Kanazawa Jazz Days

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Kanazawa Jazz Days

ジャズを中心としたレコード/CD、登山/渓流釣り/ランニング、金沢の日々の暮らし

blacksheep: ∞ -メビウス- (2013) やや奇妙な味わいがおいしい

まちがいなく、過去のボクが手を出さないアルバム。バリトンとトロンボーンだもんね。バリトンはジョン・サーマンのみ。トロンボーンはなし。いや、ジョージ・ルイスくらいかなあ。両方とも、概してキレの悪さが気になる楽器。 で、吉田隆一については、「あ…

William Parker & Hamid Drake: Summer Snow Volume 2 (2006) 自由に音を楽しむ

昼休みの音楽。田中啓文さんの本で知った2人。ばっちり好み。アフリカ回帰の素朴なライヴ。自由に音を楽しむ、それがFree musicだよね、という内容。apple musicで楽しめるのがうれしい。

Henry Grimes: The Call (1965) ベースの響きの良さ

ディスクユニオン大阪で手にしたアルバム。グライムスはマッコイやアイラーのアルバムで印象的な奏者で、図太い低音でドライヴする姿、あるいは空間を歪ませるように弦を弾く姿、が強い印象を残している。もう半世紀ほど前の過去の人、だと思っていたのだけ…

鈴木勲, 原田依幸, Tristan Honsinger: 慟哭(2009) 脳天を衝かれる感覚

凄い密度だ。そして彼ら3人の味、が完全に出尽くしていて、その接点で強い相互作用、が生じている。走る、止まる、下がる、上がる、引く、そのような様々な場面を非同期でありながら、音を紡ぎ合う。 原田のピアノは響きが綺麗だから好きだ。40年近く前にラ…

阿部薫, 豊住芳三郎:Overhang-Party (1978) 音の美しさを

ディスクユニオンで見かけて、小躍りして購入したレコード。これで(本当の幻的レア盤である)解体的交換以外の レコードが揃った、と思った。実は、これは誤解で同名のOverhang party (QBICO)の名前で出たアルバムは騒でのライヴで、別の演奏のようだ、やれ…

Organic Grooves: Black Cherry (2002) ウィリアム・パーカーとハミッド・ドレークをサンプリング

昨日のアルバムをapple musicで聴いていたら、これを推奨された。ウィリアム・パーカーとハミッド・ドレークのデュオをオーガニック・グルーヴというユニットがサンプリングしたアルバム。 まさに元トラックの「身体性」のような部分を抜き取ったような音で…

William Parker & Hamid Drake: Piercing The Veil (2001) 乾いたドン・チェリーのような

早速、田中啓文書をバイブル的に聴きはじめることにした。加齢しても謙虚で素直な性格(の積もり)。といっても、ここは大阪のホテル。仕方がないので、愛用のMacBook Airでapple music。 まずは前から気になっていた、ウィリアム・パーカーをチェック。本に…

Akira Sakata: Counter Clockwise (1975) ある種の速度感に支配された

山下洋輔トリオの夏の欧州ツアーで録音されたキアズマが6月。このアルバムはその後、一ヶ月後にドイツのミュンヘンで吹き込まれている。坂田がリーダなので、山下洋輔の代わりにベースのアデルハルト・ロイディンガーが入っている。 坂田明の演奏はあの緊迫…

富樫雅彦: Flame up (1981) ジャズ奏者としての富樫雅彦

富樫雅彦に熱中した時期がある。Spiritual natureからSketchと、日本的な間、のようなものに強く惹かれた。当時はコロンビアからキングにアルバム作成の場を移していたのだが、鈴木勲との陽光やパリでのセッションに痺れ、大編成のアル・アラーフで一気に冷…

The Lounge Lizards: The Lounge Lizards (1980) まさに「奇妙な味」が溢れるアルバム

当時、発売すぐに入手し、あまり聴かなかったレコード。ビル・ラザウェルとか、アントン・ファイアー、このジョン・ルリーとか、オーネット一派がファンクをやり出した時期に外野から乱入してきた印象がある。ビル・ラザウェルのようにビートを効かしたり、…

