Kanazawa Jazz Days

Kanazawa Jazz Days

ジャズを中心としたレコード/CD、登山/渓流釣り/ランニング、金沢の日々の暮らし

ROCK/POP

Peter Scherer & Arto Lindsay: Pretty Ugly (1986, 88) compile and link, then start

先日のライヴ以来、リンゼイが気になって仕方がない: 全く変わらないギター。そこを起点とし、定点観測のようにその時代、その時代の空気のようなものを幾つも切り出し、コラージュしたような音。その対比が面白い。積み重なった音の破片が、ラズウェルだっ…

Kronos Quartet: Folk Songs (2017) 乾いた音が点景のように

Nonesuchの半額セールスで買ったレコード。ライヒのdifferent train以来、クロノスカルテットは軽くフォローしている。 このアルバムは4人のフォーク系の歌い手との共演で、B1を除き、2曲づつ唄っている。背後の弦楽は、時に古いフォーク風であり、時にアヴ…

The Golden Palominos (1983) DNAのシングル盤じゃあリンゼイが聴き足りなくて

昨夜は仙台で買ったアート・リンゼイのDNAのシングル盤を聴いた。 ギターのキレの良さが音も良く収められていて、しかし収録は極端に短いので、リンゼイやら何やら、もう少し聴きたくなった。 もう寝なきゃ pic.twitter.com/fvT2RxOet8— kanazawa jazz days …

Ramuntcho Matta: Écoute... (1987)  ドン・チェリーとの関係

昨日、仙台のレコード屋、と云うには驚きの空間STORE 15NOVでかかっていたレコード: 空間音、ヴォイス、そんなものが楽しく、また店の空間に良く馴染んだ乾いた音がコロコロしていた。フランスのラムンショー・マッタという奏者でありプロデューサー。今も…

川口雅巳、利光暁子:情趣演歌(2017) なんとも不思議な

なんとも不思議な音空間。言語空間的には20世紀の3Q末から4Qはじめの歌謡曲。それを21世紀の奏者が弾き、フランスのレーベルがプレス。 ピー・マイナーさんのtweetでその存在を知った。嬉しいような、困ったような。すぐ手配してしまった。 日本の歌謡曲・演…

Brian Eno: Music For Films (1978) 環境音楽というと何となく意味不明ではあるが

先日、ペンギン・カフェと一緒に購入。 1980年頃、ブライアン・イーノは、それなりに気になる存在であったが、アルバイト収入のほぼ全てがレコードに投入されていたため、聴くことに至らなかった。そんなことを思い出した。Spotifyで当時のイーノを聴くと、…

Penguin Cafe Orchestra(1981) 存在しない民族の音楽

月光茶房の原田さんのtweetをみて、ハッとした。懐かしい。環境音楽って云っていたなあ。 【昨日の4枚】2018.9.19pic.1: Penguin Cafe Orchestra https://t.co/hsjMvzxzi7pic.2: Martijn Comes & Giulio Aldinucci https://t.co/xUWMar3eD6pic.3: Lem Winche…

The concert for Bangladesh (1971) 何となく秋晴れの空を見たら、一箱分のレコードをゆっくり聴きたくなった

まだ聴いていないレコード、3枚組。長い間、店に飾られていたから、箱はボロボロ。 彼があの世へ逝って、もうすぐ1年。テキトーに選んだ店にあったレコードのほんの一部、一箱分を手元に引き取った。ジャケット(というか箱)は、ずっと店にディスプレイされ…

cero: Poly Life Multi Soul (2018) 低い音で鳴らすと

twitterやらネットでwatchして音を摘まんでいる。そうするとタマには日々のエリアを越えたものも飛び込んでくる。と云うか、ジャンルという言語化による哨戒範囲の限定、のようなことが融解している。 これも話題になっていたので聴いてみると、かなり良い。…

Annette Peacock: I Have No Feelings (1986) アネットをもう少し知りたい、という気持ちだけが

1960年代後半のポール・ブレイを聴いていると、カーラ・ブレイやアネット・ピーコックへの関心が芽生える。カーラはジャズ圏内での活動が可視化されている感があり、非常に分かりやすい存在だし、曲も印象に残っている。アネットはジャズの重力圏から脱し、…

Sam Amidon: The Following Mountain (2017) ミルフォード・グレイヴスが、いやそれだけでなく

月光茶房で教えられた1枚。サム・アミドンはフォーク系のSSW。音が流れた瞬間、空間が構築され、その隅々にピンが打たれるような感じ、ディヴィッド・シルヴィアンと同じような。 おおっ、と思うと、月光茶房の原田さんが静かに、好みだと思いますよ、って…

David Sylvian: Blemish (2003) 散らばった音のピースを集めて

ディレク・ベイリーのトラックだけでなく、ディヴィッド・シルヴィアンの「本体」のアルバムも入手。 シルヴィアンの声質が好みであることもあり、存外に良い。入手時期は年末で、故障したエアコンの入れ替え工事で配管トラブルがあった頃。工事中にぼんやり…

Monk Mix: Remixes & Interpretations Of Music By Meredith Monk (2012) ビヨーク、アート・リンゼイ、ヘンリー・グライムスがメルディス・モンクを

