Kanazawa Jazz Days

Kanazawa Jazz Days

ジャズを中心としたレコード/CD、登山/渓流釣り/ランニング、金沢の日々の暮らし

jazz (reeds, fl)

(ECM 2494/95) Roscoe Mitchell: Bells For The South Side (2015) 精緻な音の空間

ボクはAEOC関連のアルバムについては、ブリジット・フォンテーヌでしか聴いていなくて、極めて縁が薄い。だから、このアルバムが彼らの過去の業績に照らしそうか、なんてことは書けない。むしろ、ソーリーとかテイボーンとかの参加が気になっていた。 AEOCに…

宮沢昭: Four Units (1969) 四股が自由な頃の富樫雅彦をもっと聴きたい

四股が自由な頃の、ドラマー富樫雅彦をもっと聴きたい、と思っている。打音を空間的に組み立てる、その規模の大きさ、ビートを刻んだ瞬間の鋭さ、素晴らしいジャズ・ドラマーなのだ。 そんな気持ちで入手したレコード。本当は「いわな」のレコードが欲しいの…

Tim Berne: Fulton street maul (1987) 新作の訳がないかあ

最近気になるティム・バーンのBandcamp上のサイトを見ていると、アルバムが増えている。 2016年リリースと表記されている本作を試聴すると、ビル・フリーゼルが吠えている、ではないか。かつては破壊活動をしていた新左翼の活動家だったが、最近は中道左派で…

Jimmy Giuffre, Paul Bley, Steve Swallow: Conversations With A Goose (1993) ブレイの音響的な美質が

ジミー・ジェフリー(1921年生)、ポール・ブレイ(1932年生まれ)、スティーブ・スワロウ(1940年生)によるインプロヴィゼーション集、と云ったアルバム。生年を書いてみると、世代がdecadeづつ異なることが分かる。1960年代のトリオの時点では、40代、30代、20…

The Eric Dolphy Memorial Album (1964) モノラル盤の音圧

このレコードは昔、日本盤で入手。圧巻のリチャード・デイヴィスとのデュオ、若きウッデイ・ショウとドルフィーの共演、そんな記憶が残っていた。そのショウとの共演も、まああまり好きな曲でないし、アルバムの統一感はないし、まあB面のデュオを聴くための…

Alexandra Grimal: Andromeda (2011) 菊地雅章の「音」の断片

Bandcampでタマタマ見つけてダウンロードしたアルバム。昨年から聴いている様々なアルバムのなかで、かなりストライクのアルバム、といってもエジプト出身のアレクサンドラ・グリマル女史のサックスではなく、トッド・ニューフィールドのギター、トーマス・…

坂田明: Semikujira (2015) 昔のアルバムに近い印象

これも坂田明の近作。レコード。「例の」ヴォイスも入っているが、まあ要らないかなあ(笑)。ベース、ドラムとのトリオ。坂田明がブロウし続けるあたりが圧巻ではあるが、やや一本調子。ドラムが引っ込んでいて、録音がもの足りない。平家物語での変化に富…

坂田明: The Tale Of The Heike (2011,12) 管の音色が昔より深まり、味わい深い

坂田明の語りは「際物」だと思っている。山下洋輔の「寿限無」の田中角栄のモノマネには参った。面白くない、のである。仲間内の宴会芸を見せられた、後味の悪さが残った。 しかし、ジム・オルークとのセッションの格好よさ、は只事でなく30年以上ぶりに聴く…

坂田明、ジム・オルークが金沢に!(6/24 備忘!)

