Kanazawa Jazz Days

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Kanazawa Jazz Days

ジャズを中心としたレコード/CD、登山/渓流釣り/ランニング、金沢の日々の暮らし

jazz (vib)

Gary Burton: Live In Tokyo (1971) ベースが与える躍動感

どうも1970年代のバートンのバンドには、もっさりとした印象があって、また経時変化による劣化が大きい、印象がある。ジャズ・ロックと称する音楽が好きでない、のもあるし、実際、その完成度が低いように思える、こともある。 このレコードはそんな印象を払…

Bobby Hutcherson: Happenings (1966) はじめてのハッチャーソン

今日は引き籠もって、レコードを聴き続けている。買ったものは聴かなくちゃ、ということで。備忘のメモ。 何故かハッチャーソンのアルバムには手が出ていなかった。理由はない。これも大阪のディスク・ユニオンでキング盤が安価だったので、入手した。以前、…

Milt Jackson: Opus De Jazz (1956) ECMに通じる音響空間だと (まだまだRVG)

何かつまらないなあ、という感覚を持って、昨日のリッチー・コールを聴き終えた。悪くはないが、普通なんだよね。 で、1950年代のモノラル、サヴォイのアルバムをターン・テーブルに載せた。モノラル録音。 その瞬間に「広がる」音響空間に刮目した。5人の…

(ECM 1072) Gary Burton: Dreams So Real - Music Of Carla Bley (1975) 今の音、昔の音

今の音、昔の音が入り乱れたアルバム。全体的にはその後のパット・メセニー・グループやバートン自身のアルバムの音の比率が高い。1960年代を引きずるジャズ・ロック的は味は、大分減ってきた。彼らがすすめていたジャズ・ロックを今聴くと、ちょっと耐えら…

(ECM1056)Ralph Towner, Gary Burton: Matchbook (1974) 時間が伸びやかに広がる感覚

針を下ろした瞬間に惹き込まれた。強い力。それは音、ではない。針の先が捉えたスタディオの空気。張り詰めていて、そして静寂。タウナーの作り出す音は、間違いなくECMの音場そのもの。ここ数作、米国録音の米国奏者を聴き続け、違和感が拭えない部分があっ…

(ECM1055) Gary Burton, Steve Swallow: Hotel Hello(1974) 夢想、のようなものを喚起するような

ボクは何処にも行けるし、何処にも行っていない。そんな独白を誘う。ジャケットの強い印象は、音をまた違う心象に連れて行く。 大学の英語の授業で読んだアーサー・ミラーの随想、ニュー・イングランドへの強いノスタルジイを淡い写真とともに。消え去ろうと…

(ECM1051) The Gary Burton Quintet with Eberhard Weber : Ring (1974) 知っているECMの空気の中へ

1974年の7月後半、西独での録音。 キース、ガルバレクと2枚吹き込んだ後、6月から7月にかけて米国で3枚、そして西独。巷では、ハンコックやマイルスのファンクが唸りを上げていた頃。そんななかで吹き込まれた、このアルバムが缶詰のように保っている空…

(ECM 1040) Gary Burton: Seven Songs For Quartet And Chamber Orchestra(1973) バートンの味

ECMのシリーズのなかで、はじめてのジャズ・コンボとオーケストラの共演。1970年代のこの手の演奏は案外苦手で、アレンジャーによっては受け付けない。その代表格はセベスキーで、CTIが臭く感じることが多いのは、そのためだ。クラウス・オーガマンは大丈夫…

(ECM1030) Gary Burton:The New Quartet (1973) 古さを感じさせるのだけど

怒濤のような忙しさだった5月もお仕舞い方。ほっとしている。ECMのレコード聴き、再開。 バートンのアルバムは、ECM以前のRCA/Atlanticを何枚か持っているのだけど、白人、それもやや荒っぽい感じの白人の感性のようなものを感じさせる芯の部分があって、リ…

(ECM1024) Gary Burton, Chick Corea: Crystal Silence (1972) 隅々まで行き渡ったような美意識

: もう完全に1970年代のECMの世界。そんな安心感ではじまり、おわる。 改めてここまでの二十数枚を眺めると、ジャケットの雰囲気は2つ前のRTFから、後年との連続性を強く感じるデザインになっている。録音もそう。商業的な成功、の以前に(発売ピッチが緩ん…

Gary Burton: Duster (1967) バートンの美しい響きとインプロヴィゼーション

昨夜は(も?)呑みすぎた。気がつくと、ダイニング・テーブルに座っている明け方の自分がいた。大きな雨音で目が覚めたらしい。 ぼんやり仕事場で過ごしているのだけど、何となく60年代後半のジャズ・シリーズ。意識して聴くと、70年代ジャズの萌芽が詰まっ…

Lionel Hampton: Stardust (1947) パサデナを思い出しながら聴く時代やスタイルを越えるジャズ

晩秋から冬にかけての金澤と縁遠いタイトルなのだけど、ライオネルハンプトンのスターダストはボクにとって素敵なアルバムの一つ。ノーマングランツのJATPと同じく,ただのジャムセッションのライヴなのだけど。場所はロスアンジェルスの郊外,パサデナ。