Kanazawa Jazz Days

Kanazawa Jazz Days

ジャズを中心としたレコード/CD、登山/渓流釣り/ランニング、金沢の日々の暮らし

音楽

日本のジャズのセール(ボンバ・レコード、その2)

あまりに内容が良かったので、調子に乗ってセールで2回目の注文を行った。 まずはオノ・セイゲンのライヴを聴いているが、実に好みに合って、嬉しい。しばらく聴いていたい。このあたりをしっかり聴きたいという意識がふっと消えた1980年代末から2000年代末…

松風鉱一: Lindenbaum Session(2008) 伝統的なジャズの感じだよね、という印象を与えながら、何処か

ボンバの日本のジャズシリーズ(3枚目): これも良いアルバム。音が良い。親密な音空間が、やや湿潤な感じで納められている。音が柔らかい。このあたりも日本のジャズかも、と思わせる。いつだったか、山下洋輔トリオのENJA盤を聴いたとき、音のパキパキ感…

立花秀輝: Unlimited Standard(2011) 日本のジャズの良さ、を十分感じるのは何故だろう

先日のボンバ・ジャズのwebセールスで入手した盤: 先日聴いたアルバムが良かったことと、板橋文夫, 池田芳夫, 小山彰太という1980年のジャズファンである大学生(ボクのこと)が嬉しく仰天するような、リズムセクションで即クリック決定。結局、この時点で1…

日本のジャズのセール(ボンバ・レコード)

ボンバ・レコードのtweetをみて、日本のジャズを11枚を注文。 1990年代から2000年代まで、あまり(いや殆ど)聴けていない。だから嬉しい(その時期かどうか、よく分かっていないが)。チョロイ響きがある和ジャズなんて書いていないのも嬉しい(極く個人的…

Alexander von Schlippenbach: Features (2013) 何となく苦手感があったが

シュリッペンバッハって何となく(本当に何となく)苦手感があって、35年前にグローブユニティが合わなかったんだと思う、その後は聴いていなかった。 先日、1965年のギュンター・ハンペルのレコードでのピアノが美しく、素晴らしいジャズピアニストなんだな…

Charles Mingus: Jazz In Detroit / Strata Concert Gallery / 46 Selden (1973) ドン・ピューレン、ロイ・ブルックス

ここ数週間、入手するか迷っていたアルバム。JOE氏のBLOGを読んで、即、入手を決めた: Charles Mingus - Jazz in Detroit / Strata Concert Gallery / 46 Selden - あうとわ~ど・ばうんど https://t.co/JQT99nVZsO #はてなブログ— JOE (@JOE_as) 2018年11…

Steve Lacy: Reflections (1958) レイシーのモンク集

今に至っても、モンク集のアルバムは出続けている。1959年発売のこのアルバムはその走り、か? レイシーとモンクは共演歴はあるが、残されたアルバムは僅か。このアルバムはモンクとの共演前に吹き込まれた。 レイシーの初期のアルバムでモンク集。特にフリ…

Stanley Clarke: Children Of Forever (1972) 知らなかったクラークの初リーダ作

先週、高円寺で求めたレコード: スランリー・クラークも「当時の」チック・コリアも好きなので、気になっていたアルバムで、最近、何店かで見かけて、ついに購入したもの。 実は長い間、このアルバムの存在は知らなかった。ジャズを聴きはじめた1979年時点…

Cecil McBee: Alternate Spaces (1979) レコードで聴くべし

昨日、ディスクユニオンで見つけたレコード。発売当時は普通に見かけて、日本盤もあって。この数年気にしていたが、なかなか見つからなかった。だから横浜で捕まえたときは嬉しかったなあ。そんなに希少盤とも思わないが。 何が良いって、ジャケットがまず格…

Bob James: Bold Conceptions (1963) 典型的な安レコードだけど

人気がない盤なんだろうな、オリジナルのモノラル盤が1000円台。典型的な安レコードだけど、モノラルカートリッジで聴くと、実に音が良い。クラシック的な硬い音が気持ちよいし、美しい。 ESPのExplosionsが良かったので、同時代のアルバムを入手した。 同時…

