジャズを中心としたレコード/CD、登山/渓流釣り/ランニング、金沢の日々の暮らし

music: liveにて

Andre Mehmari - Juan Quintero, Klo Pelgag (Sukiyaki meets in the world) 彼らの唄、北陸の風土

K君に誘われて、メマーリとキンテイロのライヴに出かけた。富山の旧福野町(今の南砺市)にあるヘリオス。 ブラジルのメマーリと、アルゼンチンのキンテイロという意外な組み合わせ。ありそうで、有り得ない気もする。コトバが違う。ただ、音楽的なベースが…

両国RRR:今井和雄/the seasons ill発売記念 アルバム未使用音源を大音量で聴くイベント

今井和雄の最新作the seasons illが出た後、幾つものサイトで激賞されている。 早速入手して聴いてみたが、凄いと思いながらも、なんかピンとこない部分がある。実は先日書いたとおり、improvised music寄りのギターに快感を感じるような脳内回廊ができてい…

Nakama (from Norway) at Mokkiriya, Kanazawa: Short message to Nakama players

To Nakama players: I appreciate all of you for incredible sounds. I still am with your beautiful sounds by vinyl records as above ! I have strong intension on the post-improvised music or post-free jazz as one listener. At present time, we…

大口純一郎、米木康志、本田珠也@金沢・もっきりや(10/3)粒立つ美音

昨年のケイ赤城トリオでの本田珠也が印象的であったので、今年もでかけた。大口純一郎トリオ。大口純一郎は1970年代からの長いキャリア、なのだけど、今まで聴く機会はなかった。 印象的であったのは、もっきりやのピアノを美しく鳴らしていたこと。今まで聴…

八ヶ岳ジャズフェスティバル@1986〜87年頃

古いダンボール箱、使わなくなったフロッピーディスクとかガラクタが入っている、を少しだけ整理したら古い写真が二葉出てきた。小さな手札判の白黒写真。昔、キャノンのAE1を買って、山の写真を撮りに行ったりしていた頃だ。 ドラムは森山威男、サックスが…

渡辺貞夫:Live in Nemuro 1977 (1977) ネムロ買い、の一枚

とにかく聴いて欲しいと思う。1980年頃、各地で開催されたジャズ・フェスティバルで聴くことができた日本のジャズの空気が詰まっている。apple musicでも聴くことができる。

Weather Report: Live In Germany 1971 奔放な音の応酬

ボクが聴きはじめたのはジャコの時代であり、それがまさに1970年代後半の「時代のジャズ」だった。それがとても気に入っていて、その感覚でヴィトウス時代を聴くとピンとこなかったのは事実。 今になって改めてこの時期の音源を聴くと、実に素晴らしい。マイ…

Weather Report Live In Tokyo (1972) ヴィトウスの云うdirect conversationとparity

Weather reportの発売のあと、ドラム・パーカッションのメンバーを変えて日本公演。1972年の1月に日本ツアー。その東京公演が残されている。ボクがこれを入手したのは1982年。CBSソニーから2800円の廉価盤が出たからだ。マイルスのアガルタ、パンゲア、ダー…

シャソールが日本に来る、でも

昨年、随分とはまったシャソールが日本に来る。最近は全く駄目で、ジスモンチも逃したが、聴きたい、と思った。 ところが東京、大阪ともに既に変更不能なスケジュールがはめ込み済み(そんなに多くない変更不能案件)。まったくもって、ダメダメなのだ。 ラ…

HONMOKU JAZZ 1981-1995 YOKOHAMA本牧ジャズ祭の軌跡(中区刊行物)

1983年春、就職で関西から関東へ出た。元来、人見知りが強く、友人は少ない。かつ、内向的な割には自意識が肥大。自分でも扱いに困る始末。 そんな人間が、会社という閉鎖空間でやっていけるのか、そんな悩みのなかにあった頃。一方で、家庭の縛りのようなも…

Evan Parker@金沢・21世紀美術館・シアター21:柔らかな構造物が眼前に

ついにEvan Parkerを金沢で聴くことができた。主催者のヴァイオリン奏者・島田英明氏の招聘によるもの。そのご尽力に深謝致します。 はじめて入ったシアター21は大きさもほどよく、50人ほどの聴衆の前でPAなし、で彼の演奏を堪能することができた。 若い頃聴…

Evan Parker@金沢21世紀美術館(4月6日) えっ、金沢で!

