Kanazawa Jazz Days

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Kanazawa Jazz Days

ジャズを中心としたレコード/CD、登山/渓流釣り/ランニング、金沢の日々の暮らし

両国RRR:今井和雄/the seasons ill発売記念 アルバム未使用音源を大音量で聴くイベント

今井和雄の最新作the seasons illが出た後、幾つものサイトで激賞されている。 早速入手して聴いてみたが、凄いと思いながらも、なんかピンとこない部分がある。実は先日書いたとおり、improvised music寄りのギターに快感を感じるような脳内回廊ができてい…

ディスクユニオンJazz Tokyo: まあ結局

実に久しぶりのレコード屋。今日の予定が全部トンだので、午前中は仕事。それから出かけた。まあ結局、そんな時間の使い方しかできない。店内は人が少なく、またレコードも少なく、寂しい感じだった。買い物はまあまあかなあ。 これらは古いプレスのレコード…

東京・湯島「LeKURO」土地の空気に良く馴染んだ店はいいなあ、と

いろいろな経緯があって、東京へ。いつものように湯島に投宿。湯島天神の祭礼の夜で、神輿が遠目で揺れていた。風情があるなあ。 そもそも1981年にレコードを買いに来たのは御茶ノ水で(当時、マレイとかシャノン・ジャクソンをまとめ買い)、以降、このあた…

黎明の頃

黎明の頃に目覚めた。薄らと晴れている。遠くに浮かぶ犀奥の峰の残雪も消えかかっている。 夜半過ぎに降ったらしい雨で、窓が濡れている。仕事の前に沢を歩きたくなった。 5月の晴天続きで、沢の流量は減っていて、澱のようなものが川の底石に纏わり付いて…

Elliott Sharp, Mary Halvorson, Marc Ribot: Err Guitar (2016) 脳内回廊の皮膜

ボクはギターに好ましくない先入観のような偏見が(かつて)あった。そんな話を大学の同級生、といっても試験のときにしか見なかった軽音所属のM君、にすると、最初に聴かせてくれたのはジム・ホールのベルリン。それで偏見はするっと無くなったが、あまり聴…

Andrew Hill: Time Lines (2005) 「本当のブルーノート」のreissueじゃなくて、素晴らしい最後のアルバム

よろすず氏のtweetで気がついたアルバム: Andrew Hill - "Time Lines" https://t.co/QuGny5OiSC — よろすず (@yorosz) 2017年5月10日 Blue Noteに多くのアルバムがあるヒルだけど、これは世を去る前の最後のリーダ作。2005年の吹き込みで、「本当のブルーノ…

つげ義春カラー作品集・紅い花(1969)

紅い花 つげ義春カラー作品集 作者: つげ義春 出版社/メーカー: 双葉社 発売日: 2013/07/20 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (2件) を見る 今時になって、また少しづつ、つげ義春の本を読んでいる。1980年代後半から「休筆」だから、…

吉田美奈子、森俊之、井上陽介@もっきりや

もっきりやで、吉田美奈子のライヴに行ったのは2回目。やはり、もっきりやの平均客数(?)の4倍くらいの混み具合。違う店、みたい。 ライヴで聴く井上陽介のベースがとてもグルーヴする感じが良かった(渡辺香津美のとき)ので、行くことにした。勿論、期…

cowry coffeeの朝

Thelonious Monk Plays Duke Ellington (1955) RVGの刻印

このアルバムでは、Blue Noteでのデフォルメしたような、かなり味付けの濃い録音ではなく、ビル・エヴァンスのアルバムと同じように、比較的、透明度が良好な、バランスの良い録音。あからさまなイコライズはされていなくて、ピアノも自然に響いている。モン…

macOS Sierra (10.12.4)上でのAudirvana Plus 3のDirect mode動作(その後、クリーンインストール、備忘録)

その後、シャットダウンできない、曲を再生しない、iTunesとAudirvana plusの同期が不安定などなど、音楽を聴く気が失せるほど。 そもそも、使っているMACminiは2010年midの機種でOSX10.6.3 (Snow Leopard)。思えば遠くへ来たものだ。メモリは8GB。それから…

Cecil McBee: Mutima (1974) マクビーを聴け、という自作自演の楽しいアルバム

いつだったかレコード屋で見かけて購入した一枚。何となく米盤が欲しい一枚だけど、安価だったので日本盤で。まあ、いいかな、とも思う。こんなアルバムまで日本盤でフォローされていた時代が、今となっては懐かしい。 「ロフト・ジャズ運動(?)」の後、India…