高柳昌行: NOT BLUES(1969) ラベル貼りを寄せ付けない強靱さ

音楽を聴くとき、スタイルやジャンルを聴くのではない。その音が創り出す色彩や匂い、音から喚起される場を感じているのだ。だから、フリー以前の高柳昌行を聴いていても、彼の音楽が持つ生硬な迫力、のようなものに魅了される。1960年代後半の新主流派的ジ…

Antonio Loureiro: Livre (2018) それは次作以降に

はじめてロウレイロを聴いて、その「良さ」に小躍りしたのは、いつ頃だったのだろうか。NRTの宣伝をみて、だったと思うが東京のライヴが最初。丁度、4年前だ。 ちょっとメーマリの甘さ、に飽きてきた頃だったので、稠密な音の組み立てや、もう少しジャズ的…

Rolf & Joachim Kühn: East Berlin 1966 (1966) 典雅な欧州ジャズ

今年の3月、はじめて行ったCAFE INCUSで聴かせて頂き、うーん、となったアルバム。要は聴いたことがないジャンルを聴いた、ということ。1960年代以前(正確には1967年以前だな)の米国以外のジャズは聴かなくてもいいかな、と思っていたが、間違いだった。 …

Bob James: Explosions (1965) 随分と時代を先取り

昨日、月光茶房に伺った折に、原田さんがかけてくださったアルバム(ぎょっとしたお客さんもおられたようで、スミマセン)。 モノラル盤の強い音圧の音が店内に響く。予想していたよりも面白い。音響的なものに耳が馴染んだからだろう。 【本日の1枚】2018.…

Schlippenbach Trio+高瀬アキ「冬の旅:日本編」 コンサートには終わりがある、そこが

うまくシュリッペンバッハ・トリオ(エヴァン・パーカー、ポール・リットン)+高瀬アキの公演@高円寺を聴くことができた。今年は下半期に入って、ライヴを聴く機会をしっかり確保できている。 シュリッペンバッハは40年近く前に、グローブユニティ・オーケ…

Gunter Hampel: Heartplants(1965) 1960年代の欧州ジャズ

先日、四谷の喫茶茶会記で聴いて、すぐ入手したレコード。店の雰囲気とややセピア色の音色が不思議に溶け込んで、実に良かった。帰宅後、すぐ入手。 同日のCAFE INCUSと月光茶房で1960年代のRolf Kuhnを聴いて痺れたりで、1960年代の欧州ジャズの魅力を知り…

Charles Mingus: Cumbia & Jazz Fusion(1976, 78) ようやくこの盤の味を

云わずとも知れたミンガスの遺作。 当時、ミンガスは幾つかの盤を聴いて、あの奇妙な味、がダメで遠ざかった。怒りの表現、とジャズ入門本に書かれていたような盤。 今は60年代の盤を中心に聴くのだけど、子供が酒肴がダメ、という類いと同じなのかもしれな…

Peter Scherer & Arto Lindsay: Pretty Ugly (1986, 88) compile and link, then start

先日のライヴ以来、リンゼイが気になって仕方がない: 全く変わらないギター。そこを起点とし、定点観測のようにその時代、その時代の空気のようなものを幾つも切り出し、コラージュしたような音。その対比が面白い。積み重なった音の破片が、ラズウェルだっ…

Evan Parker, William Parker, 土取 利行: The flow of spirit - Live concert Tokyo (2015) それ以上のコトバを必要としない

素晴らしい。それ以上のコトバを必要としない。タイトルのとおりThe flow of spirit が眼前に広がる。 ホモサピエンスの出アフリカの頃、5万年くらい前だろうか。ウィリアム・パーカーの祖先と分かれた残り2人の祖先はシナイ半島の北部へ向かった。そして…

Roy Brooks: Live At Town Hall (1974) CAFE INCUSでヤラれた盤

CAFE INCUSでヤラれた盤、即日で入手した。 そんなアルバムって、聴きはじめて1分くらいで引っ張られている。後でじっくり聴くと、がっかりすることもあるのだけど、曲の導入部の高揚感は大切だ。これもアフリカ回帰的な打楽器・ドラムソロから、先日亡くな…

