Kanazawa Jazz Days

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Kanazawa Jazz Days

ジャズを中心としたレコード/CD、登山/渓流釣り/ランニング、金沢の日々の暮らし

菊地雅章: Aurora (1986-1988) ススト後の1980年代

1981年のSustoとOne way traveller のグルーヴ感に驚喜していた。アガルタで最高にアヴァンギャルドなグルーヴしていたマイルスバンドを、さらに洗練したような音だったからだ。1980年代に復活したマイルスのバンドには、そんな空気は微塵も残っていなかった…

Carla Bley& Steve Swallow: Duets (1988) LPレコードで入手したが

ボクはカーラの中編成、大編成のバンドは面白いと思ったことはないのだけど(だからカーラの好きなアルバムはなかった)、この現在のパートナーであるスティーヴ・スワローとのデュオは大好き。過去リリースされている3枚とも持っている。とてもチャーミン…

Toots Thielemans: Only Trust Your Heart (1988) Fred Herschとの共演アルバム

気がつくと、聴いているような、身近な巨人だったシールマンス。ボクの世代だと、ジャコ・パストリアスのWord of mouthあたりが一番鮮烈な印象を残しているような気がする。時代とかスタイル、が関係なく、音を音として受け止めていたと思う。 SNSを見ている…

(ECM1401) Keith Jarrett: Paris Concert (1988) 宗教曲かと思えるような美しい旋律

最近思うことは、キース・ジャレットは加齢とともにピアノを美しく鳴らすようになっていく、と思う。Facing youやKoeln concertは生硬な印象を受ける。だから、このレコード、ケルンから10年以上後、ではピアノの響きがとても美しい。レコードへの拘り、偏愛…

Joe Bonner: New Beginnings (1988) 何年、いや十何年ぶりに聴く奏者だが

仙台で入手したレコード。名前を見て懐かしい感じがした。何年、いや十何年ぶりに聴く奏者。CDプレイヤを購入した頃、25年以上前、にCDを入手した記憶がある。Steeple Chaseのピアノ・トリオ。それを聴いて以来だから、20年以上聴いていないかもしれない。だ…

武田和命カルテット1988 Live at 柳川「ファンクール」 衝動的に

衝動的に手にした。どうしてだろうか。 そして一日聴いていた。なぜだろうか。 理由はさっぱり分からなかったのだけど、衝動的に聴き続けている。 仕事場のPCで鳴らしているが、音質、なんてものが認知過程からぶっ飛んでいる。 それには何か気持の奥底に理…

Don Cherry: Art Deco (1988) 一枚のアルバムから広がること

随分と前からCDは持っていたのだけど、先日の音盤祭でLPレコードを入手した。そんな訳で何年か振りに聴き直した。それが存外に良かった。演奏は勿論、レコードで聴いたときの音の良さ、には驚いた。 ドン・チェリーのトランペットは飄々と軽く、フリー・ジャ…

浅川マキ:幻の女たち(1988) 真夜中に聴く遠い記憶の残滓

真夜中と夜明けの間に帰宅したら、その時間の開封が似つかわしいアルバムが届いていた。 疲れていたボクには、幻が女なのか、女が幻なのか、分からなかった。 ただ、真夜中に聴く遠い記憶の残滓、のような、 存在していないオトを聴くような不思議な感覚だけ…

浅川マキ:Nothing at all to lose (1988) あの頃の東京の片隅のような擦れたAOR(のようなもの)

9月のお仕舞ごろから忙しい。仕事して、レコード聴いて、タマに呑んで。 それはさておき、植松孝夫のアルバムをまとめて入手したとき、同じく植松孝夫の映像が観れるので、浅川マキのDVD(浅川マキがいた頃 東京アンダーグラウンド)も入手。そこで1990年前…

Chet Baker & Paul Bley: Diane(1985)それにLet's Get Lost(1988)不良の結晶

この頃は欧州中心の活動が活発で、アルバムも随分でている。まあどれも似たような感じなのだけど、決して悪くない。所謂ウタゴコロに溢れているから、そのココロにやられてしまうコトが多い。うたっているのだ。