Kanazawa Jazz Days

Kanazawa Jazz Days

ジャズを中心としたレコード/CD、登山/渓流釣り/ランニング、金沢の日々の暮らし

jazz: 日本

井上敬三: Boys Be Ambitious! (1984) 美しく・強く管が鳴る

30年以上前に買ったレコードを聴いてみる。当時、老年でのデビューと騒がれた(今のボクと同年代だ!)井上敬三の面白味は、管の音、響きの美しさだと、改めて思った。このアルバムは渡辺香津美のプロデュースで、当時の彼の色が強く出ている。そのようなプ…

富樫雅彦: Rings(1975) 打楽器の響きの美しさ

ゆっくりと富樫雅彦のレコードを集めている。実は、このアルバムの存在は長く知らなかった。打楽器のソロ、としては後年のFaces of percussionsが最初、と思っていた。1970年代末、コロンビアとかビクターの日本盤は店頭で見かけたら購入していたから。だか…

藤掛正隆, 早川岳晴, 山本精一: 弱虫/from Gakeppuchi Session(2008) お盆の朝からこんなの聴くなんて

お盆の朝からこんなの聴くなんて、どうかしているように思えるが、予想通り良い。藤掛正隆の直球のビートをとても気に入って、続けて聴いている。ベースが早川岳晴なんで、期待しないほうが無理。 1980年頃のオーネット一派、ウルマー、タクマ、シャノン・ジ…

Misha Mengelberg, 豊住芳三郎: 逍遥遊 (1994) 距離の伸縮

最近、このアルバムの存在を知って、入手。ミシャがこの世から去って、遅すぎる個人的なブーム。 ピアノとドラムとのデュオというと、真っ先にハンとのデュオを想起する訳なのだけど、その違いが面白いアルバム。 ICPの2人はとてもリラックスした雰囲気のな…

山中千尋: Monk Studies (2017) 一曲目が一番美味しい

時々はアルバムを買っていて(最初の澤野のアルバムから)、ポツポツ聴いている。 近作での電気楽器を入れた作りが、軽めではあるが好み。 という訳で、更にその路線を進めつつ、モンクを取り上げるとのことで、手を出した。 早速聴くと、一曲目でFlying Lot…

寺下誠: The Great Harvest (1978) 美味しいディスクユニオンの再発シリーズ

寺下誠の名前はグロスマンの凄まじいライヴ、で知った。グロスマンも凄いのだけど、ピアノも凄い。マッコイのドライヴ感そのもので走り抜ける。 それから気になっている奏者。リーダ・アルバムが出ていると知った。レコードが出てくるのをじっと待っていたが…

The Space Baa: spaced out(2016) 気持ち良し

ここ1年くらいで、面白いなって思ったグループはrabbitooなのだけど、space baaも実に面白い。twitterで知って、試聴したのだけど、一発で気に入った。これ、当面のヘヴィ・ローテーション決まり。 初めて知った辰巳”小五郎”光英がトランペット他、渋サの不…

加藤崇之, 藤掛正隆: ten-shi(2014) たのしい

こういった音楽の面白さ、をコトバにすることができないのだけど、いや、コトバにした瞬間に混沌とした音の塊の面白さが変質してしまうような、そんな気もする。 灰野敬二のアルバムが面白かったので、さらに。 ボクのなかで強く惹かれているのは藤掛正隆。…

宮沢昭: Bull trout/いわな (1969) レコード盤を入手

CDが届いた後、出物があって「いわな」のレコード盤を入手。ディスクユニオンによる再発シリーズの音にかなり満足したので、迷いはあったが。 1980年の再発レコードのプロモ盤。だからオリジナルではない。まあ、このあたりのレコードは再発であっても、まあ…

渋谷毅オーケストラ: 酔った猫が低い塀を高い塀と間違えて歩いているの図(1993) 曲の幅や自在さ

渋谷毅を聴きだしたのは、蝶々在中から。浅川マキファンだったEちゃんにCDをもらってから。6年になる。爾来、ゆるりとCDやレコードを求めている。血道をあげて蒐集する感じは似合わないしね。これは昨日届いたCD。 金沢のもっきりやで聴いたときにも感じた…