坂田明の近作がレコードで出ている。気になっていたので入手した。 1970年代のアルバムでの演奏は山下洋輔トリオからの切り出し、の雰囲気で、スピード感一点張りでいささか変化に乏しい印象がある。 1980年代のものは入手したが、まだ聴いていない。宴会芸…

井上敬三: Intimate (1979) フリー系の奏者の魅力

昨日届いたレコード。2枚、同時に入手。以前から持っている盤と合わせて3枚。これで全部じゃないかな、レコードは。 当時、57歳での「レコード・デビュー」が話題になったフリー奏者・井上敬三。これは彼の最初のアルバム。リアルタイムに、その記事を雑誌…

(ECM2258) Chris Potter : The Sirens (2011) 現代音楽と通底するテイボーンの美しい音

ここのところのティボーン聴きシリーズで気に入った一枚。どうもクリス・ポッターは「丸くなったブレッカー」という感じで、あまり聴かない。巧いし、なかなか聴かせるのだけど、ちょっと印象を残さないところがある。 このアルバムは、James A. Farberによ…

Tim Berne: Science Friction (2001) 緻密に組み立てられた音が

クレイグ・ティボーンを聴きながら、「今この瞬間のジャズ」を知る旅を続けているように思える。様々な音楽の姿態をとりながら、芯になる「何か」を感じさせる。それが何か、問い続けている。 ティム・バーンのアルバムは直球ではまった。2003年のライヴは、…

Tim Berne: The Sublime And. Science Friction Live (2003) 大音量で聴くと、かなり快楽度が高い

クレイグ・ティボーン集めで入手したティム・バーンの古いアルバムが良かったので、二人のペアをもう一枚。 ギターが増えている。ギター全面とキーボード全面で印象が違うが、ともに好み。ギターが何となくピート・コージィのような壊れ方をしていて、楽しい…

Chico Freeman, Arthur Blythe: Luminous (1989) 1970年代末の彼らの熱気

1980年頃、ジャズの未来を牽引する新しい世代の奏者はマレイ、フリーマン、ブライスとか、India Navigationレーベルに集うロフト系の面々だと思っていた。だから、マレイとブライスを正面に据えたデジョネットのSpecial editionの破壊力は、まさにその証明だ…

Tim Berne: The Shell Game (2001) 21世紀のはじまりとともに

クレイグ・ティボーンが気になる、というより、彼を通した「今のジャズ」を切り取ってみたいという、気持ち。20世紀末、何となく閉塞されたようなジャズの状況が気になって、「新しい音」が知りたかった。一番参考になったのは、村井康司さんの本: 200CD 21…

Ornette Coleman: The Shape Of Jazz To Come (1959) 音の格が違う、ということ

行きがかり上、これを聴かないとイケない。やはり最近入手したアトランティク盤ではあるが、1970年代の貧相な再発。まあ針を落としても、そんなに悪いとは思わないが。CPは高い。 The Shape Of Jazz To Comeの後に聴いてよかった。一発で、つまり最初の一音…

Ornette Coleman: Change Of The Century (1959) やっと少し楽しめた

これも最近入手した、安価なアトランティック盤なのだけど、スリーブなんかを見ると、1960年代はじめのプレス。殆どオリジナルに準ずる盤なのかもしれない。それが1000円前後とは、恐れ入った。音は自然な感じで、足しても、引いてもいないように思える。 案…

Joe Henderson: Mode For Joe (1966) 好きな感じなのだけど

今朝のトニー・ウィリアムスが何か「不完全燃焼」で、1970年代に彼が不適応だったのか、彼の1970年代の音にボクが不適応なのか、よく分からない。でも彼は1960年代のヒトなんだよな、って思いながら、同時期のドラマー、ジョー・チェンバースを思い出した。…

高橋知己, Elvin Jones : Another Soil (1980) あの時代

何とも凄い時代。音楽産業がバブルの時代。ジャズ奏者のアルバムがメジャーから溢れるように出て、しかも海外の有名奏者も加わる。1980年。ボクがジャズを聴きはじめた頃はそんな時代。ジャズ・フェスティバルは全国に乱立し、何処も数千人の入場者。だから…

Phil Woods: Phil Woods & The Japanese Rhythm Machine (1975) speak lowの疾走感

これも最近入手したレコード。ウッズのヨーロピアン・リズムマシーンが好きなことと、市川秀男のピアノが好きなこと、で気になっていた。1975年はアガルタ・パンゲアだけでない。いろいろな奏者が日本に来ている。 A面から聴きはじめると、案外ゆっくり。あ…

