Kanazawa Jazz Days

Kanazawa Jazz Days

ジャズを中心としたレコード/CD、登山/渓流釣り/ランニング、金沢の日々の暮らし

jazz: 渋谷毅

浅川マキ:ちょっと長い関係のブルース(1985) 新しいカートリッジで聴く

LPレコード終末期、1980年代半ば、の録音は甘い印象がある。溶けるような甘さ、のように感じる。当時のキング・レコードの日本録音Paddle Wheelなんか聴くと、特にそう思う。 このレコードは東芝、吉野金次の録音。スタジオでの録音なのだけど、程よい残響感…

渋谷毅: 渋やん(1982) 何時も変わらぬピアノ

何時も変わらぬピアノ、なのだ。 明日、金沢にふらっと現れ、柿木畠のライヴハウスのピアノの前に座って、勿論その前に蕎麦屋で一杯やっている訳だが、弾いた演奏が、このアルバムに収録されていてもおかしくない、ような印象がある。およそ、時間というもの…

渋谷毅, 市野元彦, 外山明: Childhood (2015) 気持ちがザラつく夕刻に

忙しい日々が続くと、夕方には気持ちがザラついてくる。最近は夜中まで仕事場に居る。 なんか意味もなく胸騒ぎのような感触が沸いてくると、困ってしまうので、仕事場の掃除を延々している。次第に片付いてくると、そんなザラツキも少しは減ってくる、のだけ…

渋谷毅:渋やん(1982)まずは届いたので

まずは届いたので家のソファーに置いて、写真を撮ってみた。長く欲しかったアルバム。なかなか高価なので手が出なかったが、ボクの購入基準(当時の新品価格の2倍まで)に割と近いモノが出たので購入。3年越し、くらいの話。 少し聴いてみて、思ったのは、…

渋谷毅, 津上研太: 無銭優雅 (2009) ああ疲れた、って今宵

ああ疲れた、って今宵、聴いているアルバム。柔らかなピアノの音を聴くと、強めの酒を舐めたくなるが、まだ仕事中。そんな少し緩い感じ、になれるから聴く渋谷毅のアルバム。 もっきりやで彼のピアノを聴くときと同じように、思いっきり弛緩しながら聴くよう…

林栄一: Monk's Mood (1995) 管の共鳴まで

ゆっくりと渋谷毅のアルバムを集めている。ゆっくり入手し、ゆっくり聴く、そんな感じが彼のアルバムには向いているような気がする。だから、そんなに沢山は持っていない。 そんな感じで入手した、渋谷毅が入った林栄一のアルバム。渋谷毅は冒頭4曲のみ。 …

廣木光一, 渋谷毅: So quiet (1998) ゆったりと聴く

バンコクから帰ったら、届いていたCD。 高柳昌行のCool jojoのことを書くときに、ネットを見ていたら、同名の店のことを知った。店内には、高柳さんの蔵書もあるそうだ。そこでのライヴの告知で、渋谷さんと廣木さんのデュオを知った。 聴く前から、渋谷さん…

渋谷毅, 森山威男 (2001) あの緩い空気のなか(見えない匕首)

先日、オークションで安価だったので購入。ゆっくり、静かに渋谷さんのアルバムを手に入れている。 渋谷毅と森山威男って、カテゴリが違う奏者だと思うのだけど、基本的には「不動の渋谷毅の音」に森山威男が様々な音色を嵌めていく、作業を行った軌跡、のよ…

渋谷毅:Afternoon (2005)

驚くほど忙しい時間を過ごしてささくれている。そんなときの「クスリ」をふっと思い出した。 近所だったEちゃんに教えてもらった渋谷毅のピアノ。かなり気分がくたびれているので、染みるソロ・ピアノ。 やはり、そんなとき、夕暮れ時にかけていたら、黄昏れ…

眼前に紫煙とともに浮かび上がる 

浅川マキプロデュースの「Zero hour」という3枚のアルバムがある。1991年の録音。ピアノは渋谷さん。(多分)販売枚数は少なく、入手も少し難しい。LPレコードはone and only的存在なのだけど、CDのようなディジタル音源の場合、再発で揃えばよい(マスタリ…

Tristan Honsinger: From The Broken World (1991) 空間に形を与えるような音

昨夜、帰宅したら届いていたアルバム。チェロ弾きであるトリスタン・ホイジンガーのCD。Free Jazzを解体したような、Improvised Musicを生業としている。その彼が1991年に渋谷毅と近藤等則と吹き込んだアルバム。 1980年過ぎに、ホイジンガーを2回聴いてい…

