Kanazawa Jazz Days

Kanazawa Jazz Days

ジャズを中心としたレコード/CD、登山/渓流釣り/ランニング、金沢の日々の暮らし

jazz (piano)

Misha Mengelberg, Han Bennink: Einepartietischtennis (1974) 不在であるが故に際立つビート感

昨日、21世紀美術館の館長だった秋元さんの本を取り上げたのだけど、面白かったのは金沢の人を「現代アート」への入り口へ誘導する仕掛け、のような話。要は、そのようなものの有り様を空間・時間を含め、共有させる仕掛け、である。 Free musicの入り口も同…

菊地雅章:Love Song (1995) おしまいもはじまりもない

おしまいもはじまりもない語り、を聴いているような気分だ。時間すら、止まってしまいそうな、柔らかな空間のなかにある。他のソロ、特に最晩年の黒いオルフェと比べると、やや音が暖かい。包み込むような優しさがある、ように感じる。 確かに、モンクのよう…

Walter Norris: The Trio (1961) 流麗なのだけど

先日入手した、2000円ちょっとのRiversideのMono盤。ウォルター・ノリスははじめて聴く。実は未聴レコードの山のなかに、ペゲとのデュオ(Enja)があって、これを書きながら聴いている。 RiversideのMono盤、エヴァンスがそうであるように、ピアノの美しさと…

佐藤允彦&Medical Sugar Bank: MSB Two (1980) 「風」のアルバム

バンコクから帰ってきて、収納できないで並べてあるレコードをターン・テーブルに載せる。 いつだったかレコード屋で見つけたので入手。この手のフュージョンは依然「投げ売り状態」なので安価。 佐藤允彦のアルバム全般に云えるのだけど、非常に出来が良い…

Paul Bley, Gary Peacock: Mindset (1992)  不在、という存在

面白いアルバム。ピーコックとブレイのアルバムだけど、全てがデュオって訳じゃない。ソロも結構混じっている。 ともに音の多さで音の密度を高めようとする奏者じゃなくて、音空間を点描のように描いたり、そこを美しい音響で満たしたり。そして、ある種の現…

Jimmy Giuffre, Paul Bley, Steve Swallow: Conversations With A Goose (1993) ブレイの音響的な美質が

ジミー・ジェフリー(1921年生)、ポール・ブレイ(1932年生まれ)、スティーブ・スワロウ(1940年生)によるインプロヴィゼーション集、と云ったアルバム。生年を書いてみると、世代がdecadeづつ異なることが分かる。1960年代のトリオの時点では、40代、30代、20…

Paul Bley: The Complete Remastered Recordings On Black Saint & Soul Note (2013) 昨日届いたCD

昨日、届いたのは Paul Bleyの10CDセットと今井和雄のアルバム。今井和雄のアルバムの格好良さ、は後日。 Soul Noteは1980年代からのBlack Saintの姉妹?レーベル。Black Saintよりも、「主流派」っぽいアルバムが多数収録。Black Saintとともに、レコードを…

The Trio Featuring Hank Jones, Wendell Marshall And Kenny Clarke (1956)実は好きな奏者

この記事を読んで、何となく気になっていたレコード。ハンク・ジョーンズについて書いたことなかったけど、実は好きな奏者。 先日のDUでようやく入手。2000円前後だったかなあ、オリジナル盤が。レコードのセドリ師が成り立つ、のじゃないかね。こんなアルバ…

Andrew Hill: Time Lines (2005) 「本当のブルーノート」のreissueじゃなくて、素晴らしい最後のアルバム

よろすず氏のtweetで気がついたアルバム: Andrew Hill - "Time Lines" https://t.co/QuGny5OiSC — よろすず (@yorosz) 2017年5月10日 Blue Noteに多くのアルバムがあるヒルだけど、これは世を去る前の最後のリーダ作。2005年の吹き込みで、「本当のブルーノ…

