Kanazawa Jazz Days

Kanazawa Jazz Days

ジャズを中心としたレコード/CD、登山/渓流釣り/ランニング、金沢の日々の暮らし

Evan Parker, Matthew Shipp: Abbey Road Duos (2006) 二つの異なる味

マシュー・シップはジョン・ブッチャーとの演奏がとても素晴らしく、気になっている。最近まで聴かなかった奏者だけど。 ジャズ的な音であり、また響きの美しさ、で群を抜く。ボクの頭のなかで、先日逝去されたムハール・リチャード・エイブラムスと同じアド…

11月の冷たい雨

低気圧に覆われる。気温が零度近くまで急降下する。強い雨が断続的に振る。 夜明け頃、窓の外が明るいことに気がついた。雲が途切れたようだ。 束の間の光り、を眺めていた。 犀奥の邦楽。高三郎が淡く浮かぶ。 大門も雲の向こうに 厚い雲の切れ目から奥獅子…

Arturo Benedetti Michelangeli: Live in Tokyo 1973 究極的な音響の美しさ

ここ暫く、クルマのなかでは、これを聴いていた。最近はFree Music、南米音楽、ECM、そのどれをとっても「音響的な美しさ」に浸ろう、としているように思える。その感覚を究極的に満たす音は、これじゃないか、と思い立ったのだ。 特に2枚目のCDに収録され…

Naná Vasconcelos: Africadeus (1973) フランス制作のレコードの中に行儀良く

先般、入手したSaravahのアルバム。1973年の録音なので、こちらのほうが先に出ている。1975年のセカンド・プレスでジャケットが異なる。RCAから出されているSaravah盤。音質は先日のアルバム同様、満足がいくものだ。 奏者はナナ・ヴァスコンセロスのソロ。…

Gjertrud Lunde@もっきりや 21世紀の今の音、そのもの

平賀さんに誘われ出かけたのだけど、まさかの素晴らしさ。K君も来ていて、「ピアニストはECMのBlack IceのWolfert Brederodeですよ」 って云われても、最近は奏者の名前がさっと入らない。ヴァスコンセロスなんてスペルも書けるのに。加齢。 北欧の歌い手に…

雪が里へ降りるのは

10月のお仕舞いに、白山の冠雪が伝えられた。 今週に入って、昼間暗く、荒れた天気が断続的に続いた。昨夜は大荒れ。夜明け前に大きな雷鳴とともに、窓を打つ雨、時折、霰で眼が覚めた。 夕刻になって、ようやく雲が流れた。そして金沢の外縁を縁取る山々が…

目まぐるしく変わる空

今日は検診で病院へ。歩く道すがら、空を眺めていた。時々刻々、蒼天から雨天まで忙しく変化する。雷まで鳴った。週末には雪が降るという。もう冬だ。

Naná Vasconcelos, Nelson Angelo, Novelli (1975) サハラ以南のアフリカの匂い

ボクの世代のジャズ・ファンの多くが(多分)そうであるように、パット・メセニー・グループ(PMG)での存在感で、ナナ・ヴァスコンセロスを知った。1980年代の中頃から1990年頃じゃないだろうか。ウェイン・ショーターのを通じ、ミルトン・ナシメントを知った…

SaravahのNana Vasconcelosが届いた

最近、Saravah本を読んだが、面白い。あの手の本がイケないのは、欲しいレコードが増えること。SaravahのヴァスコンセロスはCDで持っていたのだけど、レコードが欲しくなった。やれやれ。 仕事なんかしないで、雨の日はレコードを聴いて、本を読んでいたいの…

山中一毅カルテット@もっきりや

昨夜はYさんの誘いで、もっきりやへ。ドラムの大村さんが注目、だそうだ。 最初、ジョー・ヘンダーソン、サム・リヴァースの曲ではじまった。所謂新主流派的な選曲なのだけど、攻撃的ではなく、ゲッツのsweet rainに近いような、少し力が抜けたようなサック…

広島駅・郵便局裏:当力(ホルモンてんぷら)、Sunny Day Beer 広島の新天地か?

土曜の夜は広島。3月以来。 杜氏のIさんから広島駅・郵便局裏の呑み屋街を教えてもらった。なかなかツボで、金沢・新天地の親戚みたいな場所。昔、青線だったのかな、って作り。 そんな路地の一角にある「ホルモンてんぷら」の当力へ。これもIさんの推奨。 …

広島・Groovin' :気持ちがすっと入るレコード店

先週の名古屋に続き、週末の出張。なかなか辛い。 そんな訳で早速、広島駅近くのレコード屋へ。 なかなか良いレコード屋、気持ちがすっと入る、と云おうか。地方に出かけると、大概レコード屋に行くのだけど、今までで品揃えが最大級であることが決め手、で…

秋もお仕舞い

11月の金沢は曇りがちで、そのうちに昼間から雷が鳴り出す。霰も降り出す。そんな日々だ。 昨日はすかっとした晴天で、紅葉が実に映える空だった。職場の周辺を歩いていたら、なんか底が抜けるようにすかっとした気持ちになった。忙しくて、少し気持ちが荒れ…