富樫雅彦: Passing In The Silence (1993) 何もない世界の縁が直ぐそこに迫るような

富樫雅彦のソロ。この作品のおよそ10年前のThe face of percussionに続く作品。 富樫雅彦のアルバムは無理せずゆっくり集めていて、先日、安値で入手した。 ソロでの富樫は、ビートやドライヴ、グルーヴといったジャズに対する遠心力を最大限働かせているよ…

田中鮎美, Johan Lindvall, Christian Wallumrød: 3 pianos (2016) レコードで聴く

Nakama recordsに注文していたレコードが届いた。注文は半年以上前だったのだけど、本作の仕上がりが満足しなかった、とクリスチャンから連絡があり、それから随分かかった。クリスチャンはお詫び、に新しい1枚を足してくれた。 届いたレコードを聴いて、レ…

高瀬アキ, Silke Eberhard: Ornette Coleman Anthology (2006) 実に楽しいオーネット・コールマン・アンソロジー

昨日は高橋アキで、今日は高瀬アキ。ややこしい。どちらも好きなピアニスト。時々、ディスクユニオンのジャズ・コーナーで高橋アキを救出することがあるので、ボクだけややこしい、訳ではなさそうだけど。 それはともかく、このオーネット・コールマン・アン…

井野信義, Lester Bowie: Duet (1985) 音の深さや起伏の大きさ、のようなものを聴かせる

昨日、ボクはAEOCと縁が薄いようなことを書いた。ロスコー・ミッチェルは特にそうだ。 レスター・ボウイは、ジャック・デジョネットのバンドで聴いていたので、AEOCのなかでは一番聴いている。あの噴き出すような乾いたような音色、は好きだ。 このアルバム…

宮沢昭: Four Units (1969) 四股が自由な頃の富樫雅彦をもっと聴きたい

四股が自由な頃の、ドラマー富樫雅彦をもっと聴きたい、と思っている。打音を空間的に組み立てる、その規模の大きさ、ビートを刻んだ瞬間の鋭さ、素晴らしいジャズ・ドラマーなのだ。 そんな気持ちで入手したレコード。本当は「いわな」のレコードが欲しいの…

菊地雅章:Love Song (1995) おしまいもはじまりもない

おしまいもはじまりもない語り、を聴いているような気分だ。時間すら、止まってしまいそうな、柔らかな空間のなかにある。他のソロ、特に最晩年の黒いオルフェと比べると、やや音が暖かい。包み込むような優しさがある、ように感じる。 確かに、モンクのよう…

佐藤允彦&Medical Sugar Bank: MSB Two (1980) 「風」のアルバム

バンコクから帰ってきて、収納できないで並べてあるレコードをターン・テーブルに載せる。 いつだったかレコード屋で見つけたので入手。この手のフュージョンは依然「投げ売り状態」なので安価。 佐藤允彦のアルバム全般に云えるのだけど、非常に出来が良い…

(TBM25) 和田直: Blues World (1974) 植松孝夫のテナー

TBMは気になるレーベルだったので、レコード屋の店頭で値頃なものを見つけたら、適当に買うような集め方。沢山はないけど、少なくはない、手元にあるのは。そんな買い方の弊はレコード一枚一枚への思いが薄いので、ある枚数限度を超えると、二枚目を買っう羽…

(TBM12) 和田直: Coco's Blues (1972) 「ありそうでない」部分が実に美味しい

下記記事を読んでから欲しかったレコード。そんなに珍しい盤でもないのだけど、値頃なものを待っていた。 上記記事のルネ氏の云う日本のジャズへの感情、それと正反対、ということではなくて、日本人だから感じでしまう距離感、に対する嗜好の違いだと思う。…

今日届いたレコード(日本のジャズ)

随分、レコード屋には行っていない。通販主体。これらは、国内のディーラーから通販で購入したもの。たまたまだけど日本のジャズばかり。しかも1枚除いてTBM。 吉沢元治:Inland Fish (Trio)ジョージ大塚:In concert (TBM)和田直:Coco's Blues (TBM)金井…