Thelonious Monk Plays Duke Ellington (1955) RVGの刻印

このアルバムでは、Blue Noteでのデフォルメしたような、かなり味付けの濃い録音ではなく、ビル・エヴァンスのアルバムと同じように、比較的、透明度が良好な、バランスの良い録音。あからさまなイコライズはされていなくて、ピアノも自然に響いている。モン…

Matt Mitchell: Førage (2017) 柔らかな感じで、音の総体が揺らいでいるような

いわゆるフリーミュージックって、音響が楽しい、と気づかせてくれたのはEvan Pakerのソロを生で聴いた体験。そうすると、モンクなんかもその流れの中で、頭の中で再コンパイルされた感覚がある。そんなフリーミュージックの脳内認知にあたって、クラシック…

Andrew Hill: Black Fire (1963) 良質なジャズアルバムとして捉えきれない感覚

このレコードはジャズを聴きはじめて1年くらいで購入。10代のお仕舞い。当時のキング盤。いわいる名盤だったから。その後、RVG刻印のあるリバティ盤、そしてこのNY盤、合計3枚持っている。「ブルーノートの音」に惹かれた時期があって、いや今も決して嫌い…

Andrew Hill: The solo (2004) ヒルの映像

台北から帰ってきたらDVDが届いていた。早速、聴く。最晩年の演奏だけど、衰えはない。実に美しい音だ。実は、というか、やはり映像はなくてもいいなあ。CDで十分だと思う。 [2017-05-12記事] ヒルの映像 ザ・ソロ [DVD] 出版社/メーカー: ヤマハミュージッ…

Thelonious Monk: Les Liaisons Dangereuses 1960 (1959) 今年のRecord Store Day

今年のRecord Store Dayでの買い物。バンコク滞在中に、売り出し日であることを思い出し、慌てて(絶対レコード屋に出かける)S君・Nちゃんに購入を頼んだ。高価で重たいモノを有難う。 これは1960年のフランス映画「危険な関係」用にスタディオで吹き込まれ…

Craig Taborn: Highsmith(2017) ピアノの音空間を拡張するエレクトロニクスの鋭さ

クレイグ・ティボーンとイクエ・モリのデュオ。ブログの記事で発売を知った。 普通、販売開始直後のCDは買わない。高価だから。しかし、これは我慢ができなかった。坂田明のLPレコードと一緒に注文した。 クレイグ・ティボーンのアコウスティック・ピアノと…

Bill Evans: Another time (1968) 狭い空間での演奏が、聴者との距離の近さを感じさせる

昨日、On a Monday eveningと一緒に届いたレコード。RSD対応の本作と同梱の発送にしたので、On a Monday eveningの入手が一月遅れた。しまった! こっちが面倒くさいイヴェントRSDに合わせて発売されたレコード。このような形でプレミアム的に出されてもなあ…

Bill Evans: On a Monday evening (1976) 破綻する手前まで弾き込むような、迫力

近年のエヴァンスの発掘盤の多さ、それもブート的なものでなく、には驚く。それをレコードで入手する意味はいささか疑問なのだけど、ある種の惰性だから仕方がない。ただECMの新譜をレコードで聴く、あの気持ちよさを思い起こすと、全く無意味でもない、とも…

Max Roach and Cecil Taylor: Historic Concerts (1979) マッチョな二人

(Twitterのセシル・テイラー呟きを聴いて、つい聴いてしまった) このアルバムの販売がアナウンスされたとき、驚いたものだ。バップ初期からの偉大なドラマー(そして過去の人、の印象も)と、フリー・ジャズの大御所との共演。噛み合わせがあるのか、と。…

Tigran Hamasyan: An Ancient Observer (2017) あの旋律への回帰が

綺麗なピアノを弾く人だ。弱音の震えるような音が切ない感じでいい。そんなことで、ついレコードに手が出た。近年のスピーカで鳴らすと実に美しい。 だけど最近はどれを聴いても代わり映えしない印象が強まってきた。かなり狭い世界観のなかで生きている印象…

