Kanazawa Jazz Days

Kanazawa Jazz Days

ジャズを中心としたレコード/CD、登山/渓流釣り/ランニング、金沢の日々の暮らし

本のこと

調布・街の本屋

行動の備忘なので連続投稿。 三連休なのに仕事。日曜移動で祝日の朝に調布にやってきた。水木しげるとつげ義春の街なので、何となく親近感がある。 少し早かったので、街の本屋へ。真光と書いてあったので宗教系かと思ったが、違う。入ると、もう懐かしい街…

アヴァン・ミュージック・イン・ジャパン 日本の規格外音楽ディスクガイド300

昨日、DUで購入した本。 アヴァン・ミュージック・イン・ジャパン 日本の規格外音楽ディスクガイド300 作者: 小島智 出版社/メーカー: DU BOOKS 発売日: 2018/09/21 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 浅川マキ、近藤等則、橋本一子、清水靖晃な…

神長幹雄: 運命の雪稜(1999)、未完の巡礼(2018) 生からの距離、死までの距離

今月のように海外を渡り歩くと、機中での読書時間が十分とれる。それが楽しい。 -------------------------------- 今年、山と渓谷の編集長であった神長幹雄氏の新著が出た。旧著と併せ読んだ。 旧著は運命の雪稜(1999)。ヒマラヤでの遭難を中心に、その様子…

清水潔:「南京事件」を調査せよ(2015)

「南京事件」を調査せよ (文春文庫) 作者: 清水潔 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2017/12/05 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (1件) を見る 読んだ本を少しアップ。 戦後70年を越え、もはや数少ない南京攻略戦での従軍兵への聞き取りを中心にまと…

星野秋男「ヨーロッパ・ジャズ黄金時代」 1960年代が黄金時代?

ヨーロッパ・ジャズ黄金時代 作者: 星野秋男 出版社/メーカー: 青土社 発売日: 2009/10/21 メディア: 単行本 クリック: 2回 この商品を含むブログ (2件) を見る 最近まであまり聴いていなかった1960年代 の欧州ジャズのガイドブック。5年くらい前に買って、…

駒村吉重:山靴の画文ヤ・辻まことのこと(2013)過ぎって行った人

山靴の画文ヤ辻まことのこと 作者: 駒村吉重 出版社/メーカー: 山川出版社 発売日: 2013/01/01 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 21世紀の今、忘れ去られる人の筈だ。既に関東大震災から100年の時が流れようとしている。震災後の混乱のなか惨殺…

鈴木清順の孤愁、彼の話

いつだったか、あのバーの片隅に置いてあった綺麗な、和風の装丁の本が気になった。 母校の不肖の先輩でもあった彼に聞くと、嬉しそうに、というよりは得意顔で鈴木清順の、その本を教えてくれた。丁度、ツゴイネルワイゼンの撮影後の本。映画と同じ脈略がな…

湊谷夢吉の漫画(続き)

お正月前に湊谷夢吉の漫画を見て、懐かしい気持ちになった。 新刊では出ていない。旧刊もモノによっては高価。結局、そもそもの出発点である「夜行」の出版社である北冬書房版が安価で仕上がりも良好。 魔都の群盲 (湊谷夢吉劇画作品集) 作者: 湊谷夢吉 出版…

姉崎等, 片山 龍峯:クマにあったらどうするか: アイヌ民族最後の狩人 (ちくま文庫)

クマにあったらどうするか: アイヌ民族最後の狩人 姉崎等 (ちくま文庫) 作者: 姉崎等,片山龍峯 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2014/03/10 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (6件) を見る 今年の夏、手取川支流で熊と遭遇した。渓流釣りの最中で、午…

湊谷夢吉:魔都の群盲(1997、北冬書房)没後30年の漫画家

魔都の群盲 (湊谷夢吉劇画作品集) 作者: 湊谷夢吉 出版社/メーカー: 北冬書房 発売日: 1997/08 メディア: 単行本 クリック: 1回 この商品を含むブログ (1件) を見る 昔、つげ義春の新作が読みたくて、「COMICばく」を読んでいた。そのなかには、かつてのガロ…

