Kanazawa Jazz Days

Kanazawa Jazz Days

ジャズを中心としたレコード/CD、登山/渓流釣り/ランニング、金沢の日々の暮らし

jazz: 富樫雅彦

渡辺貞夫: Jazz & Bossa (1966) やはりタクト盤は。。

富樫雅彦と菊池雅章が揃って入っているレコード、ということで1960年代の渡辺貞夫に手を出し始めた。 今回入手したレコードはタクト盤で、オリジナル。とても豪華で複雑な造りが災いして、ジャケットが崩壊しつつある。 これは、A面が渡辺貞夫、菊池雅章、富…

富樫雅彦, 高柳昌行: Pulsation (1983) レコードを入手した

昨日届いたCD。これの他、数枚、レコード入手の長期戦を決め、CDを入手した。最近の再発CDは音が良く、高価なレコードに固執することもなかろう、という判断。キング・レコードのPaddle Wheel盤のディスク・ユニオン(DIW)からの再発、TBMの再発はそのような…

Charlie Mariano&渡辺貞夫 (1967) とうとう手を出した (晩年に通じる菊地雅章のピアノ)

とうとう手を出した。 菊地雅章や富樫雅彦を聴いていると、当たり前のことだけど、故人なので音源には限りがある。ともに1970年代初頭の音源(銀界、ポエジー他)を聴いて強く惹き込まれた。そうすると、どうしても意識は1960年代の音源に向かう。宮沢昭の「…

渡辺貞夫のディスコグラフィー(1960年代の富樫雅彦、菊地雅章、1970年代の本田竹廣)

1960年代の富樫雅彦、菊地雅章、1970年代の本田竹廣のアルバムをゆっくり集めている。菊地雅章のレコードは(多分)集まって、富樫雅彦のレコードは幾つかの難物を除いてほぼ。そうなると1960年代の渡辺貞夫のレコードも気になってきた。あわせて1970年代の…

岡崎・内田修ジャズコレクション展示室(3) 物販(CD、図版)

数ヶ月前から、オークションに出品された高柳昌行のアルバムから、岡崎市が内田修氏のプライヴェート録音をCD化していることを知った。オフィシャル・ブートレグとも云える内容: コレクションCD|内田修ジャズコレクション [Osamu Uchida Jazz Collection]…

岡崎・内田修ジャズコレクション展示室(2) プライヴェート録音

内田修ジャズコレクションの宝は、何といっても膨大なプライヴェート録音のテープではなかろうか。既にその目録は出来ていて、2016年の目録作成時点で150弱のセッションがリストアップされている。1962年8月26日(ジャズ・セミナー第3回発表会)から1997年9…

岡崎・内田修ジャズコレクション展示室(1)  展示物編

昨日は名古屋から豊田市へまわり、豊田駅前で宿泊。良い機会なので、岡崎市の図書館に設けられている常設の内田修ジャズコレクション展示室を訪問した。 ボクが内田修の名前を知ったのは、18の頃。SJ誌を熱心に読んでいると、年に何回も名前が出てくる。岡崎…

富樫雅彦: Rings(1975) 打楽器の響きの美しさ

ゆっくりと富樫雅彦のレコードを集めている。実は、このアルバムの存在は長く知らなかった。打楽器のソロ、としては後年のFaces of percussionsが最初、と思っていた。1970年代末、コロンビアとかビクターの日本盤は店頭で見かけたら購入していたから。だか…

宮沢昭: Bull trout/いわな (1969) レコード盤を入手

CDが届いた後、出物があって「いわな」のレコード盤を入手。ディスクユニオンによる再発シリーズの音にかなり満足したので、迷いはあったが。 1980年の再発レコードのプロモ盤。だからオリジナルではない。まあ、このあたりのレコードは再発であっても、まあ…

富樫雅彦: Passing In The Silence (1993) 何もない世界の縁が直ぐそこに迫るような

富樫雅彦のソロ。この作品のおよそ10年前のThe face of percussionに続く作品。 富樫雅彦のアルバムは無理せずゆっくり集めていて、先日、安値で入手した。 ソロでの富樫は、ビートやドライヴ、グルーヴといったジャズに対する遠心力を最大限働かせているよ…

