Kanazawa Jazz Days

Kanazawa Jazz Days

ジャズを中心としたレコード/CD、登山/渓流釣り/ランニング、金沢の日々の暮らし

音楽

Dan Weiss Trio @Cornelia Street Underground (New York) 変調された躍動、のような感触が

これも先週の土曜日に出かけたライヴ。ダン・ヴァイスの新譜が評判だし、気になる奏者ではあるが、ボクの中では印象がはっきりしていない人。 場所はBlue Noteの近くで、その前日に食べた牡蠣屋と同じ辻: この一帯はいいエリアだなあ。このコーネリア・スト…

Scott Colley Trio @Village Vanguard (New York) ロレイン・ゴードンがあの世へ旅だった晩のセッション

ニューヨークにはじめて出かけたのは1998年の6月頃だから、思い起こすと20年も前だ。ボルチモアからの帰途に寄っているので、今と同じパターン。そのときは嵐で飛行機が欠航し、アムトラックでニューヨークへ。今回のパターンの原型。それから数年に1回来…

Terence Blanchard Featuring The E-Collective@ Jazz Standard (New York) ファビアン・アルマザンが目当てだったが

今回の滞在では色々な場所で色々聴いてみようと思った。 テレンス・ブランチャードって聴いた記憶がなくて、確かSJ誌の胡散臭い「新伝承派」とかって祀られていなかったっけ?、って程度。最近、気になるファビアン・アルマザンが参加ということで行くことに…

Maria Schneider Orchestra @Birdland (New York) 街に溶け込んだ音

今回、ライヴに5回。最後がマリア・シュナイダー・オーケストラ。Birdlandでのthe second setで、11PMから。Birdlandははじめて。 https://www.birdlandjazz.com/ 開演前の雰囲気: Instagram post by Ken • Jun 16, 2018 at 8:17am UTC 開演前にマリア・シ…

New York/ Downtown Music Gallery: 追加レコード

帰国前にDMGへ再び出かけた。店主不在で、ヒカシューのTシャツを着た店員が。日本人が奥さんなんだよ、ということで、店主同様濃い感じだった。 この人、お母様は見た目通りの、あの方。怖い物聴きたさ。 ジョン・ゾーンとラザウェルのペイン・キラー。何と…

ANA機内の後藤雅洋セレクトで聴いたアルバム

ANAの機内ではノイズ・キャンセルヘッドホンを着用。長時間の轟音が緩和され、確かに疲れ方が小さい。 今回はこれで機内の音楽サービスを。 まずモンクのBlack Lion。これRSDでレコードになったり、の盤。購入を迷っていたので、試聴感覚。晩年まで芸風が揺…

備忘:ニューヨークでジャズを聴く(Kanazawa jazz days@manhattan)

仕事で忙殺され、事前に全く準備できなかった。 仕方がないので、飛行機の中で読もうと、この本を入手: ニューヨーク・ジャズ・アップデート: 体感する現在進行形ジャズ 作者: 常盤武彦 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2018/05/18 メディア: 単行本 この…

New York/ Academy Records & CDs: ニュー・ヨークの空気

各地のレコード屋に行くと、土地の空気をレコードを通じて感じることがある。だから止められない、ような気もする。案外、面白いのだ。地方都市の餌箱から、ボロボロのRiversideのオリジナル盤が出てきたり。ああ、まるで人気がないのだな、と分かったりする…

New York/ Jazz Record Center: 古くからのレコード屋

古くからのレコード屋のようだ。古いビルの8階。 ニューヨークの真ん中で、インターネットでドーンと出てくるレコード屋で、良いモノが掘り出せる訳がないと、薄々分かっているのだけど、まあ旅の思い出、ということで。本当は東京でゆっくり廻ったほうが良…