早朝、ネットでこの情報に接したとき、驚きを禁じ得なかった。Evan Parkerのレコードをはじめて買ったのは学生の頃、1980年あたりじゃないかな。35年も昔の頃。社会人になってから、会社の寮で、ライヴ盤を酔っ払って大音響で聴いていて怒られた記憶が、未だ…

Egberto Gismonti & Nana Vasconcelosの東京コンサート(4月20日)

東京でエグベルト・ジスモンチとナナ・ヴァスコンセロスのデュオがあるとの情報が駆け巡った(知らせてくれた方々に深謝)。 ECMでの彼らの音、に魅了されて長い。もう彼らも、随分と齢を重ねている。行かねばならない、と思った。 とても無理をすれば、行け…

IPA@もっきりや(1/11)肉体的な躍動と観念のバランスが絶妙

昨夜はノルウェイとスェーデンの混成グループIPAのライヴ。その前に金沢大学のコンボ(MJS?)の30分あまりの演奏。IPAと同じくtp, sax(as), b, dsの編成。1950年代のバップから60年代モードまでimpressionsで締めくくる30分。ドラムが以前、日野皓正来演のと…

ケイ赤城トリオ@金沢・もっきりや(12/23)地方中核都市に住むと云うこと

素晴らしいライヴを年の瀬に聴いた。 ケイ赤城トリオ:ケイ 赤城(p) 若井 俊也(b) 本田 珠也(ds) 特に目新しいことをやっている訳ではない。いわゆる主流派ジャズ(死語だなあ)の延長にある、とても正統的なものである。が、そこには強烈なドライヴへの指向…

ホーヴァール・ステューべ・カルテット@もっきりや

今日から金沢は冬らしい一日に。数日前まで日中に摂氏10度を超えていたのがウソのように冷えている。少々、こたえている。 予約はしていたものの出かける気力が失せかけていたのだけど、12月は「もっきりや月間」と決めていたので、行くことに。今月はヘルゲ…

Helge Lien Trio@もっきりや

今年もヘルゲ・リエン・トリオがやってきた。昨年、ライヴではじめて聴いたときの驚きは生々しい。楽しみにしていた。CDで聴く印象と全く違った、美音が攻める演奏。 1970年代のキース・ジャレット・トリオを彷彿とさせるような、フォークを想起させる旋律。…

ロイヤルハンチングス@cowry coffee アコウスティックな空間での、アコウスティックな音

出張が続くと気分がささくれてくる。そんな様子が目に見えていた。もっきりやでの北欧奏者のデュオも逃したし、残念 門脇君のところでのクラリネットとコントラバスのコンサート、出張で行けないと思っていたのだけど、小松からクルマを急がせると間に合うこ…

Jazz Club@Ho Chi Minh: Tran Manh Tuanというマルチ・リード奏者

ホーチミンに来てからは、仕事と酒食で忙しく(!?)、アップできないでいたけれども、今日は帰国日。 2日目の夜には仕事仲間に誘われて、中心部にあるJazz Clubという名前のジャズ・クラブに出かけた(ややこしい)。 ベトナムというと、ほぼ皆さん反射的…

Sinikka Langeland@もっきりや(4月9日)民族音楽を纏った今の音

4月9日 金沢・もっきりや「北欧伝統楽器カンテレと歌 「フィン族の森」より= = = 動物たちとの不思議な出会い」 Sinikka Langeland: kantele, vocals Nora Taksdal: viola Trygve Seim: tenor saxophone Markku Ounaskari: percussion -------------------…