沖至, 井野信義, 崔善培: Kami Fusen (1996) 豊かに響くベース、豊かに響くトランペット

台湾に行く前にリトアニアのNoBusiness Recordsから届いたレコード。送料を考慮しても、販売店から購入するより安価。楽器の音響的な豊かさを楽しむ、という観点で、レコードが欲しい自分がいる。 20年前のライヴが今になってレコード化されている。トランペ…

坂田明: Semikujira (2015) 昔のアルバムに近い印象

これも坂田明の近作。レコード。「例の」ヴォイスも入っているが、まあ要らないかなあ(笑)。ベース、ドラムとのトリオ。坂田明がブロウし続けるあたりが圧巻ではあるが、やや一本調子。ドラムが引っ込んでいて、録音がもの足りない。平家物語での変化に富…

坂田明: The Tale Of The Heike (2011,12) 管の音色が昔より深まり、味わい深い

坂田明の語りは「際物」だと思っている。山下洋輔の「寿限無」の田中角栄のモノマネには参った。面白くない、のである。仲間内の宴会芸を見せられた、後味の悪さが残った。 しかし、ジム・オルークとのセッションの格好よさ、は只事でなく30年以上ぶりに聴く…

Oliver Nelson, 原信夫&Sharps & Flats: – 3-2-1-0 (1969) 1960年代の思い出(菊地雅章関連アルバムだけど)

ボクの子供時代、1960年代は高度経済成長の時期と云われるが、同時に戦後の外貨統制が次第に緩くなっていく時期でもある。1960年代後半には、ほぼ貿易の自由化は行われ、海外旅行の自由化も行われた。都市近郊の農地が宅地化するとともに、富裕農家が出現し…

飯島晃: Combo Rakia's (1990-91) 正確な揺らぎ、のようなもの

CDをトレイに入れた瞬間から、穏やかな水の流れ、のような中にいる。だけど、その流れは、岩だらけの渓流のように、水面を見ているとまっすぐに流れているのではなく、そこかしこと滞留していたり、逆流していたり、渦巻いていたりする。気持ちをそんな穏や…

井上敬三: Intimate (1979) フリー系の奏者の魅力

昨日届いたレコード。2枚、同時に入手。以前から持っている盤と合わせて3枚。これで全部じゃないかな、レコードは。 当時、57歳での「レコード・デビュー」が話題になったフリー奏者・井上敬三。これは彼の最初のアルバム。リアルタイムに、その記事を雑誌…

山下洋輔: Dancing 古事記(1969) そんな時代臭なんかと関係なく

山下洋輔の初リーダ作で、大駱駝艦の麿赤兒による自主制作。1969年7月、バリケード封鎖された早稲田大学構内での演奏。同日の演奏は、田原総一郎がドキュメンタリーの形で放送している。懐かしいアジ演説も入った、時代の臭い(匂いでなくて)溢れる盤。ボク…

富樫雅彦、高木元輝:アイソレーション(1969) 「残念」だったのは

何とかレコードを入手した。富樫雅彦の四股が自在なときのアルバムを、しかるべき音圧で聴きたかった、のだ。 実は後年の演奏との違いはあまり感じなかった。勿論、バスドラムが鳴ったり、自由な四股から発せられる音は後年と同じじゃない。しかし、これを聴…

向井滋春: Favorite Time (1976) 1970年代ジャズの愉しみ

1980年頃のテイチクの再発シリーズの一枚。このとき、富樫のspeed and spaceと山下洋輔のconcert in new jazzを購入した記憶がある。これは先日、帯の惹句「コルトレーン・ナンバー」で引っかかって、購入。1000円もしないが、大正解。1970年代ジャズの愉し…

高橋知己, Elvin Jones : Another Soil (1980) あの時代

何とも凄い時代。音楽産業がバブルの時代。ジャズ奏者のアルバムがメジャーから溢れるように出て、しかも海外の有名奏者も加わる。1980年。ボクがジャズを聴きはじめた頃はそんな時代。ジャズ・フェスティバルは全国に乱立し、何処も数千人の入場者。だから…