New York/ Downtown Music Gallery: いや凄かった

いや凄い店だった。twitterのkonta氏に薦められて行ったが、今回の一番店。 マンハッタンの南の方、East broadwayって初めてだったので、やや心配。駅で大勢の人が降りていくのを見て、一安心。案外いいところだったが、店がある裏手は一昔前はヤバイ感じの…

ニューヨーク初日のレコードの一部

詳しくは後で。お休みなさい。 バーバー富士にも入荷していたが書いそびれて逃したインカス盤。 これはオリジナル?まあ10inch原盤には意味ないか。耳付きだから良し。 ドルフィーが入ったチコ盤。 ランブレイクのESP盤

Montreal: L'Oblique  レコードは少ないが

これもホテル近所のレコード屋。St. Denis通りを隣駅まで歩いて15分。 レコードの数は少ないが、特にポップスの在庫多し。という感じで安レコードをピックアップ。結構好きな感じの小さなレコード屋。 まずはカナダのレーベルSackvillのダラー・ブランド、12…

Montreal: Disques Beatnick やっちまった

近年の円安に加え、ホテル代の高騰に困っている。定額支給なので、欧米の大都市やシンガポールなんかでは、確実に足が出る。今回はネットで安宿を探したら、ポルノショップ前の小さなホテル。一瞬びびったが、思ったほど治安も悪くなく、まずまず。 その通り…

浜村昌子: Kind Mind (2009) キモチの隙間のなかで漂ってくれたら

月光茶房の原田さんがときどきFBにアップされるCDやレコードをチェックするのが、密かな愉しみ。 好みがピッタリ、ということではなくて、所々、感覚が鋭敏であったり、要は感性が人によってnot in scaleであるという当たり前のことに、ニヤリとできるからで…

Old And New Dreams (1976) 息子レッドマンは何がstill何だろうか

レッドマンの息子の方が、新譜Still dreamingを出した。Still dreamingは、親父のほうのOld And New Dreams での夢が、Stillということ、だそうだ。 STILL DREAMING アーティスト: JOSHUA REDMAN 出版社/メーカー: NONES 発売日: 2018/05/25 メディア: CD こ…

時間が欲しい

4月から恐ろしく働いていて、それでもまだピンチを脱していない。とうとうレコード聴く余裕がない。spotifyのストリーミングで何とか。 ゆっくり時間をとって、ベイリーに浸りたいが、いつになるやら。 #derekbailey 聴けていないレコード群。時間が欲しい。…

Jack Wilkins: Windows (1973) 清新な風のような雰囲気を運んでくる

toshiya氏のブログで今朝、その存在を知って、小躍り。 ジャック・ウィルキンスって、小粒だけど清新な感じのギターが1970年代に光った奏者。その後も少し聴いたが、印象はとても薄い。 このアルバムでは、コリアのウィンドウズから。もう音が見えてくる感じ…

Rhye: Blood (2018) 今日もこんなの

今日も仕事仕事。レコードを聴く時間がない。 spotifyでこんなのタレ流し。気持ち良い。 気がつくと、このBloodは終わっていて過去盤を勝手にかけてくれる。それは嬉しいのだけど、実に代わり映えしないことに気がついた。まあ、この手の音はそれでもいいの…

Moses Sumney: Aromanticism (2017) 忙しいからこんなの聴いている

ちょっと忙し過ぎて、気持ちが飽和している。そんなときは音がすっと入ってこないから、こんなの聴いている。低い音で聴いていると実に優しい。空間的な音が漂い、蠱惑的。Bandcampで長くwishリストに入れていたが、ようやくダウンロードした。 Aromanticism…

Chick Corea: The Complete "Is" Sessions (1969) カスクーナによる編集盤を聴け、か?