Andrew Hill: Lift Every Voice (1969) 何となくライオン、ピアソン以降のブルーノートは興味を引かないが

DU新宿で買ったレコード。 2000円もしない安レコードであるが、RVG刻印。セカンドプレスで、レーベルは音符マークになる前。ライオンが去って数年後。まだ、この頃は聴かせる何か、がRVGにはある。実にゴツっと聴かせる。 こんな買い物が好きだ。 コーラスが…

John Surman: Morning Glory (1973) 荒削りな感じ、は美味しい

米盤であり、一部がカットされているので安価。音質的には米盤っぽいが、まあ満足かな。 サーマンというと、入り口がECMでのクローグやデジョネットとのデュオ。なんか重苦しい雲の空、そう今日の北陸をもっと暗くしたような印象。このアルバムでも、雲無き…

Kronos Quartet: Folk Songs (2017) 乾いた音が点景のように

Nonesuchの半額セールスで買ったレコード。ライヒのdifferent train以来、クロノスカルテットは軽くフォローしている。 このアルバムは4人のフォーク系の歌い手との共演で、B1を除き、2曲づつ唄っている。背後の弦楽は、時に古いフォーク風であり、時にアヴ…

久々の古い原盤

今日の一枚目。音は良い。 pic.twitter.com/7Xd79n8s6a— kanazawa jazz days (@kanazawa_jazz) 2018年11月11日 久々の久々の古い原盤。UA盤というと、ビル・エヴァンスのundercurrentやエリントンのmoney jungleなどがある。長く音が悪いと思っていたが、そ…

Art Ensemble Of Chicago: Live (1969) 今更ながらのAEOC初心者の疑問

出張から帰って、とりあえずレコード聴き。これは仙台で買ったもの。 1969年のパリでのライヴ。1980年に発売されている発掘盤、のようなものらしい。 録音のバランスが悪く、打楽器が全面でホーンがまともに聞こえるのは4面だけ。あとは遠くで鳴っている。…

見える音達の姿 (2018.11.8)

Celebrating the 69th Anniversary of David S. Ware’s birth today with the release of his impeccable 2010 Vision Festival concert, at which this was taken. https://t.co/NdpFFp2kBX https://t.co/1vobPQVKrX pic.twitter.com/9CPGPB4s5u— AUM Fidel…

The Golden Palominos (1983) DNAのシングル盤じゃあリンゼイが聴き足りなくて

昨夜は仙台で買ったアート・リンゼイのDNAのシングル盤を聴いた。 ギターのキレの良さが音も良く収められていて、しかし収録は極端に短いので、リンゼイやら何やら、もう少し聴きたくなった。 もう寝なきゃ pic.twitter.com/fvT2RxOet8— kanazawa jazz days …

今日届いたレコード(ECM最難関ほか)

今日届いたレコード3枚。上2枚はECM。ECMのレコードは残りが6枚となった。ただし最近の新しいもので未発注は数枚ある。メンコ集めみたいなもの。 ゆっくり集めていたが、数年でここまできた。上左のレコード(日本でのみ発売の最難関)を除き、大半は1000…

Ramuntcho Matta: Écoute... (1987)  ドン・チェリーとの関係

昨日、仙台のレコード屋、と云うには驚きの空間STORE 15NOVでかかっていたレコード: 空間音、ヴォイス、そんなものが楽しく、また店の空間に良く馴染んだ乾いた音がコロコロしていた。フランスのラムンショー・マッタという奏者でありプロデューサー。今も…

Jack Wilkins: Opal / Captain Blued (1983) 密かに愛聴してもいいかな、という何かは

2つのアルバム。ボクの下手な写真で髪の毛の色が違って見えるが、ウィルキンスの肖像を割って、2つのアルバムにしている、凝った作りだ。 昨日の仙台のレコード屋でみかけて、何となく購入。 完璧に地味な存在なのだけど、何故かほんの少しだけ記憶の片隅…