Kanazawa Jazz Days

Kanazawa Jazz Days

ジャズを中心としたレコード/CD、登山/渓流釣り/ランニング、金沢の日々の暮らし

1963

Gary Burton: Something's Coming! (1963) ジム・ホールが作る点景のようなビートに

これも先日買ったレコード。ECM以前のバートン、いやECMも含めて、玉石入り乱れている感はある。ちょっと考えすぎると駄目な人じゃないかなあ、と思う。ジャズ・ロック的なものが、イケていないものが多い、と思う。自身のヴァイブと合わない、のだ。 そんな…

Andrew Hill: Black Fire (1963) 良質なジャズアルバムとして捉えきれない感覚

このレコードはジャズを聴きはじめて1年くらいで購入。10代のお仕舞い。当時のキング盤。いわいる名盤だったから。その後、RVG刻印のあるリバティ盤、そしてこのNY盤、合計3枚持っている。「ブルーノートの音」に惹かれた時期があって、いや今も決して嫌い…

Bill Evans: The Solo Sessions Vol. 1 (1963) 軽い退廃的な空気、の美味しさ

レコードのことが気になると、勢い古いオリジナル盤に眼がいく。実際、薄皮が剥がれたような音を目の当たりにして、何を聴いていたのだろうか、と思うことも多い。とりわけ楽器の放つ音響的な側面に意識が行けば、尚更である。 問題なのは、そのような意識に…

Roy Haynes: Cracklin' (1963) 最初の数音で

最初の数音で囚われるような感覚になるレコードは誰にもあるだろう。ボクにも何枚かあるが、これはその1枚。アーヴィンの最初の数音、でがっちり取り込まれた。そのあとのマシューズの突き上げるようなソロ、どっちも世に言う名演か疑わしいし、じっくり聴…

Ben Webster And Joe Zawinul: Soulmates (1963) 場末のジャズ喫茶のような感じ

正月だから聴いたレコードか。ベン・ウェブスターは亡父の趣味。どうも、ブオンとゆったり吹かれてもなあ、という感じ。ホーキンスやバディ・テイトのほうが好きかなあ。棚を眺めていたら、ジョー・ザヴィヌルとの共演盤(OJC)をみつけて聴いてみた。ウェブ…

John Coltrane: Afro Blue Impressions (1963) 精神性と云われたらアレなんだけど

深い精神性と云われたら、やっぱり引いてしまう。そんな裏に貼り付けられたコンテクストが重く、コルトレーンを聴くとき身構えてしまう。そんなこともあって、あんまり気乗りがしないので、聴かなかった。ドルフィーを聴くときは、精神性なんて念頭になくて…

(BST84127) Kenny Dorham: Una Mas (1963) 躍動するドラムを捉えた

もう少しRudy Van Gelderの音を聴いていきたい。 Blue Noteの4000番台で、録音がいいなあ(というより好きだなあ)、と思うのはケニー・ドーハムのUna Mas。ボクが持っているのはステレオ盤。だからBST84127。網羅的には聴いていないから、タマタマ持ってい…

(ECM1003) Paul Bley With Gary Peacock (1963, 1968) 録音はよくないECMサウンドの源流

Just Musicのあとに聴くと、正直ほっとする。まさにECMサウンドの源流。例のジミー・ジェフリー3に参加していたのがブレイとスワローだから、当然といえば当然。なかなかゲテモノ感がある最初期のECMなのだけど、これが中心のストライク、だろう。

Bill Evans, Jim Hall: Undercurrent (1963) 力強い「対話」のあり方

今回のジャケット写真はボクが撮影したもの。何となく再発盤よりも美しいと思える。