Kanazawa Jazz Days

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Kanazawa Jazz Days

ジャズを中心としたレコード/CD、登山/渓流釣り/ランニング、金沢の日々の暮らし

blacksheep: ∞ -メビウス- (2013) やや奇妙な味わいがおいしい

まちがいなく、過去のボクが手を出さないアルバム。バリトンとトロンボーンだもんね。バリトンはジョン・サーマンのみ。トロンボーンはなし。いや、ジョージ・ルイスくらいかなあ。両方とも、概してキレの悪さが気になる楽器。 で、吉田隆一については、「あ…

Peter Evans: Destination : Void (2013) SF的な廃墟、のような空間に響く

今年は春先にEvan Parkerを聴いてから、Free Musicへの脳内回廊が開き、思わぬ年になった。今年になって、はじめて聴いた奏者も実に多いのだけど、そのなかでピーター・エヴァンスは「スタイル」的にはFree JazzとかImprovised musicよりも、伝統的なジャズ…

Aaron Parks: Alive in Japan (2013) 奏者が提供する無料の音源

すでにご存じの方が多いかも知れないが、アーロン・パークスの水戸公演の音源(非圧縮、AIFF)がネットで公開されている。ツアーを通じ、彼が思うような演奏が出来て、嬉しかったようだ。 スマートフォンで録音し、低音を強調する処理を加えたような、まさに…

チョビ渋(2013) 札幌の子供バンドというには

渋さ知らズの不破大輔氏指導の子供バンドの録音。小学生から高校生、がメンバー。そんなことが頭をよぎるのは、コーラスの声ぐらい。曲作り、ソロ、その全てに渡って「渋さ知らズ」的な「変な感じ」が満載で、聴き手を引きずり込む力を持っている。ダンドリ…

蓮見令麻: Utazata (2013) 浮遊の形そしてimprovisation

NY在住のピアニスト。ディスクユニオンのJazz TokyoのサイトでNYのジャズ事情をレポートを掲載中。でも、あのサイトの字が小さく、読み辛いので読んでいない。だから、どのような視点の、どのような演奏をするのか、全く予備知識なし。白紙、で聴いた。彼女…

Mark Guiliana: A Form of Truth (2013) ジャズ的なものからの軽妙な遠心力

マーク・ジュリアナのドラム、はメルドウとのデュオでその素晴らしさ、に魅惑され、同時期に発売されたアルバム2つ、Beat musicとMy Life Starts Nowでヤラれてしまった。そのときは、彼のビートに凄み、なんていうか機械のような正確さと、そこから突き放…

(ECM2421) Ben Monder: Amorphae (2010, 2013) 浮遊なんてもんじゃなくて

ビル・フリーゼルに通じる浮遊、まで書いて、そうではなくて、と思った。 厚い雲が覆うような憂鬱な光景、そして、遠くに見える弱い光、そんなモノートーンの心象を、ギター一本で描き出す描写力に驚いた。 そして、ディストーションを効かせたギターの音が…

Ben Monder: Hydra (2013) 音の大海のなかで見つけた音

最近、仕事場で聴く音楽はapple musicから拾っていることが多い。気がつくと、音の大海のなかで浮遊している事実に驚いてしまう。 ダウンロードという、メディアが不要であるが、仮想的なメディアの伝送の電子化、ではなくて、音の海で泳ぐようなパラダイム…

John Escreet: Sabotage and Celebration (2013) ボクのスイング・バイ

忙しいので短いアップ。 アップル・ミュージックでDonny McCaslinの新しいアルバム(これもいい)を聴いていたら、recommendされたアルバム。それがまた、とてもイイ。アップル・ミュージックって音は良くないのだけど、まあ仕事場のセットだったらストレス…

辛島文雄: Karashima ジャズに生きる(2013-14)

辛島文雄さんが病気療養中だそうだ。彼を応援するためのCDが制作されている(ここのサイトに記事が出ている)。 もっきりやの平賀さん経由で入手。早速聴いているが、素晴らしい内容。2013年から2014年のピットインでのライヴ録音。 多分、ボクから上の世代…

Chassol: Indiamore (2013) インドへの、視点

水曜日にCDが届いた。シャソールの追加2枚。 先日聴いたBig sunから、時間的に遡る聴き方となるが次はIndiamore(2013)。CDのケースのなかに入っていたヴィデオのDL情報をもとに.movファイルをダウンロードし、映像とあわせて見る。 Big Sunはマルチニクの映…

Thundercat: Apocalypse (2013) スタンリー・クラークの記事から

最近、Mikikiというサイトで、原雅明さんのスタンリー・クラークに関する記事を見かけた。流し読みでも、面白かったので、ちゃんと読もうと思って数日。ボクはスタンリー・クラークは結構好きで(好きだった)、I wanna play for you(だったか、2枚組ライヴ…

(ECM2381) Jakob Bro: Gefion (2013) 浮遊というジャンル・不安への強いノスタルジイ

最近はとても仕事での出張が多く、金沢に居る時間は友人と逢ったり、外に飛び出したりで、ゆっくりと音楽を聴いていない。その代わりに、移動時間を使って、本は読んでいるのだけど。そうであっても、古いレコードや最近のCDも結構マメに買っているのだけど…

Snarky Puppy: Family Dinner (2013) フェニックスの夜

今週のフェニックスは同業者の集まりで大盛況だった。普段、日本では会えない知人とか、前職で仕事を一緒にした米人とか、懐かしい。 10年以上前に東海岸の大会社と組んだプロジェクトはITバブルの崩壊で何も生まず雲散霧消。作ったチップが使えなかったこと…

(ECM2377) Sinikka Langeland: The Half-Finished Heaven (2013) 4月のもっきりや

4月9日 金沢・もっきりや「北欧伝統楽器カンテレと歌 「フィン族の森」より= = = 動物たちとの不思議な出会い」

Olivier Boge: The World Begins Today (2013) 今時のジャズ

今時のジャズなんだろうな、と思って聴いている。ブログには上げていないのだけど、一時、クルマのなかではジョウシャ・レッドマンのJames Farmばかり聴いていた時期があるのだけど、同じような空気感をたたえている。瑞々しく、美しく、それでいて抑制的に…

Antonio Loureiro: In Tokyo (2013) 時間や空間を越えて

時間や空間を越えて、なにやら複雑な感情が沸いてきた。暫く、それが何時から来るのか、何処から来るのか、驚きながら考えていた。このアルバムを馬車道で手に取って、はじめて聴いたのに、である。メーマリのアルバムと一緒に連れて帰ったのだけど、それと…

The Internet: Feel Good (2013) 忙しいからメロウに仕事を

毎回、忙しい、と書いているような気がするが忙しいから仕方がない。でも、忙しいからメロウに仕事をしたい気分(なんだそりゃ)。 昨日は、前職の友人が金沢に転勤するとかで、遅い時間から 穆然に出かけて一献。友人のリクエストでHeavy Weatherを聴いたり…

(ECM2287) Carla Bley: Trios(2013) ボクにとって永遠のオネーサマ

昨日は接客だった。木倉町の「六味一滴」で会食。そのあとボクの大大先輩が興に乗って、片町にある綺麗なオネーサマ達がいる高級店へ。ボクタチ技術者世界も丁稚から務める階級世界そのもの。このトシになっても昨夜は下っ端なので、大大先輩の後ろについて…