Kanazawa Jazz Days

Kanazawa Jazz Days

ジャズを中心としたレコード/CD、登山/渓流釣り/ランニング、金沢の日々の暮らし

1994

Misha Mengelberg: Who's Bridge (1994) 微妙な逸脱感が与える快感

ボクは怪談モノ、ホラーモノは、読書、映画ともにあまり関心がない。それでも、何かの拍子に読んだり、見たりするのだけど、おどろおどろしい仕掛けに満ちた演出よりも、日常から徐々に逸脱するような、微妙な感じ、がコワイ。(ここまで書いてシャイニング…

片山広明, 林栄一: de-ga-show ! (1994) 歌謡曲のような

冒頭に歌謡曲のような、と書いたのは、誹謗でもなくて、まさに歌謡曲のような旋律をベースに、フリー系の奏者がソロを重ねていく。聴いて何だろう、と思いながら頭の中で整理されたのは、そんな印象。オーネットがファンクのリズムのうえでソロを重ねたよう…

(ECM1537) Paul Bley, Evan Parker, Barre Phillips: Time Will Tell (1994) 時は語った、のか?

昨日まで、査読で修正指示が出た論文を改訂していて、かなり神経にきている。最後の最後で、編集者の指摘の見落としに気がついて、慌てて参考文献を追加して、文章を追記。サーバーにデータをアップする頃には、喉がカラカラになっていた。 ボクも編集をやっ…

菊地雅章: After Hours (1994)

何回も何回も聴いている。聴いたことがない 種類の音楽、のように思えて仕方がない。 とにかく遅い。そして隙間だらけの音だ。ただ、その隙間は、音と音の間の張り詰めた「気」のようなものが充満していて、次の音を探索する気迫のようなものが迫り来る。こ…

ケイ赤城: Mirror Puzzle (1994) 12/23のもっきりやにやってくる

明日(12/23)、もっきりやにケイ赤城がやってくる。 ボクたちの世代からすると、マイルス。デイヴィスの最後のバンドのキーボード奏者。幾つかのヴィデオで演奏を知ることができる。 改めて調べてみると、生前の公式レコーディングにはcreditされてなくて、…

Michel Petrucciani: Conf?rence De Presse (1994) ひんやりした音が強くドライブする熱狂

今聴いているのはMichel Petrucciani(p)の Conférence De Presseで,オルガンのEddie Louissとのデュオ.奇っ怪な組み合わせなのだけど,要はベースラインをオルガンが分担するような感じで,グイグイとドライブしている.

Gary Peacock: Just So Happens (1994) 元祖尖ったベーシストなんだけど徒然に

Just So Happens (post cards)Gary Peacock (b) & Bill Frisell (g)1994年録音時期とかメンバーとのみると,なんとなく独ECMっぽいジャズなのだが,米post cardsから出ていた.どんなレーベルか来歴は知らないのだが,ポツポツ品のいいアルバムを出していた…