菊地雅章: M(1997) 端麗な音

ふっと思った。端麗な酒は軽く、水のように流れる。それは水に希釈されたようなものだろうか。ただ流れるだけのために、あるのだろうか。だけど、流れた後の匂いや、淡い感触がもたらす大袈裟でない愉悦は、日本酒とともに過ごす時間にある。 このアルバムも…

ケイ赤城: New Smiles And Traveled Miles (1998) タッチの強靱さ

1年前に「もっきりや」でケイ赤城の帰国ライヴを聴いた。驚いた。タッチが強靱で、なおかつ音の煌めきが半端ではなかった。CDでは決して味わえるような音ではなかった。ピアノが鳴りきった感じ。 マイルスのアルバムでは「キーボード」。ピョロピョロとマイ…

blacksheep: ∞ -メビウス- (2013) やや奇妙な味わいがおいしい

まちがいなく、過去のボクが手を出さないアルバム。バリトンとトロンボーンだもんね。バリトンはジョン・サーマンのみ。トロンボーンはなし。いや、ジョージ・ルイスくらいかなあ。両方とも、概してキレの悪さが気になる楽器。 で、吉田隆一については、「あ…

鈴木勲, 原田依幸, Tristan Honsinger: 慟哭(2009) 脳天を衝かれる感覚

凄い密度だ。そして彼ら3人の味、が完全に出尽くしていて、その接点で強い相互作用、が生じている。走る、止まる、下がる、上がる、引く、そのような様々な場面を非同期でありながら、音を紡ぎ合う。 原田のピアノは響きが綺麗だから好きだ。40年近く前にラ…

阿部薫, 豊住芳三郎:Overhang-Party (1978) 音の美しさを

ディスクユニオンで見かけて、小躍りして購入したレコード。これで(本当の幻的レア盤である)解体的交換以外の レコードが揃った、と思った。実は、これは誤解で同名のOverhang party (QBICO)の名前で出たアルバムは騒でのライヴで、別の演奏のようだ、やれ…

蓮見令麻: Billows of Blue (2016) 在ったこともない記憶を辿るような

蓮見令麻のピアノとヴォイス。それにドラムとベースが寄り添う。蓮見が主宰する、このRuwehレーベルのアルバムの魅力は、アコウスティックな音響空間の柔らかさ、だと思っている。最近、多くの(全てでないが)ECMのアルバムに「作られた」アコウスティック…

Akira Sakata: Counter Clockwise (1975) ある種の速度感に支配された

山下洋輔トリオの夏の欧州ツアーで録音されたキアズマが6月。このアルバムはその後、一ヶ月後にドイツのミュンヘンで吹き込まれている。坂田がリーダなので、山下洋輔の代わりにベースのアデルハルト・ロイディンガーが入っている。 坂田明の演奏はあの緊迫…

日野元彦: TOKO at Menu in jazz (1975) 黒く白く

何とも時代の空気、の塊のアルバム。録音がすかっとしないのは、楽器の多くがエフェクター過多、の時代の空気そのもの。何せ、アガルタや洪水、RTFにマハヴィシュヌ、そしてミステリアス・トラヴェラーの時代なのだ。結構真っ直ぐな奏者達が、そのような「音…

富樫雅彦: Flame up (1981) ジャズ奏者としての富樫雅彦

富樫雅彦に熱中した時期がある。Spiritual natureからSketchと、日本的な間、のようなものに強く惹かれた。当時はコロンビアからキングにアルバム作成の場を移していたのだが、鈴木勲との陽光やパリでのセッションに痺れ、大編成のアル・アラーフで一気に冷…

久々に入手した浅川マキのアルバム2枚

深夜に帰宅したら、浅川マキのアルバム2枚が届いていた。なかなか入手が難しい1980年代のもの。今は焦って集めるようなことをしていない。1年〜2年の期間で考えると、たまに見かける、そんなアルバム。 [2015-12-15記事] 浅川マキのアルバム 細々と集めて…

