Kanazawa Jazz Days

Kanazawa Jazz Days

ジャズを中心としたレコード/CD、登山/渓流釣り/ランニング、金沢の日々の暮らし

jazz (cello)

須川崇志: Outgrowing (2017) ガツンとくる日本のジャズの新譜

昨年のはじめ、本田珠也のIctusを聴いて以来、一年ぶりにガツンとくる日本のジャズの新譜。 Ictusと印象は近く、やはり初期ECMの空気感、そうコリアのA.R.C.から更に進化したような、鋭角状の音が次々刺さってくる。最初の5曲が即興曲。 Ictusではドラムが…

翠川敬基/緑化計画: arbor day (2003) 幸せな弛緩

ボンバの日本のジャズ・セール・シリーズ(テキトー): 富樫雅彦のSketchを聴いた20歳の頃から、 翠川敬基のベースの音は深く意識に沈殿している。セール品のなかに、その名前を見つけた時には迷わずクリック。 到着後に、しっかりメンバーを見ると、片山広…

原田依幸, Tristan Honsinger: Margin (2006) 粒状に音が立ち

間違いなく、ボクの好みの中心、の音だ。原田のピアノは粒状に音が立ち、スピードをあげても濁らない。そしてホンジンガーのチェロと作用・反作用を繰り返しながら、様々な速さの音を溢れさせる。そして音の速さの変曲点のようなところで、音が弾けて、美し…

鈴木勲, 原田依幸, Tristan Honsinger: 慟哭(2009) 脳天を衝かれる感覚

凄い密度だ。そして彼ら3人の味、が完全に出尽くしていて、その接点で強い相互作用、が生じている。走る、止まる、下がる、上がる、引く、そのような様々な場面を非同期でありながら、音を紡ぎ合う。 原田のピアノは響きが綺麗だから好きだ。40年近く前にラ…

Artyom Manukyan: Citizen (2015) アルメニア買い

昨年、アルメニアのティグランが小ブームだったので、何となく衝動でのアルメニア買い、の一枚: アルティョム・マヌキアン、アルメニア系でLA在住のチェロ奏者とくれば、何となく気になるではないか。というわけで、何ヶ月前に入手したが、少し残念と期待が…