Andrew Hill: So In Love (1956) 最初のアルバムから、そのようなものが

あんまりヒルのクロニカルなことは知らなかったのだけど、レコード屋で安価な日本盤をみつけて購入。ブルーノートでの録音よりも10年近く古い1956年の録音。初リーダ作。 これが実によかった。ヒルの魅力、打鍵の響きの美しさとともに、そのような音響効果を…

山下洋輔: Dancing 古事記(1969) そんな時代臭なんかと関係なく

山下洋輔の初リーダ作で、大駱駝艦の麿赤兒による自主制作。1969年7月、バリケード封鎖された早稲田大学構内での演奏。同日の演奏は、田原総一郎がドキュメンタリーの形で放送している。懐かしいアジ演説も入った、時代の臭い(匂いでなくて)溢れる盤。ボク…

Lennie Tristano: Lennie Tristano (1955) 不穏な音の海に潜っていくような

高名でありながら、あまり聴いた、という話を聞かない奏者じゃなかろうか。そのような「不平衡係数」が高いのは何故だろうか。寡作であったこと、も一因なのだろうか。あのジャズレコード販売が華やかなりし頃の日本で、隠棲していたトリスターノの音盤を出…

Craig Taborn: Junk Magic (2004) やられた

やられた。今朝届いてから、聴き続けている。間違いなく、このアルバムに辿り着くために買い漁った、のだ。実は先日のたくさんの購入品のなかにはなくて、追加購入の1枚。 エレクトロニクスを多用し、テナーサックスとヴィオラ、ドラムとの変則的な編成。彼…

Andrew Hill: Hommage (1975) もう少しヒルを聴く

もう少しヒルを聴く。買ったままで、聴いていなかった、あるいは聴くための脳内回廊ができていなかったので印象が薄かった、のだ。 同封されたライナー・ノートによると、ヒルのソロ・ピアノ第一作目。キース・ジャレットのソロが喧伝されている時期でのソロ…

Andrew Hill: Nefertiti(1976) 何だろう、船酔いのような感覚

現代ジャズと称する、近年のスムーズなピアノ・トリオとは全く逆の指向の音。とにかく「スムーズ」ではない。音が過去に後ずさりしていくようなタイム感があって、見通しの悪さ、も甚だしい。その「奇妙な味」が強烈な個性を、割と静かに訴える。聴いている…

Andrew Hill (1978) 音響空間ということ

昨日のヘンダーソンが存外に響かなかったので、他のBNアルバムをapple musicで聴いていくと、アンドリュー・ヒルが入っている作の方が断然いいと思った。何だろう。やはり、モンクと同じような「ある種のピアニズム」を、モンクと異なる形で表出させているこ…

橋本一子、中村善郎のコンサート(streaming音源)

重篤な橋本一子ファンのH松さんに教えてもらった、橋本一子、中村善郎のコンサート(streaming音源): JazzToday - 橋本一子&中村善郎 LIVE 期間限定みたい。良かったですよ。ただの緩いボッサ、ということでもなくて、キラっとピアニズムが光る。

Craig Tabornを聴く

幾つかのアルバムを聴いているうちに、クレイグ・ティボーンの音響的な良さ、にすっかり魅了された。という訳で、給料日の後、ということもあり、安価な中古盤を一気に集めてみた。勿論リーダ作は僅かで、共演作なのだけど。 上の写真に一枚だけ、ティボーン…

Bill Evans: The Solo Sessions Vol. 1 (1963) 軽い退廃的な空気、の美味しさ

レコードのことが気になると、勢い古いオリジナル盤に眼がいく。実際、薄皮が剥がれたような音を目の当たりにして、何を聴いていたのだろうか、と思うことも多い。とりわけ楽器の放つ音響的な側面に意識が行けば、尚更である。 問題なのは、そのような意識に…

Bill Evans: Conception (1956, 1958, 1962) 1981年当時の未発表テイク、ダニーボーイ

美味しい記事が出るブログを読むのは楽しくも、過剰な物欲が刺激され困る。最近は煩悩に従順な日々を送っているのでなおさら。このアルバムもそう。 かなりマメにエヴァンスのFantasyやMilestoneのre-issueは入手したと思っていたが、漏れていた。このアルバ…

