Kanazawa Jazz Days

Kanazawa Jazz Days

ジャズを中心としたレコード/CD、登山/渓流釣り/ランニング、金沢の日々の暮らし

儚い話

様々な別れのカタチ

今年はそんな年だ。 夏頃に尊敬する先達が他界された。もう数年前から癌。両親より少し下の世代で戦後すぐに小学校に入るくらい、70代後半であった。だから癌の進行は、治療の甲斐もあり、極めて緩慢。最期は自宅でゆっくりと眠りに入られた。 2年前の春に…

明け方の会話

金沢に新幹線が通ってから、金沢の宿泊の予約が難しかったり、また空いていても法外な対価を求められたり、開通前にはおよそ想像ができないことが起きている。つい、このあいだまで4000円くらいで宿泊できたホテルが、20000円を超えたり、凄まじいものだ。市…

騒恵美子:ジャズ・アット・騒(2011)交叉しなかった人たちと

昨日、ディスク・ユニオンのお茶の水駅前店で、古書を購入。なんとなく気になっていた本だけど、手を出していなかった。ボクがジャズを熱心に聴きていた1979年から数年間、何故か浅川マキと阿部薫のレコードに手が出なかった。なんとなく、イカガワシイ感じ…

暗い時候・妖しい坂

少し前に書いた記事では、道迷い、のような形で感情の基部に手を差し込むような、そんな不安感を掻き立てるような狐狸、のようなものについて書いた。決して危ないような感覚はなくて、むしろ悪戯されているような感覚なのだけど、そのときの気持ちの根が切…

暗い時候・妖しい路地

金沢に来て数年、街に流れる何か、が今まで住んだ土地と随分と違うことに驚き、歩き回っていた。ことに早々に暗闇がやってくる秋のお仕舞いかたから冬にかけて、そんな暗い時候に、妖しい路地のような場所に出会うこともあり、少しだけ変な体験をしたりもし…

雨の朝

新しい職場で仕事をすることになり、電車に乗る。すでに始業時間に間に合わないことが分かっていて焦る、が仕方がない。満員の福知山線で北上する。幸い座ることができて、居眠りをしていた。武田尾のトンネルを過ぎて、目覚めると誰もいない。空っぽの電車…

Pierre-Laurent Aimard: Ligeti/Works for Piano (1997) 明け方にみる夢の色は

ほんとうに長い間、夢をみるという「感触」のようなものを喪失していた。ある年頃までは、現実感のある、いや現実以上に生身の自分を露出したような記憶ともに、しっかりとした夢の残滓のようなものが、明け方の枕の横に転がっていたと思う。 だから、ある時…

曖昧な朝を過ごす

眠っていた。深い眠りで、闇の底に居たような感覚。唐突に目覚めたら明るい。晴天、朝9時。10時から会議なのでほっとした。 と思う間もなく、すっと足下が抜けるような感覚があって、もう一度、目覚めた。真っ暗。さっきは夢の中で目覚めたことに気がついた…

Robert Aitken:武満徹/そして、それが風であることを知った 他 (2001)  まだ見ぬ夢の残滓

先日、NMLでふと聴いて気に入ったアルバムが、この室内楽集。フルートや打楽器やハープ。編成を斜め読みすると、ちょっと面倒な感じで手にしないのだけど、ネットのうえだから気軽に聴いてみる。むしろ器楽曲に近い、やはり静寂を音にしたような世界に魅了さ…

Bangkok/Fukuoka夜行便:あさきゆめみし ゑひもせす

仕事で出かけたバンコクなのだけど、とても限られた予算のなかでの活動なので、今回は自費で出かけた。以前から、そんなことは良くあるのだけど、それも航空券をマイルで手にできる利便性故のこと。今回、急遽決めたタイ側との打ち合わせだったこと、日本の…

月下の櫻坂をあるいたあと、明け方にみた夢

映画を少したくさんみて、満ちた月のもとで櫻坂を散歩をすると、淡い夢のお裾分けのようなものを頂戴できるのかな、と思っている。そんな訳で、ここのところ櫻坂フェチのような気分に浸って過ごしている。金澤の早春。

妙高:夢から覚めると東の空に漂う下弦の月

愉快な若い仲間達と一緒に妙高へ出かけた。呑んだあと、ボクは早々に眠った。