Bandcampでみつけたアルバム。様々な人によるメルディス・モンク集で、REMIXも含まれる。冒頭は弦楽をバックにしたビヨークによるカヴァー。ECMのDolmen Music収録曲。声量は限られ、音域はモンクよりも狭いが、不思議な情念のようなものが注がれ、奇妙な音…

Andre Mehmari - Juan Quintero, Klo Pelgag (Sukiyaki meets in the world) 彼らの唄、北陸の風土

K君に誘われて、メマーリとキンテイロのライヴに出かけた。富山の旧福野町(今の南砺市)にあるヘリオス。 ブラジルのメマーリと、アルゼンチンのキンテイロという意外な組み合わせ。ありそうで、有り得ない気もする。コトバが違う。ただ、音楽的なベースが…

灰野敬二+藤掛正隆DUO: HARDを何十乗させたら光の粒が降り注ぐのか?(2014) とにかく面白い

どうもアングラ、とか何とかには気が向かない。怪しげなモノ、が怖いのだ。だから東南アジアの猥雑さ、妖しさ、なんかに親しみを感じるようになったのは最近。 灰野敬二、も如何にも「その手」の音楽なので、聴いてこなかった。ひょんなことで、このディスク…

Jim O'Rourke: All kinds of people - Love Burt Bacharach (2010) 今宵のBGM

先日、名古屋で買った坂田明のCDで共演していたのがジム・オルーク。最近、Free jazzからimprovised musicまでかなり免疫が「復活」したが、ノイズ系は苦手感が残っている。坂田明との共演でのジム・オルークは、ややノイズっぽい感じ。 でも気になるから調…

シャソールが日本に来る、でも

昨年、随分とはまったシャソールが日本に来る。最近は全く駄目で、ジスモンチも逃したが、聴きたい、と思った。 ところが東京、大阪ともに既に変更不能なスケジュールがはめ込み済み(そんなに多くない変更不能案件)。まったくもって、ダメダメなのだ。 ラ…

Erykah Badu: Worldwide Underground (2003) お昼休みの

今日は忙しいから、お昼休みのBGM。この中で一曲はドナルド・バードの曲、って云っても1970年代のソウル。Roy Hargroveがちょろでラッパを吹いている。 好みのソウル。

Joni Mitchell: Clouds (1969)  春が来て暗さを感じる奇妙さ、のなかで

3月に仕事場の引越があった。随分と広くなって、気楽に音楽を聴いている。ただ広い部屋に独りでいると、夕暮れとともに窓から忍び込んでくる闇に背中から包まれていくような感覚がある。気がつくと、より深い漆黒のなかにゆっくりと落ち込んでいくような春…

Donald Fagen: Nightfly(1982) 今日届いたLPレコード

今、LPレコードを随分と買い集めているのだけど、ジャズに限らず1980年頃の洋楽・邦楽(もう死語かな)をもう少しだけ広く。大学生だった頃の音世界を再現しているような感じ。時代の記憶が淡い甘味料になっていて、その甘さを楽しむような感じがいい。 今日…

Isabelle Antena: Hoping For Love (1987) 何となく聴いている

とても軽い欧州味付けのボサノバやジャズが取り上げられている。

Bjork: Vespertine (2001) 独り夜に背中からのびる影のような

いつだったかNHK衛星放送で、近年のライヴを聴いてから、気になる存在となっているBjörk。ボクの海馬体の引き出しではKate Bushと一緒に収まっている。まあ、そんな感じの存在だよね。概ね気持ちがよい,時として気持ちがわるいエキセントリック。

Kate Bush: 50 Words for Snow 冷たい雨のなかを歩いた後で

そんな時候にあわせたのか6年振りにリリースされたケイト・ブッシュの新作が50 Words for Snow。

Bjork:Gling-Glo (1990) アイスランドについて少しだけ学習

仕事場に低い音で流すと、なんとも不思議空間になって、少し楽しい気分になったりするのだ。こんなフェイクなジャズも実は好きだ。

Kate Bush: Aerial (2005) 蜜の海に浮かび,蜜の空を翔び

聴いてみると、デビューの頃のエキセントリックなまでの高音をヒットさせる唄声は潜めて、やや低めに。そしてまったりとした味が出ていて、加齢の良さを じっくりと味わえる感じ。曲もよく出来ていて、あの時代の彼女の世界を維持している。楽しい。最近、改…

Joni Mitchell: Court and Spark (1974) 時間の流れのはやさはヒトがつくるものだから...

何回も何回も繰り返した僅か37分足らず。とても短く感じた。中身は素晴らしいに決まっているから語らない。ジョニの若い声、とても完成度の高いバックバ ンド。とても聴かせる。その後のShadows & Lightのジャズ演奏者(Pat Metheny (g), Jaco Pastorius (b)…

Joni Mitchell: Shadows & Light (1980) ジャコを聴き、そして観るためのアルバムだったのだけど

Jazzファンがジョニミッチェルの存在をジャズのコンテクストのなかでの位置づけを気にしだしたのは1980年の頃だろう。アルバム「ミンガス」で、そ の頃に亡くなったミンガスへの追悼盤を出して、ジャコパストリアスとかウエィンショーターと共演したから。ジ…