宮沢昭: Four Units (1969) 四股が自由な頃の富樫雅彦をもっと聴きたい

四股が自由な頃の、ドラマー富樫雅彦をもっと聴きたい、と思っている。打音を空間的に組み立てる、その規模の大きさ、ビートを刻んだ瞬間の鋭さ、素晴らしいジャズ・ドラマーなのだ。 そんな気持ちで入手したレコード。本当は「いわな」のレコードが欲しいの…

富樫雅彦、高木元輝:アイソレーション(1969) 「残念」だったのは

何とかレコードを入手した。富樫雅彦の四股が自在なときのアルバムを、しかるべき音圧で聴きたかった、のだ。 実は後年の演奏との違いはあまり感じなかった。勿論、バスドラムが鳴ったり、自由な四股から発せられる音は後年と同じじゃない。しかし、これを聴…

富樫雅彦: Flame up (1981) ジャズ奏者としての富樫雅彦

富樫雅彦に熱中した時期がある。Spiritual natureからSketchと、日本的な間、のようなものに強く惹かれた。当時はコロンビアからキングにアルバム作成の場を移していたのだが、鈴木勲との陽光やパリでのセッションに痺れ、大編成のアル・アラーフで一気に冷…

後藤芳子: Because (1981)富樫雅彦のアップテンポの4ビート

CDとレコードを間違えて注文。トホホ。でも、それなりに聴ける盤で、安かったし、まあいいかな。 後藤芳子のヴォーカルに, 佐藤允彦, 井野信義, 富樫雅彦という唄伴とは思えぬ強力なトリオ。富樫雅彦の4ビートが聴きたかった。特にアップテンポの。1960年代…

富樫雅彦: かなたからの声 (1976) 音空間の伸び縮み

一昨日に引き続き、ECMを聴こうと思ったが、どうもArild Andersonのアルバムがピンとこなくて、最近入手したレコードを聴くことに。富樫雅彦の1976年のアルバム。 ボクは1970年代末に街のレコード屋で富樫のアルバム、コロンビア盤とかキング盤を入手した。…

Gary Peacock, 佐藤允彦, 富樫雅彦: Wave II (1987) ピーコックの曲作り

昨日届いたCD、早速、聴いている。ピーコックの曲作り、の素晴らしさが堪能できる一枚、じゃないかなあ。 Waveと銘打ったアルバムは3枚ある。 Gary Peacock, 佐藤允彦, 富樫雅彦の3人のトリオ。Waveは富樫雅彦主導、Wave IIはGary Peacock主導、Wave IIIは…

富樫雅彦: We Now Create: Music For Strings, Winds And Percussions (1969) 肢体を限界まで動かしているときの音

先日届いたLPレコードを早速聴く。 以前からアップル・ミュージックで聴いていたのだけど、やはりレコードで聴きたい、要求が強かった。ようやく、1980年の再発盤ではあるが、入手することができた。 やはりレコードで聴くと、特に富樫のドラムが明瞭で、嬉…

富樫雅彦, 鈴木勲: 陽光 - A Day Of The Sun(1979) 奔放な鼓動と旋律

奔放な鼓動と旋律、が盤に封じられている。レコード針が盤面をなぞりはじめてから、針があがるまで、封じられた鼓動と旋律が溢れ出る。 富樫雅彦は、肢体が自由であったとき、そのスピード感溢れるドラミングは凄まじいものであった。下肢が不自由となり、両…

菊地雅章の客演アルバム: 渡辺貞夫、ギル・エヴァンスそしてポール・モチアン

今度は客演編。ボクにとって思い出深いのは、ギル・エヴァンスのパブリック・シアターでのライヴ。ギルの数多いアルバムの中でも名盤中の名盤に菊地雅章が出ている。またこの時期(1970年代後半)は、彼にとっての高揚期に違いなく、渡米後数年で、隠遁した…