Last Exit - Live In Tokyo: The Noise Of Trouble (1986) インプロ新左翼みたいなメンバー

30年以上前、ラザウェル一派のレコードを随分買ったような気がする。Material, Golden Palominos、そして、このLast exit。結局のところ、案外、ラズウェル自体の音って一本調子で変化に乏しいのだけど、企画の良さ・鋭さで生き延びている人のように思える。…

藤井郷子, Joe Fonda: Duet (2015) 伝統と前衛の配合比

JAZZ TOKYOの及川氏の記事を読んで、入手。 長年、藤井郷子の名前はディスク・ユニオンのフリー・ジャズ・コーナーで見かけたが、手を出したのははじめて。ずっと気になっていたのだけど。 ・ポール・ブレイの弟子、だそうで、確かに伝統と前衛の配合比が似…

Jinchūriki: Kyūbi (2016) 美しいということ

この一ヶ月、体調を崩していて、音を意識に当て、その反応を探り、楽しむような遊び、はできなかった。音を意識に当てる、感覚になる前に、感情に刺さって激痛が走るような感じ、だったような気がする。 つい数日前に復旧したと同時に、ある種の「余裕」(メ…

カフカ鼾: nemutte (2016) 液状化する世界を

夏頃、名古屋で買った坂田明のCDでアイルランド系米人奏者ジム・オルークを知った。その彼が気になって音源を追いかけたが、カテゴリーのようなものか見ると、全く捉え所がない。 このアルバムはCD1枚分で1曲。3人のとりとめもない会話のような、音響的な…

Peter Evans: Destination : Void (2013) SF的な廃墟、のような空間に響く

今年は春先にEvan Parkerを聴いてから、Free Musicへの脳内回廊が開き、思わぬ年になった。今年になって、はじめて聴いた奏者も実に多いのだけど、そのなかでピーター・エヴァンスは「スタイル」的にはFree JazzとかImprovised musicよりも、伝統的なジャズ…

John Escreet: The Unknown (2016) ジャズとimprovised musicの間に在るもの

今朝、Bandcampからダウンロードしたアルバム。$9也。円安傾向なので、1000円超えるが。メンバーを見て、ほとんど衝動的にクリックしてしまった。John Escreet(p), Evan Parker(sax), John Hébert(b), Tyshawn Sorey(ds)だからねえ。今年の欧州でのライヴ。 …

中村達也: Song of Pat (1976) 冷たく燃える音

当時のロフト・ジャズのメンバーやリチャード・デイヴィスと吹き込んだレコード。最近まで知らなかった。CDも出ていたようだ。 今になって聴くとロフト・ジャズも主流派的なジャズそのもので、いまのジャズの中にすっかり溶け込んでいるように思える。これも…

The Necks: Townsville (2007) とても淡いミニマル

The necksが気になって、DLサイトを見ていたら、コレに引っかかった。2007年のタウンズヴィルでのコンサート。と云っても、スタジオ録音と変わらぬ、とても淡いミニマルミニマル。ただただ、ヒタヒタと音が波のように寄せてきて、思わぬ水位まで上がるように…

生活向上委員会大管弦楽団: This Is Music Is This!? (1979) 「生向委」はすっかり忘れていた、けど

これも最近購入の1枚。500円。餌箱定番のリッチー・コールが200円だったので、2倍。それにしても安い。(ギル・エヴァンスのPojazz盤が1000円を切っていたので、泣けた。レコードの「せどり」が出るぞ。) 1979年はジャズを聴きはじめた時。秋頃(だったか…

Christian Meaas Svendsen: Forms & Poses (2015) 音を愉しむ、そこに尽きる

Nakama recordsの魅力の一つに、音の良さ、がある。北欧らしい透明感のある音なのだけど、柔らかさ、もあり気持ちよい。最近、ECMで残響過多のものが耳について、船酔いのような気持ち悪さ、をときとして感じるのだけど、それも、このあたりの録音を聴くよう…

