Kanazawa Jazz Days

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Kanazawa Jazz Days

ジャズを中心としたレコード/CD、登山/渓流釣り/ランニング、金沢の日々の暮らし

井上敬三: Intimate (1979) フリー系の奏者の魅力

昨日届いたレコード。2枚、同時に入手。以前から持っている盤と合わせて3枚。これで全部じゃないかな、レコードは。 当時、57歳での「レコード・デビュー」が話題になったフリー奏者・井上敬三。これは彼の最初のアルバム。リアルタイムに、その記事を雑誌…

Max Roach and Cecil Taylor: Historic Concerts (1979) マッチョな二人

(Twitterのセシル・テイラー呟きを聴いて、つい聴いてしまった) このアルバムの販売がアナウンスされたとき、驚いたものだ。バップ初期からの偉大なドラマー(そして過去の人、の印象も)と、フリー・ジャズの大御所との共演。噛み合わせがあるのか、と。…

生活向上委員会大管弦楽団: This Is Music Is This!? (1979) 「生向委」はすっかり忘れていた、けど

これも最近購入の1枚。500円。餌箱定番のリッチー・コールが200円だったので、2倍。それにしても安い。(ギル・エヴァンスのPojazz盤が1000円を切っていたので、泣けた。レコードの「せどり」が出るぞ。) 1979年はジャズを聴きはじめた時。秋頃(だったか…

森山浩二: Live at Misty (1979) 「裏」高柳昌行セカンドコンセプト

ここ数ヶ月、(納得できる価格のものを)探していたレコード。高柳昌行セカンドコンセプトの「裏」アルバム的な存在だと知ったのは、森泰人が書いたLive at Taroのライナー・ノートから。セカンドコンセプトのピアノ奏者・弘勢憲二(この方の演奏が実にいい…

高柳昌行: Live at Taro (1979, Jinya) 森泰人のライナーノート

昨日届いたCD。新宿にあったTaroでのライヴ。高柳本人のカセットテープレコーダーでのモノラル録音。音質は決して良くないが、バランスは十分聴けるモノ。演奏の良さが、音質云々を凌駕している。 高柳のsecond conceptはcool jazz、トリスターノ的な音を狙…

1980年頃の思い出(リッチー・コールのこと、少しだけアーサー・ブライスも)

今日、twitterのタイム・ラインをみていたら面白い疑問、が流れた。 岩浪洋三のライナーノーツ、アーサー・ブライスとリッチー・コールが「次代を担う新鋭」的に紹介されている。他でも70〜80年代の岩浪洋三のライナーではやたらとリッチー・コールが推され…

佐藤允彦&Medical Sugar Bank (1979) 佐藤允彦のFusion

リアルタイムにジャズを聴きだしていころ。本田竹廣のNative Sonをはじめ、多くのジャズ奏者がフュージョンを演っていた頃。どちらかと云うと、フリー的な演奏が多かった佐藤允彦が作ったバンドがMedical Sugar Bank (MSB)。 最近CDでも再発されたが、レコー…

Louis Stewart: I Thought About You (1979) 一目惚れでなくて一耳惚れだよね

新宿のディスクユニオン(ジャズ・レコードのところ)で、盤を次々見ていた時、背後の音に釘付けにされてしまった。あの曲、が何の曲だったか思い出すまで数分かかったけど、ゲッツのSweet Rainのあの曲、チックの佳曲Lithaがギターで流れていた。Lithaって…

渡辺香津美: KYLYN Live (1979) 坂本龍一のこと

発売は1979年だっただろうか。ジャズを聴きはじめた頃に、「流行りのクロスオーヴァー」を聴こうと、手にした。案外、面白かった、と思った記憶がある。清水靖晃の豪快なブロウ、矢野顕子のエキセントリックなヴォーカル、が印象的だった。 先週、職場の若い…

高柳昌行: Second Concept (1979) カチッと、奔放に

TBMでのCool Jojoにかなり惹き込まれていて、高柳昌行を随分聴いている。ただし、ノイズ系はまだ辛い。彼がsecond conceptと呼ぶ、トリスターノ・コニッツに範を得た楽曲が好み。カチッと切れ上がるような鋭いリズム、アクセントの強い演奏に快感を感じる。 …

高柳昌行: Cool Jojo (1979) レコードを聴いてみると

前回の記事では、 CDで聴いているのだけど、音圧は十分。レコードで聴きたい、とは「あまり」思わなかった(「全く」ではない)。 と記載したが、出物があったので、手が出た。TBMのレコードはそれだけ魅力的な録音なのだ。 留守の間に届いていたので、深夜…