自転車通勤の朝、国津神の大地に

天候が良いので自転車通勤が気持ちよい。金沢郊外の農村地帯にある集落の路地を走り抜ける。とは云え、田畑は殆ど宅地開発されているのだけど。 集落内にある小さな神社。前から近くを通っていたのだけど、気にしたことがなかった。今朝、ゆっくり見ると八坂…

源流へ

家から見える加越国境の山嶺、もう白いものが随分と少なくなってきた。源流の時候が迫ってきている。水温も上がっただろう、とか、いろいろ考え出すと堪らなく源流へ行きたくなる。Tさんを誘って(お願いして)、源流へ向かった。体力勝負の日帰り釣行。 朝…

(TBM25) 和田直: Blues World (1974) 植松孝夫のテナー

TBMは気になるレーベルだったので、レコード屋の店頭で値頃なものを見つけたら、適当に買うような集め方。沢山はないけど、少なくはない、手元にあるのは。そんな買い方の弊はレコード一枚一枚への思いが薄いので、ある枚数限度を超えると、二枚目を買っう羽…

Alexandra Grimal: Andromeda (2011) 菊地雅章の「音」の断片

Bandcampでタマタマ見つけてダウンロードしたアルバム。昨年から聴いている様々なアルバムのなかで、かなりストライクのアルバム、といってもエジプト出身のアレクサンドラ・グリマル女史のサックスではなく、トッド・ニューフィールドのギター、トーマス・…

Peter Evans: Ghosts (2011) 惰性のもとにある意識を振り落とす

このアルバムがbandcampにアップされた。非圧縮の美しい音で楽しむことができる。改めて聴いているが、実に素晴らしいアルバム。伝統的なジャズのビートで聴き手を油断させるが、はっと気がつくと、そのような惰性のもとにある意識を振り落とすような逸脱、…

(TBM12) 和田直: Coco's Blues (1972) 「ありそうでない」部分が実に美味しい

下記記事を読んでから欲しかったレコード。そんなに珍しい盤でもないのだけど、値頃なものを待っていた。 上記記事のルネ氏の云う日本のジャズへの感情、それと正反対、ということではなくて、日本人だから感じでしまう距離感、に対する嗜好の違いだと思う。…

台湾に行く前に届いていたレコード

リトアニアのディーラーから届いていた。 阿部薫・豊住芳三郎: Ocerhang party (QBIC): ALMのものと同じタイトルだけど、音源は違う。騒でのライヴだから、カセット・テープ音源。あまりレコードで聴く意味はないかも。音質はそんなに悪くないが。 Evan Park…

今日届いたレコード(日本のジャズ)

随分、レコード屋には行っていない。通販主体。これらは、国内のディーラーから通販で購入したもの。たまたまだけど日本のジャズばかり。しかも1枚除いてTBM。 吉沢元治:Inland Fish (Trio)ジョージ大塚:In concert (TBM)和田直:Coco's Blues (TBM)金井…

Matt Mitchell: Førage (2017) 柔らかな感じで、音の総体が揺らいでいるような

いわゆるフリーミュージックって、音響が楽しい、と気づかせてくれたのはEvan Pakerのソロを生で聴いた体験。そうすると、モンクなんかもその流れの中で、頭の中で再コンパイルされた感覚がある。そんなフリーミュージックの脳内認知にあたって、クラシック…

Andrew Hill: Black Fire (1963) 良質なジャズアルバムとして捉えきれない感覚

このレコードはジャズを聴きはじめて1年くらいで購入。10代のお仕舞い。当時のキング盤。いわいる名盤だったから。その後、RVG刻印のあるリバティ盤、そしてこのNY盤、合計3枚持っている。「ブルーノートの音」に惹かれた時期があって、いや今も決して嫌い…

沖至, 井野信義, 崔善培: Kami Fusen (1996) 豊かに響くベース、豊かに響くトランペット

台湾に行く前にリトアニアのNoBusiness Recordsから届いたレコード。送料を考慮しても、販売店から購入するより安価。楽器の音響的な豊かさを楽しむ、という観点で、レコードが欲しい自分がいる。 20年前のライヴが今になってレコード化されている。トランペ…

明け方の会話

金沢に新幹線が通ってから、金沢の宿泊の予約が難しかったり、また空いていても法外な対価を求められたり、開通前にはおよそ想像ができないことが起きている。つい、このあいだまで4000円くらいで宿泊できたホテルが、20000円を超えたり、凄まじいものだ。市…