Charles Lloyd: Soundtrack (1968)  ジャズ奏者キース・ジャレットを軽く楽しむ

昨日に引き続き、何故かロイドの未聴盤。 米国で買い集めたが聴いていなかったことに気がついたから。それにしても随分あるのだけど、どれも3−6ドルくらい。沢山売れたようだから、良く見かけるのだ。 このアルバムは1960年代のバンドの最後の録音。何とも…

Charles Lloyd: Flowering Of The Original Charles Lloyd Quartet (1966) ロイドを振り返ってみた

フェニックスで購入したロイドのレコード。1971年に、このカルテットが解散した後の発売のようで、ジャケットの絵がサイケ時代の気分、を振り返っているように見える。人気が沸騰した(と聞く)1966年の欧州でのライヴ。Dream weaverとForest flowerの間の時…

阿部薫, 豊住芳三郎:Overhang-Party (1978) 音の美しさを

ディスクユニオンで見かけて、小躍りして購入したレコード。これで(本当の幻的レア盤である)解体的交換以外の レコードが揃った、と思った。実は、これは誤解で同名のOverhang party (QBICO)の名前で出たアルバムは騒でのライヴで、別の演奏のようだ、やれ…

Phil Woods And His European Rhythm Machine: At The Frankfurt Jazz Festival (1971)グループ表現としてのスピード感

昨日、ディスクユニオンで購入したレコード。米Embryoの原盤だけど、1970年代のレコードはリアルな感触が残っているので、原盤という感覚はない。 ボクはウッズのヨーロピアン・リズム・マシーンは結構好きで、アルト・サックスを聴くというよりは、グループ…

Akira Sakata: Counter Clockwise (1975) ある種の速度感に支配された

山下洋輔トリオの夏の欧州ツアーで録音されたキアズマが6月。このアルバムはその後、一ヶ月後にドイツのミュンヘンで吹き込まれている。坂田がリーダなので、山下洋輔の代わりにベースのアデルハルト・ロイディンガーが入っている。 坂田明の演奏はあの緊迫…

Lee Konitz: Subconscious-Lee (1949-50) 高柳昌行の「セカンド・コンセプト」で面白さを啓蒙された感

これは亡父のレコードで日本盤。疑似ステレオの処理はされていなくて、モノラル。ジャケットが異なるOJC盤は持っていたが、同じ録音とは思っていなかった。 リー・コニッツは驚異的な奏者。1949年のこの録音から60年以上経た数年前、ブルーノートで聴いたが…

Ben Webster And Joe Zawinul: Soulmates (1963) 場末のジャズ喫茶のような感じ

正月だから聴いたレコードか。ベン・ウェブスターは亡父の趣味。どうも、ブオンとゆったり吹かれてもなあ、という感じ。ホーキンスやバディ・テイトのほうが好きかなあ。棚を眺めていたら、ジョー・ザヴィヌルとの共演盤(OJC)をみつけて聴いてみた。ウェブ…

Rahsaan Roland Kirk: Bright Moments (1972) 新年早々に聴きたくなったのは

アタマ空っぽにしてカラダを取り戻すようなときがある。音楽を聴くとき、意識から浮かび上がるようなオトばかり狙って聴いているのだけど、そんなとき夢と現の境が曖昧模糊としてくる弊がある。だからそんな気分のときには、健全な身体性を保持するブラック…

Donny McCaslin: Beyond Now (2016) ちょっと変化に乏しい印象

新作Black Starリリースの後に急逝したデヴィッド・ボウイ関連銘柄で急騰、の趣があるダニー・マキャスリンの新しいアルバム。かなりBlack Starの空気で統一された感じ。それが、やや退屈な印象を作るのだけど、ドラムに気持ちを持っていくと、相変わらずメ…

Joshua Redman, Brad Mehldau: Nearness (2011) レコードで聴く愉悦

基本的には、新譜はディジタル音源(CD、ダウンロード)で揃える考えだった。今年、何枚かの新譜をレコードで揃えるうちに「できるならばレコードで」、に変わってしまった。何だろう、この心地よい音は。やはり、何か違うのだ。レコードで聴く愉悦、が確か…

phat (藤原大輔): siki (2001) 出張先の朝、ぼんやり

名古屋でテキトーに買ったアルバムが良かったので、もう少し。rabbitooが好みだったら、その味と同じ平面上の感じ。出張先の朝、ぼんやり聴いているが、気持ちよい。 色[siki] アーティスト: phat,坂本龍一,ピーター・バラカン 出版社/メーカー: EMIミュージ…

