Kanazawa Jazz Days

Kanazawa Jazz Days

ジャズを中心としたレコード/CD、登山/渓流釣り/ランニング、金沢の日々の暮らし

jazz (piano)

Andrew Hill: Lift Every Voice (1969) 何となくライオン、ピアソン以降のブルーノートは興味を引かないが

DU新宿で買ったレコード。 2000円もしない安レコードであるが、RVG刻印。セカンドプレスで、レーベルは音符マークになる前。ライオンが去って数年後。まだ、この頃は聴かせる何か、がRVGにはある。実にゴツっと聴かせる。 こんな買い物が好きだ。 コーラスが…

Ran Blake: Plays Solo Piano (1965) ESPのアルバムって

ニューヨークで$15のレコード。ESP初期のモノラルプレス。入手したときは小躍りしたが、その後は放置。いかんなあ。 ESPのアルバムって、(ボクだけじゃないと思うが)基本、サックスがウギャーとか咆哮するレーベルのイメージ。こんな美しいピアノ・ソロが…

Heiner Stadler: Brains On Fire Vol. 2 (1971-73) だからレコード屋に行かなきゃ

ジャケット買いだ。レコード屋に行く前、CAFE INCUSでMtumeのspiritualモノを聴かされたから、かもしれない。ジャケットを見て、strata east の親戚と勘違い、手から離れなくなったのだ。ディーディーとレジーの名前をみたから、まあ大丈夫と。帰宅して見る…

Thelonious Monk: Big Band And Quartet In Concert (1963) モンクのアルバムはモンクを聴けるという一点において

楽しいアルバム。この1週間、ターンテーブルに乗り続けている。録音の良いコロンビアのモノラル盤。アンプが暖まる程、音圧が高まっていく。リヴァーサイド盤と比べ、コロンビア盤は「名盤ガイド」でもあまり薦められないためか、安く買ったが、これがいい。…

Misha Mengelberg: Afijn(2005) 昨夜届いたDVD

この横井さんの記事を読んでから、観たかったヴィデオ: 何年か待ったが、やっと入手した。よく考えると、このDVDはPALの筈なんだけど、何故見えるんだろうか?(TV録画用のレコーダで見ている)それはともかく、昨日の深夜に帰宅したら届いていたので小躍り…

Dollar Brand : This Is Dollar Brand (1965) 残響が誇張されない自然な音空間のなかで

調布で買った安レコード。700円のトリオ盤。でもBlack Lionあるいは再発のAffinityからの60年代後半のアルバムは良いものが多く楽しい。原盤とか何とか関係なく、安いのを掴めばいいと思う。CP値は最高じゃなかろうか。 このアルバムも聴いてみると実に良い…

Misha Mengelberg: Change Of Season (Music Of Herbie Nichols) (1984) 好きなジャズアルバムを幾つか挙げるならば

ようやく入手した。レコードが手に入るまで我慢していた。CDでも入手していない。spotifyは知らなかったのだけど。先日、お茶の水でひょこり出会った。嬉しかったなあ。 この日曜日に聴いたが、実に良かった。メンゲルベルクのアルバムで一番、じゃないかな…

George Shearing, Jim Hall: First Edition (1981) $3.6のConcord Jazz

ボクが聴きはじめた頃、丁度、カール・ジェファーソンのコンコード・レーベルが立ち上がった後。ジェイ・マッケンアとかスコット・ハミルトン、およそ興味を惹くレーベルではなかった。しかしよく見ると、ギター奏者中心に、趣味が良さそうなアルバムがあっ…

Duke Ellington: The Pianist (1966, 1970) 明澄な録音空間のエリントン

東京で見かけて入手。もう1970年代のレコードもヴィンテージ扱いになりつつあって、驚き。同時代感があるレコードだから、ボクもヴィンテージ世代か?(そんなイイモノではないが) 小編成でのエリントンのピアノの良さ、はcapitol盤で気がついた。モダン・…

Junior Mance: Straight Ahead! (1964) 1000円ちょっとで得られる愉しみ

ジャングルで購入した安レコード。米でも安レコードのカテゴリーのようだ。1964年のステレオ・オリジナル盤。Capitolなので、ポップなんだろうなと思ってきいたら、たはり。ナット・キング・コールを擁する大レーベルだ。 奏者不明のベース、ドラムとのピア…