富樫雅彦:Session In Paris, Vol. 1 "Song Of Soil" (1979) 顔合わせを超えるもの

ボクは技術者で、その技術成果の価値判断の基準の1つは、1+1>2であるかどうか、である。ただの組み合わせでなく、異なる2つの要素を組み合わせたときに、単独でにはない新たな効果が生じるか、否か。 このアルバムのような「セッションもの」もそうだ…

Jaco Pastorius & Pat Metheny@ Newport Jazz Festival 1979 聴いていない音、の記憶

ひとつの録音データがある。随分昔に入手したコンサートのブート、41:34の記録。聴衆が録音した荒っぽいもの。 1979年6月23日のニューポート・ジャズ・フェスティヴァル。奏者はふたり。ジャコ・パストリアスとパット・メセニー。ウェザー・リポートの絶頂期…

山下洋輔:Hot Menu (1979) 18歳の秋だったろうか

18歳の秋だったろうか。1979年にジャズ・レコードを買いはじめて、山下洋輔のレコードを手にしたのは。スイング・ジャーナルをはじめて買ったのが 、6月くらいだったと思う。その直後の記事で、山下洋輔がニューヨークで公演し、アート・アンサンブル・シカ…

Chico Freeman: Spirit Sensitive (1979) この時間があるから

の太いが、それでいて繊細な響き、にすっかり魅了されて、表裏3回。ヒックスやマクビーの強いビートの上での激しいブロウを期待していたのだけど、違っ た。ゆったりとしたバラードでアルバムははじまり、大半がそんな曲。マクビーの図太いベースの上で自在…

Steve Grossman: Perspective (1979) フュージョンという名のジャズ

今日届いたLP。グロスマンが吹くフュージョン、につい手が出てしまった。本家・本流(?)のジャズ奏者が出来心(?)で出した、ようなフュージョンには面白いものが多い、と思う。リーブマンなんかもそうだし、ジョー・パスのも面白い。要は、後ろのリズムが…

Bill Evans: We Will Meet Again(1979) トリオじゃなくても

今週、届いたビル・エヴァンスのLPレコードのなかの1枚。複数枚、あるいということです。一時の勢いは抑えて、今はビル・エヴァンスとかエリック・ドルフィーのオリジナル(に近い)LPレコードを求めている。 「**を聴け」の御大も指摘していたが、ビル・…

Jim Hall & Bob Brookmeyer: Live at the North Sea Jazz Festival(1979) 独りで楽しい二人のアルバム

自分で面倒な性格だと思う。独りでいると孤独を感じ、誰かといると孤立を感じる。この冬はLPレコードを沢山手に入れて、グルーヴする感じを楽しんでいたのだけど、独りで聴くには何だか、という気分になってきた。 そんな事を考えていたら、独りで楽しい二人…

武田和命:Gentle November (1979):黄昏たら(なくてもいいけど)黙って聴く一枚

武田和命のバラードを集めたアルバム

国仲勝男:暖流(1979)南のかの地に漂うベース

ふっと息をついたら、日曜の21時からはFM放送の「ゴールデンライヴステージ」があって、よくエアチェック(懐かしい)していたなあ、と思い出した。就 職してから忙しくて放送を聴く習慣がなくなってしまったのだけど、いつ頃までやっていたのだろうか?なん…

Jack DeJohnette: Special Edition (1979) ボクにとっての10枚のうちの1枚,かもしれない

Jack DeJohnetteのSpecial Edition。二管のフロントが売り出しの頃で、とても気持よい音色で吹き抜いていく。フォーマットはFree Jazz。だけど、この頃のFree Jazzの音のPositiveなtoneを予定調和のなかに織り込んで、決して奏者の感情に任せていない。DeJoh…

Art Peper: So in Love (1979)ボク的に一番好きなArt Pepperの一枚はArtist Houseから(Artist House 3)

数多いArt Pepperのアルバムのなかで,ボク的にベストはSo in Love のB面.ゆったりとした曲なのだけど,Pepperの魅力が凝縮されているように思うのだ.

John Klemmer: Nexus (1979) 薄暗いジャケットに魅了されて買った

LPの1枚目はトリオ演奏,2枚目はドラムとのデュオ.Art Pepperとの録音歴のある共演者たち.一言でいうとKlemmerの存在感が強く,共演者はカケラも聴こえてこない.デュオもトリオも関係ない.それ くらいKlemmerの集中力,トーンの力強さ,途切れない発想…

Red Mitchell :Bass club(1979) 鈴木勲のピッコロベースがうたう

来日したRed Mitchellがベース,鈴木勲がピッコロベースを引き,バックに徹した山本剛がピアノを弾いている日本制作盤.僕はリアルタイムにLPレコードで聴い て気に入って,以来30年,ターンテーブルに高頻度で乗っかっている.とにかく理屈無用に楽しい一…