大きな川の支流へ

台湾から帰って、早々に沢へ。金沢近郊の小さな川にも少し飽きたような感覚があるので、大きな川の支流へ。水温は少し低く、水に入ると冷たい。それでも、何本か上げることができて、気持ちよかった。堰堤が多すぎたなあ。 下は33cm。

Peter Evans: Beyond Civilized And Primitive (2010) アヴァンギャルドの音を聴く醍醐味

今日届いたレコード。以前聴いたLifebloodと同じく、ピーター・エヴァンスのトランペット・ソロ。 やはり凄まじい。まさにエヴァン・パーカーのトランペット版で、息継ぎなく延々吹き続け、そのなかで幾つかの音が並行に流れていく。そのような極北を指向す…

Andrew Hill: The solo (2004) ヒルの映像

台北から帰ってきたらDVDが届いていた。早速、聴く。最晩年の演奏だけど、衰えはない。実に美しい音だ。実は、というか、やはり映像はなくてもいいなあ。CDで十分だと思う。 [2017-05-12記事] ヒルの映像 ザ・ソロ [DVD] 出版社/メーカー: ヤマハミュージッ…

台北:The oasis tavern もう一人の陳さん

Tua caltureの後、何となく余韻が良かったので、気持ち良い夜風に吹かれながらバーを探す。一軒目に入ったカフェは大入り満員で、注文しても中々出てこない。酒が出ないうちに食べ物を聞きに来たので、キレて出た。あかん。 2軒めのここは、カウンター主体…

台北・Tua culture:美味三昧

台湾には仕事で行ったので、OFFは最終日の夜。陳さんの店に出かけた。仕事で一緒になった4人で出かけた。仕事以外では全く出歩かなかった。疲れていたこともあるし、仕事で泊まったホテルの周辺に何もなかった、こともある。だから、これが唯一つのOFF。で…

朝6時、台北火車駅

午前の早いフライトで小松へ。雨の中、タクシーでMRTの駅に向かう。 短い滞在だったけど、楽しかった。ありがとう、ふたりの陳さん。

台北の夜

昨夜は仕事の流れで会食。実に沢山の料理で驚いた。湯(スープ)が薬膳のようで美味しかった。しばらく何も食べられない。観光は一切なし。

田中啓文: 聴いたら危険! ジャズ入門 (2012, アスキー新書) 音源評サイトを追記

田中啓文さんの音源評サイト(実にコレが面白いし、役に立つ?)をtwitterで保存したが駄目ですね。アーカイヴ的には頼りにならない。探すのに、随分と時間がかかってしまった。ということで、ここにメモを貼っておくことにする。 探すのに、随分時間がかか…

Coletivo Samba Noir: Samba Noir(2015) リンゼイとかジスモンチ

台北の朝、仕事をしながら聴いている。出張中はapple music。リンゼイとかジスモンチがゲスト、というアルバム。乾いた感じ、と、南米音楽固有の肌触り、が気持ち良い。カッコいいなあ。

台北へ

仕事で台北に。何年ぶりだろうか。懐かしい。小松空港から桃園空港への直通便にも驚いたが、桃園空港から台北駅までのMRTにも驚いた。door to doorの時間が劇的に短縮されている。 30℃を超える熱気に少々酔ってしまった、ように感じる。

小川隆夫:スリー・ブラインド・マイスコンプリート・ディスクガイド (2017)

ボクがジャズを聴き始めた1970年代のお仕舞い、丁度、TBMの製造・販売が日本フォノグラムから行われるようになり、レコード番号に(P)が入るようになった時期。それを記念(?)した廉価盤シリーズで入手したのが最初。鈴木勲、山本剛、日野皓正のレコードを…

リトアニアから届いたレコード

昨夜、帰宅したらリトアニアのNoBusiness recordからレコードが届いていた。何故か、沖至や豊住芳三郎のレコードが最近出た。あとピーター・エヴァンスのもの。間違いなく、国内販売店で購入するより安価。 聴く前に暫く出張に出かけないとイケない、のが辛…

Drew Gress: The Irrational Numbers (2006) トーンのプロデュース、バーンとティボーン参加アルバムシリーズ(?)

