Kanazawa Jazz Days

読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Kanazawa Jazz Days

ジャズを中心としたレコード/CD、登山/渓流釣り/ランニング、金沢の日々の暮らし

Miles Davis: The Man With The Horn (1981) 良く編曲された音 

ジャズを聴きはじめた1979年、ガイドブック片手に1950年代から1960年代の名盤を買い始めた。マイルス・デイヴィスも何枚か。Kind of Blue, Milestone, ingシリーズを手始めに、でESPあたりで面白くなくなってきた、ように感じた。 ガイドブックでカヴァーさ…

Miles Davis: Cookin' With The Miles Davis Quintet (1956) Prestigeでは残響音は抑え気味に(まだまだRVG)

Opus de Jazzと同じ時期のPrestigeを聴いてみる。基本的には同じような音圧が高い録音ではあるが、残響音の付加が消えている。それだけ、すっきりとした「リアル」な音に聴こえる。モノラル録音の時代。残響音がなくとも、絶妙のセッティングで眼前にクイン…

Miles Davis: In Person Friday And Saturday Nights At The Blackhawk, San Francisco (1961) 奏者との距離が近い、が

このアルバムもモンゴメリー兄弟バンドの記事と同じく、いつも参考にしているブログに記載されたアルバム: この時期のマイルスバンドは緊迫感が「かなり」足りなくて、殆ど聴かない。録音と選曲の良さで「いつか王子様が」くらいかなあ、聴くのは。確かに、…

Miles Davis: Someday my prince will come(1961)古いLPレコードの音を再び

Miles Davis: Someday my prince will come(いつか王子様が)が4枚。左上:ステレオ盤(6eyeと称されるオリジナル,60年代初期) 右上:モノラル盤(6eyeと称されるオリジナル,60年代初期)。 左下:1979年頃に買った再発盤 右下:オヤジの遺品で80年代後半の…

Miles Davis: STUDIO SESSION 1978(1978) 存在で主張するのでなく、存在を消して主張する

ここ1年くらい、菊地雅章の音が気になって仕方が無い。あの個性に掴まれた、のだ。ECMのレコード聴きと並行して、ゆっくり菊地雅章と向き合っていきたい。 ボクにとっても菊地雅章は彼の音と同じで、音と音の間の無音そのもの、じゃないかと思う。存在で主…

Miles Davis - Jazz Tracks, side-B (1958) エヴァンスが入ったマイルスの録音

昨日、お茶の水で買ったレコード。1958年のセッションが納められている当時のプレスと知り、欲しくなっていた。 エヴァンスが入ったマイルスの録音はそんなに多くなくて、Kind of Blueのほかは正式なスタディオ録音はなくて、ニューポートのライヴや死刑台の…

Miles Davis: Four & More (1964) モノラル盤入手の顛末 (ボクが好きなアルバム3)

すごく忙しくて、イヴェントが一杯なので、ブログを書いていない。最近は気張らず、記憶補助という最初の目的意識に戻って、無理をしないようにしている。 ボクが好きなアルバムについて時々書いている。ドルフィーのLast Date、シェップのMonterux、つぎは…

Henry Kaiser & Wadada Leo Smith: Yo Miles! (1998) マイルスの玉手箱の標本(サンプラー)

35年前、ボクたちは待っていた。1975年の大阪公演を収録したアガルタ・パンゲア以来、杳として音楽的消息が見えないマイルスを。1973年から1975年のマイルスの過激な音楽、ファンクでありフリーであり、そしてジャズであった激しいリズムの混沌の「その次」…

ジャズの黄金時代(Jazz会#27) − Miles Davis in late 50s and early 60s

ボクは居酒屋でジャズがかかっている、のには違和感がある。なんかオシャレ音楽のような扱いで、有線放送垂れ流し。だけど、「和食にも合う」くらい音楽の完成度が高いのも事実で、BGMとして使えるレベル。殆どが1950年代後半のハード・バップ期のもの。その…

Miles Davis: Kind of Blueのオリジナル盤(MONO)を聴いてみた

とにかく、どんな音がするか聴いてみたかった。入手したのはモノラル盤。レーベルはいわゆる6EYE。

Miles Davis: Four & More (1964) コールマンはねえ、っていうけれど

3枚のレコード。上は1980年頃の米盤(PC)、左下は当時の日本盤、右下はオリジナル・ステレオ盤(CS)。

Miles Davis: Kind of Blueの演奏のことじゃなくて

亡父のレコード箱のなかにマイルス・デイヴィスのKind of Blueが2枚ある。勿論ボクも1枚持っている。彼の1枚とボクの1枚は同じ米盤で1980年頃のもの。PCでレコード番号がはじまる。彼のもう1枚はCBSソニーの初期盤(だと思う)でジャケ裏は日本語。ビル…

Miles Davis & Easy Mo Bee: Doo Bop (1992) 先週はマイルスのことばかり

いろいろなスタイルを変遷したマイルスだけど、ボクが案外好きなアルバムは死後発売されたEasy Mo Beeプロデュースの Doo Bop。

Miles Davis & Bill Laswell: Panthalassa (1998) 昨日がマイルスの命日だったのか

昨日がマイルスの命日だったのか。知らなかった。気にもしていなかったのだけど。知らずに連日マイルスのことを書いている因縁に驚いてしまった。

Miles Davis: Black Satin (1973) 新宿厚生年金の熱狂(NHKで放送されます)

1973年のマイルスのライヴについては、白眉はデイヴ・リーブマンのサックス。マイルスとの闘争的な演奏は素晴らしい。その分、リズムの印象は薄い。 1975年のライヴの方が、聴き手に陶酔感を与えるようなリラックスの瞬間があり、リズム・セクションの完成度…

Miles Davis: Agharta (1975) 踊れない異次元のファンクの躍動

内省的な音楽はとても好きだけど、そんなのばかり聴いている訳ではない。野菜や魚ばかり食べている訳ではなくて、ときに血が滴る肉を食べてみたいと思う ように、激しいファンクを聴いてみたい。だけどジョージ・クリントンだと胃にもたれそうなので、ジャズ…

Miles Davis : 1969 Miles Festiva De Juan Pins (1969) ECMが周縁かどうかは別としてジャズの中心といえば

実は(比較的)熱心なファン。そのなかでも、面白さが満載の録音となると、白眉は、この1969年夏の欧州ツアーの録音ではなかろうか。それ以前(モード)と以後(フュージョン)のつなぎ目であり、双方の要素が渾然一体としているから。

Miles Davis: 1991年のParis Concert 時間の流速が止まってしまったこの瞬間

未だ正規盤は発売されていない。この海賊盤CDは最近多いSound Board音源流出モノではなくて,会場録音。だから会場のざわめきが入るが、臨場感を高める程度。かなり音質は良く、ある意味で正規録音より楽しめるような気がする。

ジャズ会#5:マイルスデイビスとともに時代を行きつ戻りつ

ジャズの世界では80年代までは,旺盛なスタイル変化を背景に「ジャズ進化論」が 主流であった.しかし現在はジャズの進化という概念は急速に失われてきた.多様な個人が存在するだけ.死の瞬間までジャズファンに劇的な進化をみせつけてきたマイルスデイビ…