Air: Air Song (1975) 全くもって現代性を持ったアルバムだなあ、と溜息

先日、お茶の水で購入。何となく悠雅彦氏プロデュースのWhynotレーベルの質の高さに気がついたので、India Navigation同様、見かけたら手にしている。 実は30年以上前にAirのアルバムは2枚ほど入手していたのだけど、何となくピンとこなかったこともあって…

田中鮎美, Johan Lindvall, Christian Wallumrød: 3 pianos (2016) 美しいということへの執着

一昨日にリリースされたアルバム。本日、bandcampにアップされたので、早速入手。金沢でのNakamaの公演ですっかり「やられて」いるのだけど、その期待値、を遙かに超える素晴らしい音。聴いていると、惹き込まれて止まない。 ジャズと現代音楽の境界線よりは…

Archie Shepp: A Sea Of Faces (1975) ボクにとってのストライク

先日、大阪で買ったレコードをようやく聴きはじめる。 この時期のシェップ、それからイタリアのレーベルBlack Saintは好み。価格が手頃ならば、手を出すべし! 1975年のシェップは欧州を巡っていて(多分、山下洋輔なんかと、あちこちのフェスティバルで会っ…

阿部薫: Mort À Crédit-なしくずしの死 (1976) 今、音だけを聴く

阿部薫に関する記述やyoutubeにあったTV番組なんかをみると、阿部薫という題材を通じて時代を語る、あるいは自分を語るような側面が気になる。案外、音楽の話ではないのだ。1970年前後を頂点とした破壊へのヴェクターが急激に退潮した流れ、と、1976年に自死…

ALMレコードのチラシ(阿部薫「なしくずしの死」)

昨夜は仕事での来客と会食。なんとなく疲れたので独りでもう一杯。 カウンターで同席した客(Yさん)と渓流釣りの話で盛り上がって、面白かった。眠くなった帰り際に阿部薫の話が出た。金沢でECMの話が珍しい、といってたのは珈琲屋のK君だけど、金沢で阿部薫…

加古隆 , 高木元輝, 豊住芳三郎: 新海(1976)豊住芳三郎のドラム

1976年の名古屋Lovelyでのライヴ。メンバー、内容共に、このアルバムの存在を知ったときからドキドキし、聴きたくなった。 このような「発掘盤」のアルバムは多々あれど、多くはカセットレコーダによる私的な録音の発売であるため、演奏の良さと録音とのギャ…

Derek Bailey: Pieces For Guitar (1966-67) 還っていく先

今日届いたCD。仕事場でまだ聴きながら仕事をしている。 ベイリーのソロは概して好物。とにかく美味しい。てっきり、このアルバムは晩年のものかと思うくらい、美しく、聴きやすい。でも初期の録音と知って驚いた。 結局、ベイリーって最初からベイリーで、…

Jim O'Rourke, Akira Sakata, Yoshimio:Hagyou (2007) とにかく格好いい

ここ数日、聴き入っているアルバム。とにかく格好いい。そう思って、坂田明を聴いたのははじめて。森山威男の頃の山下洋輔トリオでの演奏が好みだったのだけど、どうも寿限無なんかで披露された「ハナモゲラ」が、なんか宴会芸を聴かされたような気持ち悪さ…

Peter Evans: Genesis (2015-16) Amazing white "Pangea" in 21st Century

信じがたい音楽体験をしている、ような気がする。だけど、過去にもこんな体験をしたような気もする。静かな昂奮とともに音を聴き続けた。 1時間半を越える音源を聴き続け3回目だろうか。これが、昔、1975年のマイルス・デイヴィス日本公演「アガルタ・パン…

Raphael Malfliet : Noumenon (2015) ジャンルが定義不能な不思議な、そして幻想的な空間

先日のNakamaを聴いて、作曲と即興の間を揺れながら、一音一音の意味づけに渾身の力を込めて弾く奏者達、の音に昂奮した。そして、そのような奏者達の背景がfree jazzだったりimprovised musicだったりするのだけど、抑制した音数で空間を組み立てよう、とす…

