Kanazawa Jazz Days

Kanazawa Jazz Days

ジャズを中心としたレコード/CD、登山/渓流釣り/ランニング、金沢の日々の暮らし

1993

渋谷毅オーケストラ: 酔った猫が低い塀を高い塀と間違えて歩いているの図(1993) 曲の幅や自在さ

渋谷毅を聴きだしたのは、蝶々在中から。浅川マキファンだったEちゃんにCDをもらってから。6年になる。爾来、ゆるりとCDやレコードを求めている。血道をあげて蒐集する感じは似合わないしね。これは昨日届いたCD。 金沢のもっきりやで聴いたときにも感じた…

富樫雅彦: Passing In The Silence (1993) 何もない世界の縁が直ぐそこに迫るような

富樫雅彦のソロ。この作品のおよそ10年前のThe face of percussionに続く作品。 富樫雅彦のアルバムは無理せずゆっくり集めていて、先日、安値で入手した。 ソロでの富樫は、ビートやドライヴ、グルーヴといったジャズに対する遠心力を最大限働かせているよ…

Jimmy Giuffre, Paul Bley, Steve Swallow: Conversations With A Goose (1993) ブレイの音響的な美質が

ジミー・ジェフリー(1921年生)、ポール・ブレイ(1932年生まれ)、スティーブ・スワロウ(1940年生)によるインプロヴィゼーション集、と云ったアルバム。生年を書いてみると、世代がdecadeづつ異なることが分かる。1960年代のトリオの時点では、40代、30代、20…

近藤等則:Club new light(1993) あの時間の缶詰

音が、時間と、そのときの空間の肌触りと、そして裏側から皮膚に貼りついたような内面の焦げ具合の栞となることがある。 あれは20年近く前。仕事に熱中している時分。涌き上がる力に自惚れていた頃のこと。 明け方に何かを書いていた。多分、論文か何か。集…

Jim Hall: Dedication and inspiration (1993) 気が抜けた午後のConversation with myself

このDedication and inspirationはジム・ホールが多重録音でこさえたアルバム。

Fred Hersch: Red Square Blue (1993) 満ちたる月の晩を静かに過ごした

昨夜届いていたのは米Amazonに注文していたフレッド・ハーシュのRed Square Blue。ロシアの作曲家Scriabinの曲,それもゲンリヒ・ネイガウスの演奏で好きな前奏曲Op. 11, No. 2が入っているので注文。送料を含めても日本のアマゾンより随分安い買い物だった。

Toninho Horta: Durango Kid (1993)/Durango Kid 2(1995)気持ちに風を吹き込む音

今朝起きたら、ぼんやりとした空気が流れ込んでいるようで、すっかり春になったような気分で驚いた。勿論、暁を覚えなくて、すっかり日が高くなってから布団を出た。そのときの気怠い、このあたりのコトバで「ものい(憂い)」感覚が季節のギアが変わったこ…

Alan Pasqua: Milagro (1993) :ジャケット買いのPostcardsレーベル,90年代のSpeak like a child

.Alan Pasquaって知らないプレイヤーだったのだけど,バックがDave Holland (b), Jack DeJohnette (ds),Michael Brecker(ts)ということでね.ピアノ弾きとしての印象は聴いた後でも薄い(悪くないけど)のだけど,ホーンを使った編曲が巧い.感覚的に は,…