寺下誠: Ihatov (1996) 懐かしいLPレコードの音

溢れたレコ−ドを棚に押し込める途中で見つけた。いつ買ったか思い出せない。聴いてもいない。ありゃー、である。重複盤を買ったり、未聴盤だらけだったり、困ったものだ。ということで、早速聴いてみる。180gのLPレコード。 寺下誠を知ったのはグロスマンと…

佐藤允彦: Deformation(1969) 背景音と併走しながら、それを抱合するような演奏

このあたりのレコードは高価なので、CDで入手。それで良かった。十分満足できる音質だった。 「事故」前の富樫雅彦を聴きたいと思って、幾つかの音源を聴いてみたが、佐藤允彦、荒川康男、富樫雅彦のトリオに圧倒されてしまった。フリージャズ、という内容で…

Dave Burrell, Bob Stewart: The Crave(1994) レコードを聴く愉しみに溢れたアルバム

いいアルバムだなあ。バレルのピアノが実に甘く響く。巧く書けないのだけど、辛めで尖ったバレルのピアノが甘く響くのだ。それが、曲の甘みなのか、チューバの響きとの重なりで生み出されているのか、いやレコードの音質なのか、よく分からないのだけど。と…

Dewey Redman, Cecil Taylor, Elvin Jones: Momentum Space(1998) 晩年の2人とテイラー

こんなアルバムがあることを最近まで知らなかった。 期待の大きさに対し、聴いてみると微妙な「肩すかし感」がある。ドラムが若干オフ気味の録音、も原因の一つ。「昭和一ケタ」世代の3人のうち、レッドマン、ジョーンズが「晩年感」を出していることも原因…

菊地雅章のアルバム(レコード時代編) 12 inch single盤を入手

LPレコードではないが、12 inch single盤を入手した。1996年のDJモノ。CDで聴くと、単調であまり面白くない。これはCDのうちの1曲Kote Moun YoをJoe Claussellという人がリミックスしたもの。さて、どんな音になっているのかな。 [2016-08-05記事] リーダ作…

菊地雅章のアルバム(CD時代編)全部揃った

完全なメンコ集めモード。やっと菊地雅章のアルバムがCD時代/LP時代ともに揃った。案外難関だったのがシンセザイザ6部作。発売年次が進むほど、枚数が少ないのでモノがない。オークションでも高価。しかしモトの価格以上出す気がしないので、気長に出物待ち…

Leszek Możdżer & Aukso: Seven Pieces For Improvising Piano And Strings (2004) ジャズで聴く印象のまま現代曲に

テイラー、カーク、バルビエリの次がコレかよ、という並びだが、いや凄いコレ。 久しぶりのレシェック・モジジェル。 テイラーは現代音楽的なアプローチで、ジャズのなかに新しい音響を作り出したと思うのだけど、このアルバムは快楽的な現代音楽のなかでジ…

Cecil Taylor: The Eighth (1981) ベースが与える強靱なグルーヴ感

初期のセシル・テイラー聴きは、1962年のコペンハーゲンのライヴを聴いたところでかなり満足。晩年までのスタイルがそこで完成し、その美しさがシックリくるようになったから。長年感じていた違和感、のようなものがスッと消えた。 このアルバムは1981年の西…

Cecil Taylor: Nefertiti, The Beautiful One Has Come(1962) 完成されたテイラー

1976年頃の再発アルバム。1979年にカット盤で餌箱に入っていたコレを持ち帰った。2枚組で1800円くらいじゃなかったか。嬉しかった気持ちと、聴いて面白くなかった記憶が鮮明。ネフェルティティのタイトルを見て、ショーターの曲を演っている、という誤解もあ…

Cecil Taylor: New York City R&B (1961) 初期テイラーのアルバムは多分ここでお仕舞い

ニューヨークでの買い物。そもそも、これを聴いて初期テイラーを聴くことにしたのだ。 CandidにおけるThe World of Cecil Tailor の残りテイクかと思ったら、別のセッションのようだ。 wikiによると、後年の発売を含めたCandidのアルバムは5枚あるようだ。…