Nakama: Grand Line (2016) レコード聴きの快楽、そのもの

昨日の「もっきりや」でのライヴの買い物。最近は記念品代わりに買っているのだけど、そんないい加減な動機をふっとばすアルバム。素晴らしい。 僅かな音を使って、音響的な空間を精緻に組み立てていく、そんな作業の過程を見ているような気がする。そして社…

Nakama (from Norway) @もっきりや:まだ見えぬ先を指向する奏者達

誤解を招くかも知れない、のだけど、演奏そのものの面白さ、よりも演奏で指向していることの面白さ、を強く感じた夜だった。 最近、強く感じ、そして面白がって聴いているのは、新しい世代の奏者達が作る音空間。明らかに、単なるグルーヴや、単なる即興や、…

梅津和時:Do-Guwaw (1984) 「奇妙な味わい」の彼らなりの答え

1980年(ああ36年前!)、FM東京製作の「ゴールデン・ライブステージ」というライヴ番組でドイツのドナウエッシンゲン音楽祭での梅津和時と原田依幸のデュオを取り上げた。司会は本多俊之の父、俊夫、ジャズ評論家(懐かしい職種!)。 第二期山下洋輔に痺れ…

Peter Evans: Ghosts (2011) 異様な美・変調される世界

凄いアルバム。apple musicで何回も何回も聴いているが、ボクのなかでの破壊力が強くて、すっかり参っている。 全くアヴァンギャルド な匂いもしない、正統的なジャズのような装いからはじまり、終わる。僅かに顔を出す、パラレル・ワールドのような奇妙な世…

Peter Evans: Lifeblood (2014-16 ) 音響的な凄み、秘めたる韻律

バンコクから帰ってきて、早速ダウンロード。$15である。 先日、yorosz氏のツイートで気がつき、bandcampで試聴して、驚いた。 Peter Evansの待望のトランペットソロでのアルバムくっっっそヤバい……!トランペットソロ数えるほどしか聴いたことない自分が言…

Peter Evans: Zebulon (2012) 断絶と連続の接続点

実はバンコクで仕事をしている。ときおり温い大気を泳ぐように楽しみ、あとは何処にも行かずに音楽を聴きながら仕事をしている。こんなときapple musicは重宝している。 ピーター・エヴァンスははじめて聴く。名前は聴いていたのだが、機会はなかった。tweet…

Tyshawn Sorey: The Inner Spectrum of Variables (2016) ジャズと現代音楽の垣根

勢いに乗って、Koan、Alloyに続きソーリーのアルバムをさらに聴く: 勢いでダウンロードし、最初に聴いたときは「何だこりゃ」と思った。ジャズではなくて、現代音楽じゃん、って。かなり好みなんだけど。聴いてから読んだ、Joe氏のコメントそのもの: で何…

Tyshawn Sorey: Alloy (2014) 稠密な意図による淡い音空間 

今日は仕事場で依頼された原稿を書いていた。休みなし。そんな日はapple musicのうえで知らない音源を探索している。 一日の最後で捕まえたのは、このアルバム。しばらく、先日取り上げたKoanのドラマーのアルバムとは気づかなかった。記憶力が減退している…

Derek Bailey: Playbacks (1999) 芯のように畳み込まれるベイリーのビート

デレク・ベイリーを聴いていると、いつも「微分された音」だと感じる。だから、音のはじまり、とか、音のおわり、のような区切りに鋭いトリガのようなもにが走る。結果的には、それが韻律のような働きとなって、暗黙のビート音楽、のような認知がなされる(…

近藤秀秋: Structures (2007) 静寂で美しい音、で考えたこと(高柳、Baileyとは何か)

御茶ノ水で何となく買ったアルバム。フリー系の奏者のアルバムなのだけど、静寂で美しい音。室内楽的な均衡がとれたアルバムで、即興なのか記譜されたものなのか、聴いただけでは分からない。作曲手段としての即興も、あるレベルを超えると、即興そのもので…