ディヴィッド・トーンのプロデュース、ティム・バーンとクレイグ・ティボーン参加アルバムシリーズ(?)。ジャケットのデザインに統一感はあるが、このアルバムではアンビエントな感触が減って、その分、ジャズ的な感触が増している。その分、どきっとする…

小さな源流域へ

5/7は朝から小さな源流域へ。直前まで4/30の場所と迷ったが、迷った時は危なくないほうへ。その代わり谷を長く遡行することに。源頭部に近いあたりまで詰めてみた。まだヤブが少ない時期なので快適。連休中、かなり釣られたに違いないのだけど、昨日の雨であ…

上流域へ

5/5は上流域へ。イワナ、ヤマメの混住域。経験的にはイワナ優勢。 しかし今回はヤマメ優勢で首をひねる。イワナは1本だけだった。

源流を遡行

4/30にTさんと源流へ。4:30集合で自転車と徒歩。水量やや多く、なかなか戦意高揚せず、枝沢で遊んでみる。出合いのポイントでTさん28cm。谷を上がるが、釣られていて、小さいのだけ。 水量多いが、まあ徒渉OKと判断し、上流へ。途中からぽつぽつ良形が釣れは…

Thelonious Monk: Les Liaisons Dangereuses 1960 (1959) 今年のRecord Store Day

今年のRecord Store Dayでの買い物。バンコク滞在中に、売り出し日であることを思い出し、慌てて(絶対レコード屋に出かける)S君・Nちゃんに購入を頼んだ。高価で重たいモノを有難う。 これは1960年のフランス映画「危険な関係」用にスタディオで吹き込まれ…

Craig Taborn: Highsmith(2017) ピアノの音空間を拡張するエレクトロニクスの鋭さ

クレイグ・ティボーンとイクエ・モリのデュオ。ブログの記事で発売を知った。 普通、販売開始直後のCDは買わない。高価だから。しかし、これは我慢ができなかった。坂田明のLPレコードと一緒に注文した。 クレイグ・ティボーンのアコウスティック・ピアノと…

坂田明: Semikujira (2015) 昔のアルバムに近い印象

これも坂田明の近作。レコード。「例の」ヴォイスも入っているが、まあ要らないかなあ(笑)。ベース、ドラムとのトリオ。坂田明がブロウし続けるあたりが圧巻ではあるが、やや一本調子。ドラムが引っ込んでいて、録音がもの足りない。平家物語での変化に富…

筍を喰らう

金沢郊外の村落の私邸での宴へ。垂れ桜(来歴が凄い)、が生けてあるもと。仲の良い数人で夜が更けるまで、筍と酒。深く酔った。年代物の什器で頂く、酔狂な会だった。このような土地の深さ、を知った。同時に、主人が職場の近い同僚の縁戚としって、土地の…

大嵐山(1204m)と水芭蕉

典型的な「ズル登山」。林道で900mまで行ける。駐車場も大きい。1時間もかからず頂上まで。それなのに残雪の感触を楽しめ、白山の眺望も楽しめ、水芭蕉の群生地も楽しめる。山靴よりは長靴が好適なルートなのだけど。存外に楽しかった。植林の針葉樹が目立…

金沢生活のQOL

GWに金沢に帰ってきたS君と一献。Nちゃんには、Record Store Dayでモンクのアルバムを立て替えて購入、金沢までハンドキャリーしてもらったので(高くて重い)、利子代わりに、良形のイワナ持参。 S君実家からの、山菜も実に美味しく、海山の「価格がないも…

坂田明: The Tale Of The Heike (2011,12) 管の音色が昔より深まり、味わい深い

坂田明の語りは「際物」だと思っている。山下洋輔の「寿限無」の田中角栄のモノマネには参った。面白くない、のである。仲間内の宴会芸を見せられた、後味の悪さが残った。 しかし、ジム・オルークとのセッションの格好よさ、は只事でなく30年以上ぶりに聴く…

坂田明、ジム・オルークが金沢に!(6/24 備忘!)

坂田明の近作がレコードで出ている。気になっていたので入手した。 1970年代のアルバムでの演奏は山下洋輔トリオからの切り出し、の雰囲気で、スピード感一点張りでいささか変化に乏しい印象がある。 1980年代のものは入手したが、まだ聴いていない。宴会芸…

Cecil McBee: Flying Out (1982) ジャズ弦楽三重奏的な

好きな時代の好きなレーベルのジャズ。1980年前後、そしてIndia Navigatonとくれば、好物。しかし、当時はこのレコードの存在は知らなかった。こんな色合いのアルバムって、ちょっとIndia Navigatonぽくない。だから気がつかなかった、のか。 マクビー中心に…

Oliver Nelson, 原信夫&Sharps & Flats: – 3-2-1-0 (1969) 1960年代の思い出(菊地雅章関連アルバムだけど)

ボクの子供時代、1960年代は高度経済成長の時期と云われるが、同時に戦後の外貨統制が次第に緩くなっていく時期でもある。1960年代後半には、ほぼ貿易の自由化は行われ、海外旅行の自由化も行われた。都市近郊の農地が宅地化するとともに、富裕農家が出現し…