Misha Mengelberg & ICP Orchestra: Japan Japon (1982, ICP/DIW/IMA) ハサミを宙に向け

このアルバムは1982年の記録。近藤等則が招聘したもの。ゲーテ・インスティテュートが後援だったような記憶がある。特にB面は近藤色が強い、ように思う。 Incusでの英国勢は音響空間の構築、FMPの西独勢は凶暴な破壊力を想起するが、ICPは突き上げるリズムと…

奇妙なグルーヴ感

京大西部講堂であった、と記憶している。1982年。ミシャが率いるオーケストラを聴いた。フリー・ミュージックの面白さ、を知った。ゲラゲラ笑いながら聴く体験、が印象的だった。そのミシャ・メンゲルベルクがこの世を去った。 ボクのなかでは、ドルフィーの…

( ECM2527) Craig Taborn: Daylight Ghosts (2016) その断面に顔を覗かせる埋蔵物

幾つかのアルバムを聴くなかで、クレイグ・ティボーンの音響的な面白さ、美しさ、味わい深さを感じ、徐々に深みに入っているような感覚がある。決定的だったのは、ECMからのAvenging Angelで、現代音楽が抱える「ある種の空気感」のようなものを、ジャズにre…

菊地雅章: M(1997) 端麗な音

ふっと思った。端麗な酒は軽く、水のように流れる。それは水に希釈されたようなものだろうか。ただ流れるだけのために、あるのだろうか。だけど、流れた後の匂いや、淡い感触がもたらす大袈裟でない愉悦は、日本酒とともに過ごす時間にある。 このアルバムも…

ケイ赤城: New Smiles And Traveled Miles (1998) タッチの強靱さ

1年前に「もっきりや」でケイ赤城の帰国ライヴを聴いた。驚いた。タッチが強靱で、なおかつ音の煌めきが半端ではなかった。CDでは決して味わえるような音ではなかった。ピアノが鳴りきった感じ。 マイルスのアルバムでは「キーボード」。ピョロピョロとマイ…

Earl Hines Plays Duke Ellington (1971) すっと入ってくる感じ

フェニックスで買った安いレコード。 エリントン曲集は数多くあるのだけど、ボクの好みはエリントン自身のCapitolのトリオ。とてもリラックスした演奏で、曲の美しさのようなものに浸ることができる。他の演奏は、彼の「奇妙な味」を彼らの解釈で誇張したよ…

John Hicks: Inc. 1 (1985) なにか、を見てしまった

ボクの世代だと、ファラオ・サンダースのTheresa recordsでの諸作での速度感溢れる演奏に惹かれて名前を知ったヒトが多いと思う。コルトレーンより軽いサンダース、マッコイより軽いヒックスの組み合わせは絶妙で、軛が外れたような咆吼を載せた高速列車、の…

(ECM2517) Colin Vallon: Danse (2016) ただの清澄なピアノトリオのようで、案外毒っぽい

先日、ECMから直接届いたLPレコード。最初は酔っていたこともあって、音にピンとこなかったが、音質、内容ともに、面白さを感じてきた。ここ数日、超多忙なこともあって、あまりブログも更新できていないが、こればかり聴いていた。 コリン・ヴァロンはスイ…

(ECM 2207) Craig Taborn: Avenging Angel (2010) それにしても美しい

先般から、幾つかのアルバムを聴いて、過剰ではない音、の空間的な広がりのようなものに魅了された。硬質な音が如何にもECM好み、ではあるのだけど、現代音楽とジャズの境界線にピタッと音を流していく、そして自己陶酔的な美音ではなくて、緻密に作曲されて…

鈴木勲, 原田依幸, Tristan Honsinger: 慟哭(2009) 脳天を衝かれる感覚

凄い密度だ。そして彼ら3人の味、が完全に出尽くしていて、その接点で強い相互作用、が生じている。走る、止まる、下がる、上がる、引く、そのような様々な場面を非同期でありながら、音を紡ぎ合う。 原田のピアノは響きが綺麗だから好きだ。40年近く前にラ…

