Kanazawa Jazz Days

Kanazawa Jazz Days

ジャズを中心としたレコード/CD、登山/渓流釣り/ランニング、金沢の日々の暮らし

2001

Theo Bleckmann: Origami (2001) 琴線の伝搬

爆音に疲れ果てて、ホテルに戻った。仕事どころではない。 目覚めると、すっかり快復。耳も大丈夫。クルマのなかでは今井和雄の爆音は可能だなあ、と考えたり、懲りていない。 で、JOE氏の記事を読んで、ECMのデモを聴いた。モンダーやマエストロとの相性が…

Tim Berne: Science Friction (2001) 緻密に組み立てられた音が

クレイグ・ティボーンを聴きながら、「今この瞬間のジャズ」を知る旅を続けているように思える。様々な音楽の姿態をとりながら、芯になる「何か」を感じさせる。それが何か、問い続けている。 ティム・バーンのアルバムは直球ではまった。2003年のライヴは、…

Tim Berne: The Shell Game (2001) 21世紀のはじまりとともに

クレイグ・ティボーンが気になる、というより、彼を通した「今のジャズ」を切り取ってみたいという、気持ち。20世紀末、何となく閉塞されたようなジャズの状況が気になって、「新しい音」が知りたかった。一番参考になったのは、村井康司さんの本: 200CD 21…

William Parker & Hamid Drake: Piercing The Veil (2001) 乾いたドン・チェリーのような

早速、田中啓文書をバイブル的に聴きはじめることにした。加齢しても謙虚で素直な性格(の積もり)。といっても、ここは大阪のホテル。仕方がないので、愛用のMacBook Airでapple music。 まずは前から気になっていた、ウィリアム・パーカーをチェック。本に…

phat (藤原大輔): siki (2001) 出張先の朝、ぼんやり

名古屋でテキトーに買ったアルバムが良かったので、もう少し。rabbitooが好みだったら、その味と同じ平面上の感じ。出張先の朝、ぼんやり聴いているが、気持ちよい。 色[siki] アーティスト: phat,坂本龍一,ピーター・バラカン 出版社/メーカー: EMIミュージ…

Jim Hall & Basses (2001) 現代の音

最近、デレク・ベイリーとか高柳昌行を面白がって聴いている。何が面白いのか、よく分からなかったが、最近になって、単純な話で、弦が紡ぎ出す音響の面白さ、ではないか、と感じている。指、あるいはピック、あるいは弓(!、高柳の作品)などで、打撃が与…

山中千尋: Living without Friday (2001) 21世紀のはじめだけど

このアルバムも「当時」気になっていた新世界の澤野、草履屋の副業?、から出た日本人のアルバムということで、爽やかなジャケットとともにとても印象に残った1枚。ボクのなかでは、カモメのアルバムは、例のアルバムとコレ。山中千尋のデビューアルバム。

Marc Copland: Haunted Heart & Other Ballads(2001) たまには仄かな甘口の音を

そんな朝はマーク・コープランドの、砂糖を少しだけ入れた紅茶のような、仄かな甘口の音を聴くのも悪くない。ハーシュのような深い世界観を感じさせる人ではないのだけど、ピアノの響きがとてもいい。

Lina Nyberg:Brasillien (2001)  終わりかかった冬を惜しんで

このアルバムはスウェーデンの唄い手Lina Nybergのボッサ、MPBのアルバム。スウェーデン語で歌っているそうだ。ベースAnders Jorminのバックよろしく、なかなかジャズとして聴かせる。面白いのは微温の肌合いが気持ち良いボッサの温度がさらに下がっている。…