渋谷毅,武田和命: Old folks (1985) モンクの曲の響き

一昨日のDVDと同じく、10年ほど前に出たブート紛いのCD。ナショナルのWラジカセで録ったものだそうだ。それから30年、武田と川端はこの世を去って、ナショナルもWラジカセも死語。 ただ渋谷さんだけは、今日もどこかで呑みながらピアノを弾いているのだろう…

武田和命カルテット1988 Live at 柳川「ファンクール」 衝動的に

衝動的に手にした。どうしてだろうか。 そして一日聴いていた。なぜだろうか。 理由はさっぱり分からなかったのだけど、衝動的に聴き続けている。 仕事場のPCで鳴らしているが、音質、なんてものが認知過程からぶっ飛んでいる。 それには何か気持の奥底に理…

渋谷毅・平田王子@もっきりや(2015-2-21)歌伴の美しさ

はじまる前から、もっきりやのなかには緩い空気が流れていた。ほろ酔い、に違いない渋谷さんがウロウロして、話をしている。そんな訳で、すっとライヴがはじまった。ボッサ、なのだけど、ブラジルのあれ、であるようで、和風の感じ。タラコのパスタのような…

渋谷毅: Dream (1974) 変わらぬ眼差し (仙台土産)

仙台に出かけると、必ず寄るレコード屋がある。南町通と一番町の通りの交点にあるvol. 1。そんなに沢山はないのだけど、あるべきものがあるような、ちょいと気になるレコードがぽつぽつある。今回は、渋谷毅のドリームを見つけて、小躍り。 彼の最初のアルバ…

浅川マキ:あの男が死んだら(1972,1981,1996)酩酊しながら

その夜も酩酊していて、意識は断続的。とかく疲れているのだ。 他の客も消え、ふっと聴こえてきた曲が「あの男(ヒト)が死んだら」。ボクが好きな曲なので、そこですこしだけ眼を覚ました。しかし、ボクが知っているその曲よりは少し軽く、声の陰翳が少し足り…

植松孝夫: Come from with (1991) 歌謡曲とも云える

最近、植松孝夫のアルバムを揃えた。全部で3枚。これは最後のアルバムで1991年。その頃、東芝で浅川マキがプロデュースしたZero hourシリーズの1つ。丁度その頃、浅川マキと共演していたからだろう。彼女のヴィデオに 植松孝夫がしっかり出ている。 ボクが…

浅川マキ:ちょっと長い関係のブルース(1985) 膝を抱えるような気分で。

明るい月夜だったのに、夜半過ぎから雷が鳴りだした。暗い部屋でレコードをターンテーブルに載せたまま眠ってしまった。カツっというかすれたような衝突音の繰り返しで眼が覚めた。レコードのレーベルの端をなぞり続けていた。とても寒かった。レコード針を…

渋谷毅:Cook note(1977) なぜ日本のジャズなのか、なぜLPレコードなのか

金曜日にお茶の水で買ったLPレコード。持って帰ってから何度もターン・テーブルに登板。MMで聴いたり、MCで聴いたり、山水で聴いたり、マッキントッシュで聴いたり。 なぜ日本のジャズなのか、なぜLPレコードなのか、そんなことを考えていた。 学生の頃から…

この数ヶ月入手したLPレコード(1) 日本のジャズ

7月からLPレコードを随分と買っているのだけど、記憶が怪しくなってきたので備忘のメモをアップ。今日の御茶ノ水で、矢野顕子の長月・神無月を入手したことが嬉しかったので、筆頭にあげる。アレがジャズかあ、なんて無粋なこと云わないで欲しい。立派なジャ…

渋谷毅・石渡明廣:月の鳥 (2008) 隙間だらけの音だけど

ただぼんやりと聴いているのは、先日、ディスクユニオンで入手した渋谷毅と石渡明廣のデュオ。

渋谷毅: Solo-Famous Composers(2007) 寒い日々だけど、日溜りでの午睡の気分で

寒い日々だけど、日溜りでの午睡の気分で聴くことができる。そんな音楽っていいなあ、と夜中にこっそりと仕事場で聴いているのだ。

浅川マキ:ふと或る夜、生き物みたいに歩いていたので、演奏者たちのOKをもらった(1980)冷え切った部屋に

冷え切った部屋に帰ってきた。そんなときに聴きたくなったのは、浅川マキ。冷え冷えとした歌なのだけど、だけど暖かみのある声を聴きたくなった。

渋谷毅,川端民生:蝶々在中(1998) 手元に届いた封筒を開くとあの時代の空気が

先日、知人から頂いたアルバム。手元に届いた小さな封筒のようなジャケットのなかの「蝶々在中」。得体の知れぬ蠱惑に打たれるような感覚の毎日。困惑してしまった。何だろう。