渋谷毅・平田王子@もっきりや(2015-2-21)歌伴の美しさ

はじまる前から、もっきりやのなかには緩い空気が流れていた。ほろ酔い、に違いない渋谷さんがウロウロして、話をしている。そんな訳で、すっとライヴがはじまった。ボッサ、なのだけど、ブラジルのあれ、であるようで、和風の感じ。タラコのパスタのような…

Mark Guiliana's Beat Music@Billboard Live TOKYO 21世紀の音楽と正面から

12/5の夜、六本木のビルボードでMark Guiliana's Beat Musicのライヴを聴いた。たまたまなのだけど、東京への出張を入れていて、その夜がMark Guilianaのライヴと知って、驚き、嬉しかった。ほぼ1年前くらいだろうか。ブラッド・メルドーとのデュオMehliana…

高瀬アキ So long, Eric(金沢・もっきりや)

この世を去って半世紀、のドルフィーの追悼ライヴ。ここ数年で最高のライヴの一つであり、その空間は記録できないという当たり前の残酷な事実を夜が明けた後に感じている。 そう、ドルフィーの最後のアルバムでのアナウンスと同じだ。 When you hear music, …

Helge Lien Trio@もっきりや

昨夜のもっきりや。Helge Lien Trio。実は良く知らなくて、K君に教えてもらって行ったのだけど、予想を激しく裏切る、激しくも美しいものだった。ヴァイキングの末裔と分かる大きな体躯で、楽器を鳴らしきる強靭さと、ふっと流れる美音、その無限の繰り返し…

名古屋・栄「jazz inn LOVELY」drunken fish (渡辺のりお・バンド)

仕事で、東京から名古屋に移動。午後遅くから20時頃まで拘束。勿論、移動中に名古屋のレコード屋に行ったが、その釣果は別途(よかった)。 さて仕事が終わる前に、知り合いのワインバー店主Iさんから、ジャズライヴの誘い。彼も名古屋に来ていて、FBでボク…

Billy Hart Quartet @Village Vanguard (June 6, 2014) 低温の熱いドラムが叩き出す音楽

Blue Noteの1st setのつぎはVillage Vanguardの2nd set。ニューヨーク・ジャズ事情に疎いボクにとってはハシゴが容易な近所なので助かる。しかも、最近、ECMで快調なビリー・ハートである。メルドーで少しコケた感があったので、期待が高まるが、実はそれ程…

Brad Mehldau & Christian McBride@Blue Note (June 6, 2014) 1+1=2あるいは2+2=4

今回のニューヨーク滞在の大きな目的の一つは、金曜日の晩にBlue Noteであるアンドレ・プレヴィンとクリスチャン・マックブライドのデュオ。10年位前の同じくニューヨーク・Jazz Standardsでのライヴでプレヴィンは、ヘンクのベースとのデュオで美しく、楽し…

Jan Gunnar Hoff@もっきりや

最近知り合ったECMフリークのK君とJan Gunnar Hoffを聴きに行った。あまり欧州方面に眼が届いていないので、知らない奏者なのだけど、折角、ノルウェイから日本に来たのだしね。聴く事にした。K君がピアノ前に陣取って、最高の席をとってくれていた。ありが…

Keith Jarrett Trio@Festival Hall なぜ彼らを聴かなかったのか、を考え込んでしまった

行きたいような、行きたくなかったような、どちらかと云うと関心があまりなかった、という方が正確かもしれない。ソロ・ピアノを聴きたい、という気持ちはとても強いのだけど、あのトリオにはなかなか食指が動かない。それなりにCDを持ってはいるが、再生頻…

五十嵐一生@もっきりや 音を聴くということ

4月27日(土) 金沢柿木畠 もっきりや