藤本敦夫: BEAT JAZZ (1986) あんまり時代と関係なく活動している人達

なんとくなく重篤な橋本フアンのH松氏の影響もあり、ぼちぼち、このあたりも聴いている。これはレコードで入手。さほど高価ではない。 藤本・橋本によるカラード・ミュージックの続編的なアルバム。現在のUB-Xまで、すっと一直線的に変態を遂げながら、未だ…

鈴木勲:自画像(1980) それは鈴木勲そのもので

当時のキングレコードから出た、レッド・ミッチェルと鈴木勲のアルバムを大いに気に入った。それから暫く、彼の新譜を買った。富樫雅彦や菅野邦彦とのアルバムなど。またTBMのアルバムも少し。 それがお仕舞いになったのは、怪作とも云えるこのアルバム。鈴…

橋本一子, 藤本敦夫: Colored Music (1981) 35年ひとむかし

35年ひとむかし、とは思うのだけど、ボクにとっても人生の半分に相当する(実質半分以上)時間の希薄さに唖然としてしまう。なーんにも進歩していない、ように思う、人間的には。だから、アホみたいにレコードを買い漁るようなことを、35年前と変わらぬ感覚…

中村達也: Song of Pat (1976) 冷たく燃える音

当時のロフト・ジャズのメンバーやリチャード・デイヴィスと吹き込んだレコード。最近まで知らなかった。CDも出ていたようだ。 今になって聴くとロフト・ジャズも主流派的なジャズそのもので、いまのジャズの中にすっかり溶け込んでいるように思える。これも…

生活向上委員会大管弦楽団: This Is Music Is This!? (1979) 「生向委」はすっかり忘れていた、けど

これも最近購入の1枚。500円。餌箱定番のリッチー・コールが200円だったので、2倍。それにしても安い。(ギル・エヴァンスのPojazz盤が1000円を切っていたので、泣けた。レコードの「せどり」が出るぞ。) 1979年はジャズを聴きはじめた時。秋頃(だったか…

Gil Evans: Gil Evans Live At The Royal Festival Hall London 1978 (1978) 菊地雅章のパーカー

これも、お茶の水購入盤。最近になって持っていないことに気がついたもの。同じライヴの別テイクがMole jazzから出ていて、混乱していた。パブリック・シアターとあわせ、菊地雅章参加盤なのだ 公式盤としては、Now comes the time以来らしいが、続々出るこ…

菊地雅章: Aurora (1986-1988) ススト後の1980年代

1981年のSustoとOne way traveller のグルーヴ感に驚喜していた。アガルタで最高にアヴァンギャルドなグルーヴしていたマイルスバンドを、さらに洗練したような音だったからだ。1980年代に復活したマイルスのバンドには、そんな空気は微塵も残っていなかった…

phat (藤原大輔): siki (2001) 出張先の朝、ぼんやり

名古屋でテキトーに買ったアルバムが良かったので、もう少し。rabbitooが好みだったら、その味と同じ平面上の感じ。出張先の朝、ぼんやり聴いているが、気持ちよい。 色[siki] アーティスト: phat,坂本龍一,ピーター・バラカン 出版社/メーカー: EMIミュージ…

後藤芳子: Because (1981)富樫雅彦のアップテンポの4ビート

CDとレコードを間違えて注文。トホホ。でも、それなりに聴ける盤で、安かったし、まあいいかな。 後藤芳子のヴォーカルに, 佐藤允彦, 井野信義, 富樫雅彦という唄伴とは思えぬ強力なトリオ。富樫雅彦の4ビートが聴きたかった。特にアップテンポの。1960年代…

阿部薫: Mort À Crédit-なしくずしの死 (1976) 今、音だけを聴く

阿部薫に関する記述やyoutubeにあったTV番組なんかをみると、阿部薫という題材を通じて時代を語る、あるいは自分を語るような側面が気になる。案外、音楽の話ではないのだ。1970年前後を頂点とした破壊へのヴェクターが急激に退潮した流れ、と、1976年に自死…