Kanazawa Jazz Days

Kanazawa Jazz Days

ジャズを中心としたレコード/CD、登山/渓流釣り/ランニング、金沢の日々の暮らし

jazz: Wayne Shorter

Wayne Shorter: Atlantis (1985)  ウェザー・リポートの後

1980年当時、人気絶頂だったウェザー・リポートをよく聴いていた。しかし、それも8:30あたりまでで、Black Marketあたりが頂点だと思った。ジャコ・パストリアスが嫌いだった、ということではなくて、ウェイン・ショーターの存在感のようなものが、アルバム…

Wayne Shorter: Introducing Wayne Shorter (1959) 薄味のアルバム

ジャズを聴きはじめた40年前、気に入った奏者は何人か居たのだが、その一人がウェイン・ショーター。ミルトン・ナシメントとのNative Dancerにやられた、のだ、 勿論、ミルトンから拓けたMPBへの路が素晴らしいものであった訳だけど、同時にショーターのソプ…

Miles Davis: Miles In Berlin (1964) 気になっていたモノラル盤

ブレイのついでに、気になっていたモノラル盤を聴く。随分前に購入していたが、ちゃんと聴いていなかった。このベルリンのライヴは独CBSがオリジナルでモノラルマスターから疑似ステレオ。それをモノラルで再マスタリングしたもの。全てアナログ機器でマスタ…

Weather Report: Live In Germany 1971 奔放な音の応酬

ボクが聴きはじめたのはジャコの時代であり、それがまさに1970年代後半の「時代のジャズ」だった。それがとても気に入っていて、その感覚でヴィトウス時代を聴くとピンとこなかったのは事実。 今になって改めてこの時期の音源を聴くと、実に素晴らしい。マイ…

Weather Report Live In Tokyo (1972) ヴィトウスの云うdirect conversationとparity

Weather reportの発売のあと、ドラム・パーカッションのメンバーを変えて日本公演。1972年の1月に日本ツアー。その東京公演が残されている。ボクがこれを入手したのは1982年。CBSソニーから2800円の廉価盤が出たからだ。マイルスのアガルタ、パンゲア、ダー…

Weather Report: Weather Report (1971) Vitousの新譜と関連して

Vitousの新譜と関連して、久々に聴いている。何となくJaco以降のWeather Reportのアルバムは、今となっては聴くのがしんどいアルバムが多いように思える。Black Marketまでじゃないかなあ、と思う。今でも素晴らしいなあ、と思えるのは第一作である、このア…

Wayne Shorter: Speak No Evil (1964) オトの世界の迷い子(ディスクユニオンの復刻盤)

結局、オトの世界の迷い子なのだと思う。迷う、ということが好きなのだと思う。だから、いつも迷路のなかにいる。いろいろなプレスのレコード盤を手にすることは面白い。だから迷う、のだ。 この半世紀前のショーターの旧譜は、ディスクユニオンの復刻Blue N…

Wayne Shorter: Without a net (2011) 今を語る緻密で芳醇な音(昨日届いたCD)

ジャズを聴きはじめた33年前から続けて心待ちにしていることがある。ウェイン・ショーターとハービー・ハンコックの新譜。ほぼ欠かさず買い続けている。ほぼ、というのは若干の自信のなさだけど。マイルスはその頃お休みで、復活早々あの世だし、チックは飽…

Weather Report: Live & Unreleased (1975-83) 当時はワクワク聴いていたのだけど

名古屋の朝を眺めながらiPODで聴いているのは、Weather Reportの Live & Unreleased。旅先で本やレコード、CDを買うのは重たくて馬鹿げているのだけど、ボクにとってはとても楽しい。今も小さなトランクのなかには、御茶の水で買ったLP、CD、書籍がそれなり…

Wayne Shorter: Joy Ryder(1988) まだ昭和だったんだ、最近のことだと思っていたのに

ここ数日は、忙しくしている。書き物の仕事があって、連休もあったものじゃない。だから、今日聴いている音楽をちょっとだけ紹介。

Miles Davis : 1969 Miles Festiva De Juan Pins (1969) ECMが周縁かどうかは別としてジャズの中心といえば

実は(比較的)熱心なファン。そのなかでも、面白さが満載の録音となると、白眉は、この1969年夏の欧州ツアーの録音ではなかろうか。それ以前(モード)と以後(フュージョン)のつなぎ目であり、双方の要素が渾然一体としているから。