Archie Shepp: A Sea Of Faces (1975) ボクにとってのストライク

先日、大阪で買ったレコードをようやく聴きはじめる。 この時期のシェップ、それからイタリアのレーベルBlack Saintは好み。価格が手頃ならば、手を出すべし! 1975年のシェップは欧州を巡っていて(多分、山下洋輔なんかと、あちこちのフェスティバルで会っ…

阿部薫: Mort À Crédit-なしくずしの死 (1976) 今、音だけを聴く

阿部薫に関する記述やyoutubeにあったTV番組なんかをみると、阿部薫という題材を通じて時代を語る、あるいは自分を語るような側面が気になる。案外、音楽の話ではないのだ。1970年前後を頂点とした破壊へのヴェクターが急激に退潮した流れ、と、1976年に自死…

Steve Grossman: Live At Someday Vol.1 (1987) タマには直球のジャズを

たまに思い出したように聴くアルバム。そんなに録音が言い訳でもないのだけど。凄まじい存在感で管を鳴らしきり、聴く者を圧倒するブロウ。来日時にライヴハウスSomedayで行った日本人奏者との共演。バックの3人も実に素晴らしい演奏で支えている。ジャズを…

ALMレコードのチラシ(阿部薫「なしくずしの死」)

昨夜は仕事での来客と会食。なんとなく疲れたので独りでもう一杯。 カウンターで同席した客(Yさん)と渓流釣りの話で盛り上がって、面白かった。眠くなった帰り際に阿部薫の話が出た。金沢でECMの話が珍しい、といってたのは珈琲屋のK君だけど、金沢で阿部薫…

加古隆 , 高木元輝, 豊住芳三郎: 新海(1976)豊住芳三郎のドラム

1976年の名古屋Lovelyでのライヴ。メンバー、内容共に、このアルバムの存在を知ったときからドキドキし、聴きたくなった。 このような「発掘盤」のアルバムは多々あれど、多くはカセットレコーダによる私的な録音の発売であるため、演奏の良さと録音とのギャ…

Sonny Rollins: The Bridge (1962) Bob Cranshawの訃報・オリジナル盤

レコード棚を整理していたら、オリジナル盤が出てきた。全く記憶がなかった。ジャケットがボロボロなので、多分、とても安価に入手したような気がする。聴いてみたが、日本盤と際だった差はないように思った。米RCA盤も割と柔らかな音。クセがない。クセがな…

Jim O'Rourke, Akira Sakata, Yoshimio:Hagyou (2007) とにかく格好いい

ここ数日、聴き入っているアルバム。とにかく格好いい。そう思って、坂田明を聴いたのははじめて。森山威男の頃の山下洋輔トリオでの演奏が好みだったのだけど、どうも寿限無なんかで披露された「ハナモゲラ」が、なんか宴会芸を聴かされたような気持ち悪さ…

Eric Dolphy: Last Recordings (1964) ドルフィーの最後の最後

今日、出張から「かなり」疲れて帰ってきたら、届いていたレコード。昨日(11/3)も仕事だったし、明日(土曜)も仕事と思うと、少し気分的に萎えている。 ポストに突っ込んであったのはドルフィーの「最後の録音」。かの名盤Last Dateの更に後だ。Last DateとIC…

梅津和時:Do-Guwaw (1984) 「奇妙な味わい」の彼らなりの答え

1980年(ああ36年前!)、FM東京製作の「ゴールデン・ライブステージ」というライヴ番組でドイツのドナウエッシンゲン音楽祭での梅津和時と原田依幸のデュオを取り上げた。司会は本多俊之の父、俊夫、ジャズ評論家(懐かしい職種!)。 第二期山下洋輔に痺れ…