SaravahのNana Vasconcelosが届いた

最近、Saravah本を読んだが、面白い。あの手の本がイケないのは、欲しいレコードが増えること。SaravahのヴァスコンセロスはCDで持っていたのだけど、レコードが欲しくなった。やれやれ。 仕事なんかしないで、雨の日はレコードを聴いて、本を読んでいたいの…

高橋順子「夫・車谷長吉」昭和の芸術家のこと

夫・車谷長吉 作者: 高橋順子 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2017/05/12 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (6件) を見る 随分前の出張の折、大船駅で寄った本屋で購入。車谷長吉は赤目四十八瀧心中未遂が直木賞受賞で話題になったときに読んだ。…

ちゃぷちゃぷレコード編:Free Music 1960〜80 Disk Guide Edition (2017) 網羅的なディスク・ガイド

Free Music 1960 80: Disk Guide Edition 作者: Takeo Suetomi,Yoshiaki Kinno,Koji Kawa 出版社/メーカー: Tpaf 発売日: 2017/01/11 メディア: ペーパーバック この商品を含むブログを見る 前編はフリージャズに関する記事とディスクガイドが半々だったが、…

津上俊哉:「米中経済戦争」の内実を読み解く (2017)  中国を語るという仕事は

「米中経済戦争」の内実を読み解く (PHP新書) 作者: 津上俊哉 出版社/メーカー: PHP研究所 発売日: 2017/07/15 メディア: 新書 この商品を含むブログ (1件) を見る どうも、親中とか嫌中のような視点での中国議論が多く、鼻につく。鬼畜米英のスローガンと五…

中島敦作品集(Kindle) その滋味が

『中島敦作品集・31作品⇒1冊』 作者: 中島敦 出版社/メーカー: 中島敦作品集・出版委員会 発売日: 2015/04/14 メディア: Kindle版 この商品を含むブログ (1件) を見る Kindleでフォントを拡大し読むと、老眼にも優しく、とても快適だ。数多くの著作権切れの…

Okwui Enwezor,Markus Mueller編:ECM/A Cultural Archaeology(2013) 無印良品で売っていたECM本

ECM: A Cultural Archaeology 作者: Diedrich Diederichsen,Kodwo Eshun,Renee Green,Okwui Enwezor,Markus Mueller 出版社/メーカー: Prestel Pub 発売日: 2013/01/28 メディア: ハードカバー この商品を含むブログを見る 金沢から東京に転勤したS君が、「…

Lars Muller: Sleeves of Desire (1996) 30年以上前を鳥瞰しているような、不思議な浮遊感とともに

Ecm: Sleeves of Desire : A Cover Story (Edition of Contemporary Music Sleeves of Desire : a Cover Story) 作者: Lars Muller 出版社/メーカー: Princeton Architectural Pr 発売日: 1996/07 メディア: ペーパーバック クリック: 1回 この商品を含むブ…

ちゃぷちゃぷレコード編:Free Music 1960〜80 (2016) 現代音楽とジャズ、そしてFree Music

Free Music 1960 80 作者: Teruto Soejima,Kazue Yokoi,Sabu Toyozumi 出版社/メーカー: Tpaf 発売日: 2016/10/05 メディア: ハードカバー この商品を含むブログを見る 今、好んで聴いている音楽、Free Music。ボクのなかで、あの音の何処に惹かれるのか、そ…

秋元雄史:おどろきの金沢(2017)まんまと釣り上げられた

おどろきの金沢 (講談社+α新書) 作者: 秋元雄史 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2017/06/21 メディア: 新書 この商品を含むブログを見る ボクは金沢に住んでいるが、金沢の人間でない。大阪からやってきた。 ココで云う金沢とは、城下のことであり、そもそ…

街場の本屋

昨日から豊橋で仕事。少し早く着いたので、昼食場所を探して歩いてみる。残念ながら、少し歩いた範囲では居酒屋の昼定食ばかりで、そそらなかった。飯屋、のようなものが期待値だったのだけど。 その代わり、ふっと入った本屋がよかった。昔ながらの本屋の匂…

