Kanazawa Jazz Days

Kanazawa Jazz Days

ジャズを中心としたレコード/CD、登山/渓流釣り/ランニング、金沢の日々の暮らし

ECM未編集

Dave Liebman: Drum Ode (1974) 70年代の熱気が伝わるECMって

先般、ディスク・ユニオンに出かけたときに見つけて、小躍りして買ったアルバム。大編成なのだけど、あまりそんな感じはしない。裏RTFのようなサウンドで、マッチョなテナーがブロウ。それに彩りが綺麗な打楽器が沢山。しっかりと熱い演奏になっている。だけ…

Nik Bartsch: Holon (2007): これから雨や雪の日が続くから、そしてアーサー・ケストラー

このCDはいつだったか、随分前からの友人でSan DiegoのFM曲KSDSで素人DJをやっているBirdmanことNormからもらったもの。

Keith Jarrett: Dark Intervals (1987) 沸き上がる雲が千切れるように

CDの小さなジャケット写真をじっと見つめる。焦点が合いにくくなった眼のなかで、数日前に見た光景と重畳してく。空高く、県境の山から沸き上がる雲が千切れていくるように、音が沸き、流れ、そして消えていく。

加古隆・TOK:Paradox (1979, Japo)

その頃のNHKのライヴ番組セッション505(だったか)で、この加古隆のグループTOK(Takashi Kako, Kent Carter, Oliver Johnson)が出演し、面白かったので、この「パラドックス」を手にしたのだ。

Pat Metheny: Offramp (1981) 雨の夜に昔を振り返るなら

このアルバムでしっかり鷲掴みにされたのだけど、多分、濃い陰翳が音の隅々まで流れていて、それでいて透明感は前作よりも増している。Are You Going With Me?の単調な(と聴こえなくもない)フレーズの繰り返しのうえに流れる音が、キモチを遠くへそっと連…

Gary Peacock: Shift in the wind (1980) 今朝みえる風はどんな色?

ここ数年はふっとゲイリー・ピーコックが気になっていて、見かけたら出来るだけ持って帰りたいなあと思う。これも、そんな一枚で最近購入した西独製の LPレコード。ピアノがECMから「ルビサ・パトロール」を出しているアート・ランデ、ドラムが晩年のビル・…

Ralph Towner, Gary Burton: Slide Show (1985) 幻灯のラムプの匂ひのやうな

いらつく気持ちを抑えるように聴いていたのは、ラルフ・タウナーとゲイリー・バートンのデュオ:スライド・ショウ。

Terje Rypdal: Rypdal/Vitous,DeJohnette (1979) 浮遊感のある音を部屋に敷き詰めて

デジョネットのシンバルが奇麗なこと。そこに飛び込むヴィトウスのベースもしっかりと基底の音を紡いでいく。高音で矢鱈ヒットさせないので好きなベース。リピダル(リーダーなのか?)のヘンな北欧ジャズ・ロック風ギターも実は大好き。

Keith Jarrett: The Carnegie hall concert (2005) すごく疲れているのだけど

すごく疲れているのだけど,そんなときに聴いているのはキース・ジャレットのカーネギー・ホールでのコンサートのアンコール。

Gary Peacock: Tales of another (1976) 季節がゆらいでいるなかで聴いている

先日、友人との月例会(ジャズ会と呼んでいる)で白人のジャズピアノを取り上げた。そのなかで取り上げた一枚がゲイリー・ピーコックのTales of another。

Eberhard Weber: Endless days (2001) 起き損ねちゃった春の柔らかい雨の中

そんな朝の気持ち良く物憂い感じのなか聴いているのはエバーハルト・ウェーバーの「終わりなき日々」。オレゴンのPaul McCandlessを迎えた演奏で、オレゴンのあのFolk系浮遊音の世界とウェーバーのふにゃっとしたベース音が美味しく溶け込んでいる。いい組み…

(ECM1718) Anouar Brahem: Astrakan Cafe (2001) エキゾティズムという満たされない異境感に浸りながら

このAnouar Brahemという知らない奏者のアルバム「Astrakan Cafe」を手にとったとき、まさに、そのような感覚の扉を開くキイワードに溢れていたのだ。 Astrakanというロシア辺境のステップ地帯、蒙古系の領主からいつしか回教の地に、Khotanというタクラマカ…

Steve Kuhn: Motility (1977) サックスが入ったOcean in the skyもいいじゃないか

ボクはSteve Kuhnは好きで、ブログでの紹介は3枚目。でも面白いコトに、Kuhnって普段はほとんど意識していなくて、はずみのような感じでふっと音を聴いてみた くなるような存在。意識のなかの存在感が大きい、ジャズだとKeith Jarrett、Bill Evans、Herbie …

Stefano Bollani: Stone in the water (2009)季節が変わり「よもや」と思ったら「やはり」のECMの音世界

今朝はなんとなく「よもや」と思い、CDプレイヤーにいれたのはStefano Bollaniの「Stone in the water」。「静謐系」で聴くBollaniはピンとこなかったので、1回聴いて控え選手となったECMの一枚。北欧のメンバー Jesper Bodilsen(b)、 Morten Lund(ds)との…

Enrico Rava & Stefano Bollani: The Third Man (2008) 金澤らしい朝を迎えて聴くにはいいのだけどね

The Third Manは、そんな北陸の朝に、雲の重なりや仄かに見え隠れする空の淡い蒼さを愛でるような気分のとき、そっと聴くような音楽。さすがEicherプロ デュース。地中海に突き出した長靴の形をした国から来たラテン気質の連中に、北欧とか北陸(笑)の陰翳、…

Jack DeJohnette: Special Edition (1979) ボクにとっての10枚のうちの1枚,かもしれない

Jack DeJohnetteのSpecial Edition。二管のフロントが売り出しの頃で、とても気持よい音色で吹き抜いていく。フォーマットはFree Jazz。だけど、この頃のFree Jazzの音のPositiveなtoneを予定調和のなかに織り込んで、決して奏者の感情に任せていない。DeJoh…