渋谷毅, 津上研太: 無銭優雅 (2009) ああ疲れた、って今宵

ああ疲れた、って今宵、聴いているアルバム。柔らかなピアノの音を聴くと、強めの酒を舐めたくなるが、まだ仕事中。そんな少し緩い感じ、になれるから聴く渋谷毅のアルバム。 もっきりやで彼のピアノを聴くときと同じように、思いっきり弛緩しながら聴くよう…

Chico Freeman : Chico (1977) ロフトジャズの時代

彼の初期のアルバム。タイトルはデビューアルバムっぽい(そのような意図だと思う)が、日本のWhynotレーベルから出たMorning prayerが先に出ている。 このアルバムのA面はフリーマンとマクビーの演奏。骨太、と月並みな言葉しか出てこないが、2人とも、フリ…

Dave Liebman: Open Sky (1972) 圧倒的な音の空間、の思い出

リーブマンとは、つかず離れず、のような長い付き合い。今でも、ふっと気になる奏者。ブラックストンがタウンホールで意識に刻まれたのならば、リーブマンはこのアルバム。はじめて聴いたのは、高槻に「一軒しかなかった」ジャズ喫茶で。1979年のことだ。(…

藤原大輔: Jazzic anomaly(2004) 名古屋でジャケット買い、はrabbitooのような

先週、名古屋でジャケット買い、のCD。藤原大輔って知らない奏者なのだけど、今日、rabbitooのサックスと気がついた。鈍い。 今から10年以上前のアルバムなのだけど、rabbitooのようなミニマルなビートの上で、軽くサックスを重ねるような音。割と好み。この…

Anthony Braxton: Quartet (Mestre) (2008) メアリー・ハルヴォーソンのこと

twitterで、どなたかの書き込みを見て、即、amazonで購入。届いた頃には、それが何だったのか、よく覚えていない。すみません。加齢です。 最近のFree系の音源はダウンロードが多いのだけど、これはCD。実はbandcampでダウンロードできることが分かって、こ…

Eric Dolphy: At The Five Spot, Vol. 1 (1961) ドルフィーの管の響き、マルのピアノの響き(RVGもう少し)

PrestigeのRVGで次に聴きたいと思ったのは、ファイヴ・スポットのドルフィー。オリジナルはNew Jazzのモノラルだけど、持っているレコードは後年のステレオ盤。RVG刻印盤。安い。何を聴きたかったかというと、ピアノの音。このアルバムはマルのピアノの音が…

Richie Cole: Alto Madness (1977) 1970年代後半のRudy Van Gelder

昨日、久しぶりにリッチー・コールの名前を見て、懐かしくなった。1980年頃のピン・ポイントの人気沸騰振り、が。 で、当時のレコードを眺めていたら、うち1枚がヴァン・ゲルダーが録音したものだと、気がついた。ちゃんとvan gelderの刻印がレコードに入っ…

1980年頃の思い出(リッチー・コールのこと、少しだけアーサー・ブライスも)

今日、twitterのタイム・ラインをみていたら面白い疑問、が流れた。 岩浪洋三のライナーノーツ、アーサー・ブライスとリッチー・コールが「次代を担う新鋭」的に紹介されている。他でも70〜80年代の岩浪洋三のライナーではやたらとリッチー・コールが推され…

Jane Ira Bloom, Fred Hersch: As One (1984) 録音が残念なレコード

昨日のシールマンスに続き、届いたハーシュのレコード聴き。ハーシュの美音をレコードで聴くと、柔らかさが強調され気持ちが良い。 このアルバムは、はじめて聴くジェーン・アイラ・ブルームという女性のソプラノサックス奏者とフレッド・ハーシュのデュオ。…

John Coltrane: Afro Blue Impressions (1963) 精神性と云われたらアレなんだけど

深い精神性と云われたら、やっぱり引いてしまう。そんな裏に貼り付けられたコンテクストが重く、コルトレーンを聴くとき身構えてしまう。そんなこともあって、あんまり気乗りがしないので、聴かなかった。ドルフィーを聴くときは、精神性なんて念頭になくて…