清水靖晃: Get You! (1978) 1970年代後半の懐かしい音

清水靖晃は硬質なテナーの鳴りが好きで、昔、日野元彦の流氷なんか良く聴いていた。1980年代に入ってからのアルバムのエキゾティズムも好きで、何となく関心を維持したまま40年近く経っている。 という訳で、ぼちぼちとアルバムも入手している。これは和製ス…

Theo Bleckmann, Ben Monder: At Night (2007) 不思議なノスタルジーに満ちた

最近になって知ったテオ・ブレックマン。ちょとずつ聴いている。これは10年くらい前のアルバムで、ベン・モンダーとのもの。もう1人、武石聡が加わっている。 ECMのアルバムではないのだけど、ECM的な音響空間。ベン・モンダーは昔のクロンビーのような感じ…

今季はじめての香箱蟹を(金沢・泉ヶ丘 La Vita)

多忙だ。明日からの土日も業務出張。やれやれ。 忙中閑ありということにして、昨日は1年ぶりに中森さんの泉ヶ丘 La Vitaへ。移転してから2回目。前回同様、美味しい皿の連続。ワインを随分呑んでしまった。 今週の月曜から漁が解禁となって、火曜日から出…

Ran Blake: Rapport (1978) ブレイクと各奏者のひそひそ話しのような

名古屋のバナナ・レコードでの購入レコード。400円の典型的な安レコードで、日本盤。これがよかった! このレコードの日本盤が発売されたのが1979年(今の惨状からすると信じられない)。丁度ジャズを聴き始めた年。スイング・ジャーナルを隅から隅まで読む…

Marion Brown: Porto Novo(1967) Aristaの再発シリーズのカット盤(懐かしい)

1967年のFreedom盤。これを1970年代後半にAristaが再発。ボクがFree Jazzを聴きはじめた頃、このAristaのシリーズは売れなかったためかカット盤が安価に流通していた。当時、お世話になった。今、creditを見るとマイケル・カスクーナが再発のプロデュース。…

晩秋の白兀山へ:午後からの山登りは

週末、名古屋で仕事。日曜日に金沢へ帰る。折角の晴天、連休が台無し。例年ならば、チブリ尾根で遊んでいるタイミング。とても残念。 昼前に自宅に戻り、それでも悔しいので、午後から手軽な白兀山へ出かけることに。山麓の紅葉、頂上からの北アルプスの眺望…

白兀山:午後の斜光のなかに浮かぶ峰

白山 剱から立山 白馬 薬師

金沢・11月5日・黄昏時

名古屋・栄:バナナレコード・ジャズ シンジケート 20%引きセール

名古屋への出張。少し覗いた。なんと20%引きのセール。でも今回は控えめ。 グラシャン・モンカーIIIはリバティ盤でRVG刻印あり。このあたりはRVG刻印が2000円代なので、お買い得感がある。久々のBN購入。ガトーはFlying Dutchmanの4枚目。全部で5枚あるらし…

名古屋・栄・11月4日正午

Louis Hayes, Junior Cook Quartet: Ichi-Ban (1976) ルイス・ヘイズ/ジュニア・クックの双頭バンドだった

これは蘭Timeless(好きなレーベルだ)からの、ウッディ・ショウを含むルイス・ヘイズ・グループのレコード。CDでは2000年以降、1976年と1977年のライヴが発売されているが、長らく、このグループのアルバムとしては、コレしかなかった訳だ。勿論、ショウ目当…

11月1日・新宿・駿河台・神保町・清水坂

タダノキロクデス 新宿 11:50 新宿 12:10 新宿 14:00 駿河台 14:15 駿河台 14:30 神保町 15:40 神保町 15:55 清水坂 21:50 清水坂 24:40

駆け足の猟盤(新宿DUからお茶の水Jazz Tokyo)

会議のはじまりが遅めだったので、早く金沢を出て。駆け足で新宿からお茶の水へ。今回は久しぶりだったので、気がおもむくままに安いレコードばかり。平均1100円。一番高価なもので1800円。安価なものは500円である。 まずオーネット関係。今更の感はあるが…

夜の21世紀美術館

もっきりやへのライヴの途上、21世紀美術館を通る。 夜、じっと眺めていると、ふわっと飛び上がりそうに見えるのは、気のせいだろうか。 いや、見ている自分が浮かんでいるような錯覚に陥る、ような。 少し異なった時間や空間が、流体が如く流れている。

Franklin Kiermyer, Pharoah Sanders: Solomon's Daughter (1994) 直球で勝負する様子、真っ向から挑む様子

10年前にシカゴで入手したCD。何故かファラオが充実していた記憶がある。ファラオがリーダではなく客演盤を2枚、フランクリン・キアマイヤ盤(コレ)とアレックス・ブレイク盤を入手。 アレックス・ブレイク盤はテレサでの吹き込みの雰囲気に近く、豪放なフ…

モノクロームの記憶

大日岳から立山・室堂へ:下りのない登山 (DAY2-3:雷鳥平から室堂まで) 

晴天のなか稜線を進み、昼頃には雷鳥平へ。天が広々として、まさに天蓋の下に居るようだ。随分前にマウナ・ケアに登ったとき(2007年に天文台を見学)、非現実的な宇宙に連接したような空の蒼に驚いたが、ほんの少しだけそんな気分。 そのうちに午後の雲が沸…