白山の雪・浜松町の書店で「山と釣り」

昨日は能登の後、小松へ。夕刻のフライトで羽田に出た。雲が多く、期待していなかったのだけど、頂上付近を見ることができた。白山から別山への稜線、チブリ尾根が見える。嬉しくなった。 羽田からお茶の水に出る間、浜松町の書店に入った。山の本を眺めたか…

島尾ミホ:海辺の生と死 (1974) 先の大戦前の南島の生活

海辺の生と死 (中公文庫) 作者: 島尾ミホ 出版社/メーカー: 中央公論新社 発売日: 2013/07/23 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (6件) を見る 先の大戦前の南島の生活が、瑞々しくというより、艶めかしく記述されている。語りの強度があり、圧倒される。…

つげ義春カラー作品集・紅い花(1969)

紅い花 つげ義春カラー作品集 作者: つげ義春 出版社/メーカー: 双葉社 発売日: 2013/07/20 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (2件) を見る 今時になって、また少しづつ、つげ義春の本を読んでいる。1980年代後半から「休筆」だから、…

田中啓文: 聴いたら危険! ジャズ入門 (2012, アスキー新書) 音源評サイトを追記

田中啓文さんの音源評サイト(実にコレが面白いし、役に立つ?)をtwitterで保存したが駄目ですね。アーカイヴ的には頼りにならない。探すのに、随分と時間がかかってしまった。ということで、ここにメモを貼っておくことにする。 探すのに、随分時間がかか…

小川隆夫:スリー・ブラインド・マイスコンプリート・ディスクガイド (2017)

ボクがジャズを聴き始めた1970年代のお仕舞い、丁度、TBMの製造・販売が日本フォノグラムから行われるようになり、レコード番号に(P)が入るようになった時期。それを記念(?)した廉価盤シリーズで入手したのが最初。鈴木勲、山本剛、日野皓正のレコードを…

猟師の本:ラスト・マタギ 志田忠儀(角川書店)、ぼくは猟師になった (新潮文庫)

連続して2冊の本を読んだ。いずれも猟師の本。この冬は、猟師がやっている店で随分と獣肉を食べて、その美味しいことに刮目。いずれの本も、金沢の猟師と重なる部分もあり、面白く読むことができた。 一冊目はラスト・マタギと何だかのタイトルだけど、本の…

つげ義春全集(1993年、筑摩書房)ゐきているつげ義春

はじめて読んだのは1984年頃だったように思う。ねじ式を読んで、くらっときた。脳内記憶では、ツゴイネルワイゼンと同じようなアドレスに刻まれている。当時、網羅的に彼の作品を読むことは難しく、初期の作品は入手難の北冬書房の全集を僅かに入手して読ん…

井上雪:金沢の風習(1978)もう消えてしまった時代の匂い、見えない金沢

小松の空港で時間があったら、本の販売コーナーに行く。地元の本を手に取る。昭和53年の本が復刻されていて、頁をめくると40年近く前、ボクにとっては身近な時代の写真から、子供の頃の日本、それも地方都市での生活が浮き上がる。気持ちの中では、指呼の間…

白石勝彦:イワナの顔(1993)在来種を求めて

白石勝彦の本は面白い。最近になって復刊された「大イワナの滝壺」は、意識を山から渓に移す契機となった。山の先にある渓流の魅力。冒険的源流行の本。 大イワナの滝壺 (ヤマケイ文庫) 作者: 白石勝彦 出版社/メーカー: 山と渓谷社 発売日: 2014/04/25 メデ…

ECMのレコード紹介本(New Albums on Vinyl From Analog Masters, spring 2017)

ECMの新作もレコードで入手しようと決断。音が存外にいいのだ。 12月のはじめに、ECMのサイトで送料無料の特別セールが案内された。 サイトで購入可能な、未入手の盤3枚を注文。年末にようやく届いた。 そのなかにECMの販売中のレコード に関するパンフレッ…