八木美知依, 本田珠也: 道場 Dōjō Vol. 1 (2014) まさに痛快、軽々とジャンルを抜けていく感じ

improvised musicとかfree jazzにハマった耳で聴くと、とても面白いアルバム。確かにfree jazzからimprovised musicの語法の音楽なんだけど、本田珠也のドラムがジャズというよりは、プログレ(?)的な躍動感に溢れていて、それがまさに痛快、軽々とジャン…

Tyshawn Sorey: Koan (2009) 柔らかな音響空間

NY在住のピアニスト、蓮見令麻さんのtwitterで取り上げられていたので、早速apple musicで聴いてみた。 演奏もさることながら、まず、柔らかな音響空間に驚いた。通常、パンチが強く、ひずむ直前のような録音が多い米国のアルバム、とは思えないほど、透明で…

Dave Liebman: Open Sky (1972) 圧倒的な音の空間、の思い出

リーブマンとは、つかず離れず、のような長い付き合い。今でも、ふっと気になる奏者。ブラックストンがタウンホールで意識に刻まれたのならば、リーブマンはこのアルバム。はじめて聴いたのは、高槻に「一軒しかなかった」ジャズ喫茶で。1979年のことだ。(…

富樫雅彦: We Now Create: Music For Strings, Winds And Percussions (1969) 肢体を限界まで動かしているときの音

先日届いたLPレコードを早速聴く。 以前からアップル・ミュージックで聴いていたのだけど、やはりレコードで聴きたい、要求が強かった。ようやく、1980年の再発盤ではあるが、入手することができた。 やはりレコードで聴くと、特に富樫のドラムが明瞭で、嬉…

Mary Halvorsonを聴いていたら、Carla Bleyが気になってきた、訳ではないのだけど

メアリー・ハルヴォーソンを聴いていたら(まだ試行感覚だけど)、カーラ・ブレイのIda Lupinoが出てきた。ギターの変な「変調」もかからず、実に真っ直ぐな4分20秒。Folk的な味、が強調されていて内向的・耽美的な演奏が多い中で、異彩(?)を放っているよ…

ここ数日で届いたレコード

フリージャズを聴くときの快感回路、脳内あるいは感情の基層か、の一つは、楽器そのものの「鳴り」。鳴動する楽器が発する音の美しさ、複雑さ、など、物理的な音そのものを楽しむような感覚がある。 その意味において、レコードを入手して聴く、ことに価値が…

Anthony Braxton: Quartet (Mestre) (2008) メアリー・ハルヴォーソンのこと

twitterで、どなたかの書き込みを見て、即、amazonで購入。届いた頃には、それが何だったのか、よく覚えていない。すみません。加齢です。 最近のFree系の音源はダウンロードが多いのだけど、これはCD。実はbandcampでダウンロードできることが分かって、こ…

Fred Frith: Another Day In Fucking Paradise (2016) 帰りの列車で聴いている

帰りの列車で聴いている。 長い出張の最後は名古屋で打ち合わせ。出先からタクシーに飛び乗って、新幹線からしらさぎ。17時に打ち合わせから抜けだし、金沢へ最速で向かっている。 Bandcampからダウンロードし、かなり聴いているが、うまくイメエジが頭の中…

Misha Mengelberg: Who's Bridge (1994) 微妙な逸脱感が与える快感

ボクは怪談モノ、ホラーモノは、読書、映画ともにあまり関心がない。それでも、何かの拍子に読んだり、見たりするのだけど、おどろおどろしい仕掛けに満ちた演出よりも、日常から徐々に逸脱するような、微妙な感じ、がコワイ。(ここまで書いてシャイニング…

Derek Bailey: Standards(2007) 無調のなかの美

ボクのベイリーへの入り口は、2002年のBallads。 稲毛のCandyで国仲勝男、林栄一、小山彰太を聴いた後に、かかったのがコレ。美しい音に驚いた。 このアルバムは、このBalladsの流れ、かと思い購入。タイトル、ジャケットがそんな感じ。しかし、ほとんど無調…