蓮見令麻: Billows of Blue (2016) 在ったこともない記憶を辿るような

蓮見令麻のピアノとヴォイス。それにドラムとベースが寄り添う。蓮見が主宰する、このRuwehレーベルのアルバムの魅力は、アコウスティックな音響空間の柔らかさ、だと思っている。最近、多くの(全てでないが)ECMのアルバムに「作られた」アコウスティック…

Duke Ellington: Solos, Duets And Trios (1940s, 1965) 録音は二次的な問題なのだ

レコードで入手。やはり、そのほうがいいのだけど、かなりイコライザで整えた「ディジタル的」な整音を施した、ような印象。録音時期が異なる演奏も違和感がないよう、合わせている。1965年の演奏ではドラムの低音が異様に唸っているのが気になった。CDでも…

Fred Hersch: Sunday Night At The Vanguard (2016) むしろ力強さ、を感じさせる

発売直後に入手。それから、かなり聴いている。何がいいのか、というと、録音がよい。ハーシュのピアノの美音を、上手く納めている、と思う。特に冒頭、弾けるようなピアノの弱音に惚れ惚れする。それだけで十分、だと思う。録音はECMの米国録音を担当してい…

藤井郷子, Joe Fonda: Duet (2015) 伝統と前衛の配合比

JAZZ TOKYOの及川氏の記事を読んで、入手。 長年、藤井郷子の名前はディスク・ユニオンのフリー・ジャズ・コーナーで見かけたが、手を出したのははじめて。ずっと気になっていたのだけど。 ・ポール・ブレイの弟子、だそうで、確かに伝統と前衛の配合比が似…

Thelonious Monk: Solo Monk (1965) レコードで聴く

以前投稿したCDでのcreditを見ると、レコードと随分違う。CDでの収録時間に余裕があるので、随分と追加されている。 今宵はColumbia 2EYE、ステレオ盤を聴いている。各種ガイド本ではRiverside盤を中心に紹介されているモンクなのだけど、Columbia盤はさすが…

KEITH JARRETT: Solo Live in VERMONT (1977) かつてレーザーディスクで持っていたソロ

1977年のバーモントでのソロ。レーザーディスクで持っていて、昔は本当に良く見た。バーモントの湖沼の傍ら、季節は晩夏から初秋ではないか。心地よい大気が画面から流れ出る。夕刻のまだ明るい時間からはじまった演奏会は次第に夕闇のなかに沈んでいく。 キ…

Brad Mehldau: Blues and Ballads (2012-14) 録音の良さと裏腹に

レッドマンとのデュオでレコードを入手し、思いの外、その録音の良さを楽しめたので、メルドー・トリオもレコードで入手。病んでいるなあ。 やはり録音は良く、ピアノの音がいいなあと思った。今し方、creditを見たらECMのニューヨーク録音と同じ。アヴァタ…

The Nat King Cole Trio: The Vintage Years (1945-47) 昭和20年のジョージ・ベンソン

これは米国で買った物。$2.10。二束三文とは、このこと。よく売れたレコードは実に安いのだけど、内容が悪い訳じゃない。 ボクは古いジャズも案外好きで、ここだけは亡父の影響かもしれない。といっても、タマにしか聴かないが。中途半端なバップよりは、芸…

Joshua Redman, Brad Mehldau: Nearness (2011) レコードで聴く愉悦

基本的には、新譜はディジタル音源(CD、ダウンロード)で揃える考えだった。今年、何枚かの新譜をレコードで揃えるうちに「できるならばレコードで」、に変わってしまった。何だろう、この心地よい音は。やはり、何か違うのだ。レコードで聴く愉悦、が確か…

橋本一子, 藤本敦夫: Colored Music (1981) 35年ひとむかし

35年ひとむかし、とは思うのだけど、ボクにとっても人生の半分に相当する(実質半分以上)時間の希薄さに唖然としてしまう。なーんにも進歩していない、ように思う、人間的には。だから、アホみたいにレコードを買い漁るようなことを、35年前と変わらぬ感覚…