初期のチック・コリアは、マイケル・カスクーナによる編集盤を聴け、ということだろうか。気がつくと、そんな感じ。Song of singingを再聴したときから、気になって初期のアルバムを聴いている。 マイケル・カスクーナによる編集盤は、本アルバムを含め以下…

Chick Corea: Inner Space (1966, 1968 ) 中身の大半は初リーダー作Tones For Joans Bonesだが

その昔、高校時代にチック・コリアにハマっていた(らしい)クリモト君から、大学時代に譲り受けた編集盤。あんまり編集盤が好きじゃないから、放っておいたが、今になって聴くと、実に良く出来ている。 中身の大半は初リーダー作Tones For Joans Bonesだが…

Bennie Wallace: Live At The Public Theater (1978) あの「奇妙な味」を狙って

この奏者はジャズの聴きはじめの頃に脚光を浴びた人。今聴いても、確かにいい。ウネウネとした感じが、ちょっとモンクなんかの奇妙な快感に通じるところがある。決して、フリージャズということはないのだけど、音の細かな、かつ図太い振幅に惹き込まれる。…

Duke Ellington: Money Jungle(1962) アヴァンギャルドな空気に満ちて

United Artists(UA)のアルバムは録音が良くない、と思っていた。40年前のキングレコードの再発盤を聴いて、その籠もったような音質に苛立った。同じ再発盤でもBlue Note, Riverside, Prestigeとは随分違うものだ、と思っていた・ それが間違いだと気がついた…

清水靖晃: Dementos(1988) インチキな「ワールドミュージック」

先日アップした南アフリカの音楽は、ボクが内心求めているようなエキゾティズムを廃し、ふっと横に流れているような音楽。 そんな南アフリカの音と対極的な存在で、ボクの内心のなかにしかないインチキな「ワールドミュージック」。それは夢の中の音であり、…

Circle: Circle-2 Gathering (1971) フリーに最接近したチック・コリア(の最後のアルバム)

チック・コリアを数日にわたり聴く、なんて30年ぶり、じゃなかろうか?自分のなかで、急速に光彩を失った奏者だけに、聴き直すのは30年前(いや40年近く前だ)の自分への旅、のようなものだ。 しかし当時はサークルは苦手で、そんなに聴いていなかった。とい…

 Mabuta: Welcome to this world (2018) 不思議な「ワールド・ミュージック」

久々の新譜。以前アップしたSiya Makuzeniと同じく南アフリカのバンド。Bandcampで販売している。 Siya Makuzeniのアルバムは冒頭、アフリカっぽい感じを出しているが、このアルバムには「作られたアフリカ」のような部分はない。1980年頃のフュージョンを素…

Circle: Circle-1 Live In German Concert (1970) 消えてしまった音源、扱いだけど

何となく1970-1971年チック・コリアシリーズ。 これ、RTFと同時期にリリースされた日本の企画盤。その後、CDで軽く再発されてから消えたようだし、ECMのパリもストリーミングにあがっていない。またブルーノート音源もCD化されていない。何となく消えてしま…

Chick Corea in 1970-1971 トリオからサークルの時期

数日前、チック・コリアのThe sunを聴いて、サークルとの関係性について思いつきを書いたが、収録時期をみてみると、違うことが分かった。コリアはブレイとともに初期ECMの重要なpieceなのでメモ。 印象は印象なので訂正はしないが、1971年と思っていたコリ…

Kahil El'Zabar/Ethnic Heritage Ensemble: Mama's House Live (2009) シカゴの音をもっと聴きたくなった

ボクがエルザバールを知ったのは1982年頃。大学を卒業する少し前の頃。副島氏のメルスの記事か何か読んで気になったバンドの一つがEthnic Heritage Ensemble。入手したメルスでの録音盤も好みだった。 それから幾星霜、突然、フリー系の音楽を聴くようになっ…

Chick Corea: The Sun (1970) A面はグロスマン、B面はサークルへの習作

もう少し「あの頃の」チック・コリア。 商業的には1970年代の第二期RTFが全盛だったらしい。セントラルパークで一杯、だったそうだ。1970年代末には、今ではタウンホール一杯くらいだけど、なんて記事があった。それでも、その頃隆盛だった日本のジャズフェ…