Kanazawa Jazz Days

Kanazawa Jazz Days

ジャズを中心としたレコード/CD、登山/渓流釣り/ランニング、金沢の日々の暮らし

1964

The Eric Dolphy Memorial Album (1964) モノラル盤の音圧

このレコードは昔、日本盤で入手。圧巻のリチャード・デイヴィスとのデュオ、若きウッデイ・ショウとドルフィーの共演、そんな記憶が残っていた。そのショウとの共演も、まああまり好きな曲でないし、アルバムの統一感はないし、まあB面のデュオを聴くための…

Charles Mingus: The Complete Bremen Concert (1964) ドルフィーを聴くつもりで

ドルフィーを聴くつもりで、1964年のミンガス・バンドのCDを入手。でも、ドルフィーは3管のうちの一つに過ぎなくて、その積もりで買うと、違うなあと思った。 むしろドルフィーにソロを「パーツ」として組み立て上げた、上部構造としてのミンガスの音の凄み…

Eric Dolphy: Last Recordings (1964) ドルフィーの最後の最後

今日、出張から「かなり」疲れて帰ってきたら、届いていたレコード。昨日(11/3)も仕事だったし、明日(土曜)も仕事と思うと、少し気分的に萎えている。 ポストに突っ込んであったのはドルフィーの「最後の録音」。かの名盤Last Dateの更に後だ。Last DateとIC…

Sviatoslav Richter: Shostakovich/ Preludes And Fugues For Piano (1964) まだまだメロディア

これは札幌で入手したメロディア盤。旧ソ連で1964年に発売されたメロディア盤。モノラル特有の強い音圧で迫ってくる。リヒテルの強靱な打鍵が迫ってくる。まだまだメロディア盤、に魅入られている。 ディジタル音源とこのようなレコードを聴き比べると、ジャ…

Misha Mengelberg: Driekusman Total Loss (1964/66) Last dateの影を追いかけている、から

このアルバムについては、銀座のバーB2のブログで拝見して、入手しなかったことを苦々しく思い出したもの。 上記リンク先に、どのようなアルバムか詳しく書いてあるが、ミシャとベニンクは、このアルバムの半年前にドルフィーのLast Dateで共演している。あ…

Miles Davis: Four & More (1964) モノラル盤入手の顛末 (ボクが好きなアルバム3)

すごく忙しくて、イヴェントが一杯なので、ブログを書いていない。最近は気張らず、記憶補助という最初の目的意識に戻って、無理をしないようにしている。 ボクが好きなアルバムについて時々書いている。ドルフィーのLast Date、シェップのMonterux、つぎは…

Stan Getz & Bill Evans(1964) 強靭なリズムのうえで

エルヴィンの強靭なリズムのうえで、ピアノとテナー・サックスが唄う素晴らしいアルバム。ビル・エヴァンスのLPレコード蒐集のなかで、比較的最近に入手した一枚。唄うように、しなやかな演奏、ときとしてムーディーな音楽に聴こえてしまうのだけど、そう聴…

Wayne Shorter: Speak No Evil (1964) オトの世界の迷い子(ディスクユニオンの復刻盤)

結局、オトの世界の迷い子なのだと思う。迷う、ということが好きなのだと思う。だから、いつも迷路のなかにいる。いろいろなプレスのレコード盤を手にすることは面白い。だから迷う、のだ。 この半世紀前のショーターの旧譜は、ディスクユニオンの復刻Blue N…

Paul Desmond: Bossa Antigua (1964) 夏が来ると

どうも金沢には春らしい春がない。自転車を漕ぎながら凍えた先週から、ほんの数日で30℃手前まで。街中の緑が堰を切ったように濃く濃くなっていく。道路には淡い土埃と陽炎が浮かんでいる。 まだ大気が暖まるほど、こんな日は続いていない。だから仕事場のな…

Miles Davis: Four & More (1964) コールマンはねえ、っていうけれど

3枚のレコード。上は1980年頃の米盤(PC)、左下は当時の日本盤、右下はオリジナル・ステレオ盤(CS)。

Denny Zeitlin: Cathexis(1964) いつ聴いても1960年代のジャズとは思えない

Cathexis:対象にある感情や関心を注ぐこと、精神科用語のようだ。インテリっぽい、嫌な感じの名前なんだけど、音は凄くいい。本当に1964年? といった音。ビル・エヴァンスの先を行くような、70年代の音を先取り。えっ,て感じで最後まで釘付けになる。軽い…

Eric Dolphy :Last Date (1964) 僕が10枚を選ぶなら,の意味

誰もが認める60年代ジャズの名盤. 僕が10枚を選ぶなら,必ず入れる1枚.演奏の良さだけでなく,Last datesを過ごすDolphyの最後の1枚(本当はICPから海賊版紛いが出ているが)ということも,演奏の裏側の物語となり,聴く側の気持ちを昂進させていく.