菊地雅章のアルバム(CD時代編)リーダ作、準リーダ作のリスト、全部は揃っていないけど

昨日の記事の続編で菊地雅章(CD時代)のリーダ作、準リーダ作のリストを掲載する。 レコード時代と違って、全ては持っていないが、持つべきアルバムは持ったと思っている。どうでもいいかな、と思っているのは、元来レーザーディスクのBGMであったらしいシ…

お茶の水で入手したレコード

新宿からお茶の水へ。回遊コース、のようだ。駅前店では本だけ購入。Jazz Tokyoへ。 まず眼に入ったのはダグラスのLoft Jazzコンサート。全5枚のうち、2枚。昔から二束三文だったけど、今回も。先日、apple musicで聴いたら存外に良かったので。 高瀬アキ…

新宿で入手したレコード

天候が不安定な東京へ、久しぶりの出張。あまり出かけたくないので、積極的には動いていない。だから、本当に久しぶり。仕事の前の隙間時間に、レコードを見に行った。 まずは新宿へ。新宿の東口に立つと、35年前に大阪から夜行列車で来て、ピットインやDUG…

翠川敬基: 緑色革命/Grüne Revolution (1976) 弦のキシミ

高柳のギターと翠川のチェロ、二台の弦楽器で音を出しているのだけど、二人で音を足して前に出て行くような感覚でなく、引きながら下がっていくような不思議な感覚。ブラックホールの吸い込まれていくようなエネルギーを見るような、である。だから、抜き取…

富樫雅彦:The Ballad/ My Favorite (1981) 美しいアルバム

とにかく美しいアルバム。前にも書いたが、この時期のキング・レコードには素晴らしい録音が多い。ECMほど残響を加えず、しかし同じくらい奥行きのある音を造っている。 そして、何より富樫雅彦、佐藤允彦の音が美しい。佐藤允彦のピアノがスタンダードをや…

先週末に届いていたCD/LPレコード

金沢に帰ったらポストのなかには不在時の配達票。仕方がないので深夜の郵便局まで。郵便はそのように受け取れるし、ヤマトのセンターは近所なので受け取りは容易。サガワはセンターは遠いし、やや配達に難があるので、受け取りに苦労する。 届いていたのは高…

富樫雅彦: Contrast (1982) ジャズ・ドラマーという根

これはライヴ録音で、ピーター・コヴァルト(b)、ロウレン・ニュートン(voice)の三人による即興的な演奏。 昨日と同じく80年代はじめのキング・レコードだけど、あまり録音の良さは感じない。ライヴだからか。 ボクは近藤等則との共演で聴いたピーター・コ…

富樫雅彦:Spiritual Moments (1981)録音の良さ、演奏の良さ、と裏腹に

昨日書いたが、アナログ末期のレコードの良さ、には堪らないものがある。針を下ろすと、音空間が眼前に現れ、第一音がはじまるまでの微かなトレース音にどきどきする。そして、強い音圧、鮮やかな色彩感、そして奏者との近い距離、を堪能できる録音が多い。…

富樫雅彦、高橋悠治:Twilight (1976) 胡志明という人物の漢詩を題材に

昨日届いたLPレコード。当時、デンオン(デノンじゃない)と呼ばれたレーベルのアルバムは音が綺麗 胡志明という人物、がいた。1969年に逝去している。胡という名前から、西域に起源をもつ漢人かとも思えるがそうでない。越南人である。カタカナで書くと、ホ…

足立正生:略称・連続射殺魔(1969) 富樫雅彦・高木元輝の音

youtubeにアーカイブされている映像と音。 副島さんの本を読んで知った映画。ボクの世代には忘れられない名前、永山則夫、の映画。ただし、登場人物なし、彼が見て感じたであろう風景を延々と撮影し、並べたもの。そこには昭和40年代に日本、ボクにとって懐…

銀巴里セッション(1963)そして日本のジャズ(最近、届いたレコード)

先週届いた3枚のレコードは全て、日本のジャズだった。 元来、日本のジャズは好きで、30年前、随分とレコードを買った。亡父からは、そんなの聴いて面白いか、と云われたけど。要は、本場を聴け、的な感覚だった。1970年代のお仕舞い。だけど日本のジャズは…