Cecil Taylor: The World Of Cecil Taylor(1960) 現代音楽的といっても

初期テイラーシリーズ。ソニーの日本盤を入手した後、Candidのモノラル原盤を入手、何と2000円以下ってどういうこと? 音質的にはソニー盤で十分だけど、驚いた。 やはり刻み続けるビュエル・ネイドリンガーとデニス・チャールズの上で弾く現代音楽的無調の…

Cecil Taylor: Hard Driving Jazz (1958) テイラーはテイラーだけど

まだ暫く「初期テイラー祭り」。 これは、一旦テイラーのアルバムとして発売後、コルトレーン名義「Coltrane time」となったアルバム。このアルバムでのcreditは'blue train'と覆面サックス奏者、ミエミエだけど。契約問題か。 自分のアルバムを他人名義に変…

Cecil Taylor: Jazz Advance(1956) セシル・テイラーという大きな鍋に

初期テイラー詣でを続けている。エリントンからモンクのピアノがいいなあ、と思うなら、ここを聴くべきだ、と気がついたからだ:入手したのはキング盤。結構音がいい。原盤はさらに、と思わせる一歩手前感が憎い。一回だけみかけたかなあ、幻で有名だったTra…

Herbie Nichols: The Bethlehem Years (1957) ブルーノートの盤よりも寛いだ空気が

先日、ニューヨークで買った安レコード、$8。1970年代の再発で間違いなく、全く希少性はないので、わざわざ買う必要もないのだが、何となく欲しかった。モンクとともに、曲の奇妙な味わい故に欧州の(アヴァンギャルド系)奏者に好まれている。 ブルーノート…

Cecil Taylor: Looking Ahead! (1959) セシル・テイラーの初期のアルバムがちょっとだけ

セシル・テイラーの初期のアルバムがちょっとだけ気になっている。エリントンとかモンクのピアノと同じ味わい、大胆で力強くグルーヴし、そして打鍵の瞬間に音が飛び散るような、が楽しめるから。 アヴァンギャルドな味はテイラーのピアノに溢れていて、それ…

Alexander von Schlippenbach: Jazz Now! (Live At Theater Gütersloh) (2015) シッリペンバッハによるラスト・デイト

米国から帰って、さあレコードを聴こうと思っているが、なかなかのんびりできなくて、結局、通勤でのクルマのなか、が一番良かったりしている。これは今週一番聴いたアルバム。 最初、これはシッリペンバッハによるラスト・デイトであり、ミシャ・メンゲルベ…

浜村昌子: Kind Mind (2009) キモチの隙間のなかで漂ってくれたら

月光茶房の原田さんがときどきFBにアップされるCDやレコードをチェックするのが、密かな愉しみ。 好みがピッタリ、ということではなくて、所々、感覚が鋭敏であったり、要は感性が人によってnot in scaleであるという当たり前のことに、ニヤリとできるからで…

Chick Corea: The Complete "Is" Sessions (1969) カスクーナによる編集盤を聴け、か?

初期のチック・コリアは、マイケル・カスクーナによる編集盤を聴け、ということだろうか。気がつくと、そんな感じ。Song of singingを再聴したときから、気になって初期のアルバムを聴いている。 マイケル・カスクーナによる編集盤は、本アルバムを含め以下…

Chick Corea: Inner Space (1966, 1968 ) 中身の大半は初リーダー作Tones For Joans Bonesだが

その昔、高校時代にチック・コリアにハマっていた(らしい)クリモト君から、大学時代に譲り受けた編集盤。あんまり編集盤が好きじゃないから、放っておいたが、今になって聴くと、実に良く出来ている。 中身の大半は初リーダー作Tones For Joans Bonesだが…

Duke Ellington: Money Jungle(1962) アヴァンギャルドな空気に満ちて

United Artists(UA)のアルバムは録音が良くない、と思っていた。40年前のキングレコードの再発盤を聴いて、その籠もったような音質に苛立った。同じ再発盤でもBlue Note, Riverside, Prestigeとは随分違うものだ、と思っていた・ それが間違いだと気がついた…